舞いあがれ!

大河内による着陸の特訓 / 舞いあがれ! 第50回

2022/12/9(金)第10週「別れと初恋」

あらすじ

舞が熱を出して寝込んでいたころ、東大阪ではめぐみが浩太に提案していました。悠人のことを信じ、応援しないかと。めぐみの提案に対して浩太は、悠人に対する本音をは口にしました。自分には、悠人の気持ちがまったくわからないのだと。

そのころ、航空学校での舞の仲間たちは、舞が熱を出して寝込んだことで訓練時間が不足していることを心配していました。そんな中、舞にアイスの差し入れがありました。一つは柏木から、もう一つは「教官」からでした。

アイスを差し入れた「教官」は大河内のことでした。大河内は自衛隊時代に自分が熱を出して寝込んだときのことを舞に語りました。そして訓練の目的を見失った舞に大河内は言いました。なぜパイロットを目指したのかを思い出せと。

ほどなくして舞は回復し、訓練に復帰することにしました。そして、訓練への復帰を柏木に告げると、柏木は意外な反応を示しました。このままでは舞はフェイルになる。舞の担当教官を変えてもらおうと。

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感想

大河内教官

大河内教官の意外な差し入れにすべてを持ってゆかれてしまいました。

舞ちゃんと倫子ちゃんの部屋のドアノブにかけられていた「教官」からのアイスの差し入れ。

大河内教官からの差し入れであってほしいと願う反面、舞ちゃんと倫子ちゃんが話し合っているように、大河内教官はあり得ないなという予想もしていました。

そして真相は・・・

差し入れの主はやっぱり大河内教官でした。

そのことがわかった瞬間、心がふるえました。

さらに大河内教官のこれまで語られなかった過去がほんの少しだけ語られました。

大河内教官が熱を出して寝込んだときの自衛隊のころの思い出を。

大河内教官がそのとき、熱を出した理由までは語られませんでした。

舞ちゃんと同じように過酷な訓練に消耗して熱を出したのか、それともただ単に風邪をひいただけだったのか。

ただし、いずれにせよ大河内教官も、人の痛みがわかる人物だということがはっきりとわかりました。

水島くんをフェイルにしたあと、物思いにふける大河内教官の後ろ姿と合わせて、大河内教官の人と成りがよくわかりました。

大河内教官がただの「鬼」ではなかったことは、舞ちゃんが一番よくわかったはず。

舞ちゃんが一番よくわかったはず、というより、舞ちゃんが一番よくわかったと信じたいです。

追伸:柏木くんの「ズレた」差し入れは論外としても、大河内教官の差し入れも「heiji」よりも「ダーゲンハッツ」グレードだと大人の心意気を感じられたかもです。

または「heiji」であれば「heiji 辻利」とか・・・

柏木くんと舞ちゃんのギャップ

大河内教官の意外な一面が描かれ、大河内教官がただの「鬼」ではないことを舞ちゃんが察した直後。

柏木くんが教官の変更を舞ちゃんに提案しました。

柏木くんが教官の変更を舞ちゃんに提案するのは次週の冒頭と予想していましたが、まさかこのタイミングでそのカードを切るとは。

しかし、このタイミングでよかった。

舞ちゃんが大河内教官の意外な一面を知った直後のタイミングで。

大河内教官の意外な一面を知ることができた感動も、土曜日と日曜日をはさんでしまったら薄くなってしまうはず。

その「感動」が薄くなった状態で柏木くんがカードを切っても、そのカードに対する舞ちゃんの予想される反応への共感も薄くなってしまったかもです。

次週は、柏木くんと舞ちゃんのギャップからスタートです。

舞ちゃんのことを心配するあまり教官の変更にこだわる柏木くん。

一方で、大河内教官への誤解が解けはじめた舞ちゃん。

この柏木くんと舞ちゃんのギャップの解消が次週の前半のお題となるでしょう。

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予習レビュー

舞ちゃんが久しぶりに熱を出して寝込んでしまいます。

着陸の特訓がそれほどハードなのでしょう。

そんなハードな特訓をする大河内教官の「鬼」ぶりがどんな形で描かれるのか。

ブログ主はその点が楽しみです。

一方、久しぶりに舞ちゃんの実家・岩倉家の問題が登場します。

岩倉家の問題とは悠人くんのことです。

おそらく今週の後半か次週の前半に、悠人くんが登場するものと思われます。

めずらしく東大阪に帰ってくるものの、実家には帰らず、実家のとなりのお好み焼き屋「うめづ」に姿をあらわすそうですが。

そして悠人くんは両親と対立。

浩太さんと悠人くんの確執が表面化するようです。

翌週あたりから、航空学校で学ぶ舞ちゃんの姿と並行して、岩倉家の悩みも描かれるのかもしれません。

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POSTED COMMENT

  1. ずんこ より:

    理解はできなくても信じて応援できるめぐみさんと、理解できないとそこから先に進めない浩太さん。
    父親と母親との差、なのでしょうか。
    そんな父親の姿が、やっぱり悠人くんには寂しかったのかな。
    見返したい、という気持ちの裏には「分かって欲しい」という欲求があるような気がしました。

    舞ちゃんが、少し冷静になれました。
    冷静に、よく考えて、さらに前進してほしいですね。

  2. 丹善人 より:

    部屋には冷蔵庫ないんだよね。だから差し入れのアイス、即食べないといけない。
    1つを矢野さんが食べたことに抗議する人もいるようだけど、2つとも即食べる
    ことは無理だよ。で、舞ちゃんは柏木君のガリガリ君を選んだ。特に意味ないと
    思うけれど。

  3. 丹善人 より:

    舞ちゃんはすっかり大河内教官に対する見方を変えているんだけれどね。
    それに、水島君いなくなったことで、時間的余裕はあると思うのだが。
    次週は、事情がわからないが緊急事態発生ですか。しかし矢野さんとの
    予告場面で舞ちゃんが笑顔なのでよかったなと。

    めぐみさんの話ではないけれど、物語自体も舞ちゃんばかりではなく、
    悠人君のことも気にかけていたり、真実は久留美ちゃんの現状も紹介
    したりと、一本調子にならないように気を遣っていますね。
    貴司君のことは気にはなりますが。

  4. オペラ座の怪人 より:

    吉川晃司さんが鬼?
    良い教官ではないですか!
    ちっと、厳しいけど。

    それを、今さら教官変更だなんて、
    柏木~!

    ところで、ガリガリ君って、
    ズレてる?

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  5. 還暦のたつお より:

    悠人がこじれたのは、浩太さん、めぐみさんの舞さんへの構い過ぎ。遅まきながら、めぐみさん悠人を気に掛けるが、いささか手遅れの感あり。「自分の事に集中しろ。」鬼教官らしい。でもアイスのお見舞い。大河内教官単に厳しいだけではない。舞さんと大河内教官、本音の語り合い。分かり合えたね。でも柏木君の教官変更の勧め、タイミング悪くないか?

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