2022/11/30(水)第9週「私らはチームや」
あらすじ
ある日、悠人がカフェ「ノーサイド」に姿をあらわし、勤めていた会社を辞めて個人投資家になったことを久留美に打ち明けました。久留美はすぐに、悠人が投資家になったという話を舞に知らせました。
舞はさっそく悠人に電話をしました。そして両親に何も言わずに会社を辞めた悠人を、舞は問い詰めました。しかし、パイロットになるための訓練は順調に進んでいるのかと悠人から尋ねられた舞は、言葉に詰まってしまいました。
舞たちが挑んでいるフライト訓練は日に日に難しさを増していました。そのころ、着陸が上手にできないことが舞の一番の課題でした。そして最難関の中間審査の日が迫る中、舞は焦りを募らせていました。
着陸がどうしてもうまく出来ず、元気のない舞のことを心配する柏木は、舞に声をかけました。食事の後に部屋を来い。舞の課題の解決につきあってやると。その日の夜、柏木のアドバイスを受けながら、舞は自分の着陸の問題点と向き合いました。
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感想
悠人くん
久しぶりの悠人くんの登場。
あやしさに磨きがかかっていました。(笑)
さて、悠人くんは前週は「金色の奇妙な人形」を通して、その存在が間接的にドラマの中に登場しました。
悠人くんは次週も登場します。
悠人くんの出番が少しづつ増えているので、そろそろ悠人くんのストーリーが本格稼働するのかもしれません。
今週は2007年が舞台。
悠人くんが大きな影響を被ることが予想される2008年は翌年です。
中澤くん
今回、舞ちゃんも元気がなかったですが、それ以上に中澤くんの落ち込み方がひどい。
倫子ちゃんの操縦する飛行機で酔いがひどいのか(笑)、それとも飛行の課題がなかなか解決されずに焦っているのか。
中澤くんにはもう一つ課題があります。
次週、中澤くんは奥さまから離婚届を送りつけられてしまいます。
ということは、今の段階では中澤くんと奥さまの関係はかなり悪化していることが考えられます。
奥さまとの関係悪化のストレスも、中澤くんが落ち込む原因の一つなのかな?
食事がのどを通らないほど激しく落ち込む中澤くんが心配です。
吉田くん
前回の最後の場面は、夜おそい時間に舞ちゃんと吉田くんが話し込み、そんな二人の様子が気になるらしい柏木くんの図。
その場面の回収なのでしょうか。
柏木くんが練習につきあってやると舞ちゃんに声をかけたその瞬間、もっとも反応したのは吉田くんでした。
ところで次週のサブタイトルは「別れと初恋」。
「初恋」とは舞ちゃんの「初恋」。
そして舞ちゃんの「初恋」の相手は柏木くんと思われますが、そこに吉田くんという想定外のキャラが食い込んでくるのかな?
男子学生の中で目立たない存在だった吉田くんが、気になる存在になりはじめました。
柏木くん
夜おそい時間に舞ちゃんと吉田くんが話し込む姿を目撃したことで、柏木くんの中でスイッチが入ってしまったのでしょうか。
柏木くんがついに舞ちゃんとの距離を縮めはじめました。
この展開は事前に知ってはいたものの、二つの点がブログ主は意外でした。
一つ目、口ごもるようなこともなく、普通に舞ちゃんに声をかけたこと。
二つ目、仲間たちが顔を揃えているところで、普通に舞ちゃんに声をかけたこと。
空気の読めない柏木くんなので違和感はなかったものの、彼女いない歴推定0年の柏木くんとしては、かなり大胆な行動だと思いました。
予習レビュー
東京大学に在学中、就職した会社は三年で辞めて個人投資家になると両親に宣言していた悠人くん。
その宣言をついに実行に移しました。
ところで今週は平成19年(2007年)です。
リーマンショックの前年です。
そんなタイミングで、浩太さんは数億円の融資を銀行から受け、悠人くんもまたリーマンショックの影響を受けそうな個人投資家の道へ。
舞ちゃんのお父ちゃんとお兄ちゃんが、落とし穴に向かって歩き続けているようで心配です。
一方、訓練は順調なのかと悠人くんから尋ねられた舞ちゃんは、その問いかけに答えることができません。
訓練は順調の正反対の状況なのでしょう。
そんな中、あの柏木くんが舞ちゃんのトレーニングに付き合ってくれることに。
初対面の感じの悪さからは想像もつかないような柏木くんの変わりっぷりですが、朝ドラの定番の展開とも言えます。
そして、この柏木くんの変化は次週へのフラグかと思われます。
次週のサブタイトルは「別れと初恋」です。
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大河内「沈みに応じて返せ」舞「“沈み”が分かりません」
人間、分からない事を「分からない」と正直に言うのは実はなかなか出来ない(≒勇気が要る)事かと、人生数十年間生きて来た経験から思っています。
知ったかぶりをせず、分からない事は分からないと正直に言えた舞に対して柏木はリスペクトを感じたのかな?と思いながらこの場面を見ていました。
リスペクト⇒ 恋愛に転じる事は決して珍しくないですが、柏木の場合はリスペクトなのか恋愛感情なのか当の本人にも判別ついていないかもしれませんね。(^^;)
航空学校の同期達は恋愛の対象というよりはむしろ「同志」「戦友」に近い関係である方が自然かなと個人的には感じているのですが。
「最も事故を起こしやすいパイロットは、自分に自信がありすぎることだ」
これって、悠人君にも聞かせてやりたい言葉。
そう思えば、柏木君って、お兄ちゃんに似ているのかも。だから他人には
思えないとか。
柏木君がお兄ちゃんなら、吉田君が貴司君で。
前から、背筋がピンとして姿勢のいい吉川晃司さんには軍人の役を演じて欲しいと思っていました。今回は元自衛官。この次は怪獣映画で怪獣と対峙する現場の自衛隊指揮官か、昔の戦争映画「連合艦隊」をリメイクしたら、鉄仮面の仇名のあった宇垣参謀長の役(オリジナルでは高橋幸治さん)を演じて欲しいです。
お兄ちゃんと久留美ちゃんとの遭遇って、なんかのフラグですか?
お金に苦労をしている久留美ちゃんとは絶対に合わないと思うけれど。
久留美ちゃんには是非とも貴司君とくっついてほしいなとか。
柏木君に誘われた舞ちゃんを見る吉田君の表情。三角関係の勃発。
舞ちゃんのお陰で明らかに柏木君が変わった。そして今後起きる、
仲間の危機に柏木君が向かっていく前兆。
柏木「岩倉、後で部屋に来い!」
その時、吉田学生、どう思った~?
お兄ちゃんは感じ、悪!
勝手に会社を辞めちゃあ、行けないよ~。
リーマンショック直前でしたっけ?
お兄ちゃんの今後も心配だし、
ご実家の工場新設も心配だ~。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
「フライドポテトよりも。」オヤジギャグならぬおばちゃんギャグ。「俺に金預けたら。」危ない、危ない。「看護師なんてキッツイ仕事。」あからさまな職業観の違い。ハイリスクハイリターン。迫るリーマンショック。飛行訓練、思わず見入ってしまう。三点着陸は難しい。柏木君のサポート。柏木君ツンデレ感半端無い。
守「慎重になり過ぎて・・・・・・一つ一つの動作が遅い・・・・・・・・・。」
数十年前、民放の某「客室乗務員」のドラマで教官(風間杜夫)がヒロイン(堀ちえみ)を「ドジでノロマなカメさん」と言っていたのを思い出しました。
何がラジャーだ!
先週の展開がウソみたいにドラマが引き締まりましたね、「教場」のキムタク同様に吉川晃司さん出演効果なんでしょうかね?
悠人「俺に金預けてくれたら・・・・・・・倍に出来るで・・・・・・・・・。」
ちょっとヤバくなってきた・・・・・・・?