2023/2/16(木)第20週「伝えたい思い」
あらすじ
ある日の朝、舞の顔色が冴えないのをめぐみは気にかけていました。そしてめぐみは舞に声をかけるものの、舞は大丈夫だと言ってめぐみを安心させようとしました。一方の貴司は、その後も短歌を一首も詠めずにいました。
貴司が行き詰まっていることを史子から聞かされた北条は、貴司に恋の歌を詠ませたいと考えていました。史子は、過去に一首だけ貴司は恋の歌を詠んだことがある北条に告げました。その恋の歌は、貴司が舞に贈った和歌でした。
同じころ、ブログに取り組んでいる舞は、第一回目の社員のインタビューの対象に笠巻を選いんでいました。笠巻は難色を示すものの、舞に説得に負けた笠巻はインタビューに応じることにしました。
その日の夜、舞の気持ちを察しためぐみは、好きな人がいたら少しぐらいわがままになった方がいいと舞に助言。しかし舞は踏み切れずにいました。一方の史子は、貴司の舞への気持ちに気づき、その気持ちを舞に伝えない理由を尋ねました。
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感想
実は貴司くんは、過去に一首だけ恋の歌を詠んでいた。
その、希少な一首の恋の歌の存在に気がついたのは貴司くんの熱狂的なファンで、舞ちゃんの気持ちをざわつかせていた史子ちゃん。
そして、その恋の歌とは、かつて貴司くんが舞ちゃんに贈った一首でした。
貴司くんの気持ち
前週の後半から、舞ちゃん、史子ちゃん、貴司くんの微妙な「三角関係」がスタート。
三人の中で史子ちゃんの気持ちは最初から誰の目にもあきらか。
舞ちゃんの気持ちは前週の金曜日から少しづつ明かされ、今週に入って舞ちゃんの秘めた恋心がはっきりとわかるように。
めぐみさんも今回、舞ちゃんの気持ちを察しました。
そんな中で、ずっとわからなかったのが貴司くんの舞ちゃんへの気持ちです。
ドラマの中で描かれないところでは、舞ちゃんへの気持ちがはっきりとわかるような言動をとっていたのかもしれません。
しかしドラマの中では、貴司くんが抱く舞ちゃんへの気持ちがわかるような描写は徹底的に伏せられていました。
ところが実は、貴司くんが舞ちゃんに抱く想いが、貴司くんが詠んだ和歌を通じてはっきりと描かれていたとは。
さすが歌人の脚本。
そんな貴司くんの秘めた想いを描くための史子ちゃんというキャラだったのかと、思わず納得の『舞いあがれ!』95回でした。
本作の中で貴司くんの想いに唯一気づいた史子ちゃんという登場人物。
今週の最後に当たる次回に退場しそうですが、願わくばきれいな退場のしかたでありますように。
笠巻さんの年齢
笠巻さんの年齢が判明。
IWAKURAの前進の岩倉螺子製作所に入社したのが25歳のとき。
そして、それから44年のキャリア。
ということは今は69歳。
笠巻さんは60代前半くらいかとブログ主は想像していたのですが、そこまで高齢だったとは。
次週、笠巻さんは引退を表明します。
笠巻さんの引退を知ったとき、寡黙な職人の笠巻さんが大好きなブログ主は少しばかり残念に感じました。
しかし次週の笠巻さんは70歳。
そろそろ引退させてあげないと気の毒な年齢なわけですね。
今回、舞ちゃんが手がけるブログがきっかけとなって笠巻さんの年齢が判明しました。
次週、再び舞ちゃんが手がけるブログがきっかけとなって、笠巻さんが引退するつもりであることを口にします。
御園さんの提案によって舞ちゃんが始めたブログは、笠巻さん引退のフラグの小道具だったようです。
予習レビュー
これまでアナウンスされていた第20週のストーリーは、舞ちゃんの恋バナを匂わせるような記述が含まれていました。
しかし、その記述が恋バナであるとは断定できない記述のされ方でした。
さて、ついに今週のお題は恋バナと断定して差し支えないようなエピソードが登場しました。
貴司くんが編集者の北条氏から「恋の歌」を詠めと求められたのです。
しかも北条氏がそのリクエストを貴司くんに直接告げるのではなく、史子ちゃんに伝言を託すかたちでリクエスト。
舞ちゃんの恋のライバルのポジションにある史子ちゃんが、貴司くんに恋の歌を詠めとリクエストするという微妙な状況に。
これで舞ちゃんの第二次恋バナのスタートは確定です。
この微妙な状況に舞ちゃんがどうからんでくるのかまだ不明です。
しかし貴司くんと史子ちゃんの微妙な距離感に対して舞ちゃんは間違いなく焦りを感じているはず。
その焦りをめぐみさんが察したものと思われます。
ただしめぐみさんは舞ちゃんの焦りの正体までは分かっていないと思いますが。
舞ちゃん、貴司くん、史子ちゃんの微妙な関係はいつまで描かれ、いつ決着がつくのでしょうか。
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舞ちゃんにばもっと自分を大事にして欲しいです。どなたか絵と、1人の男性を争うなんれ、 寂しいです。 もう、放っておけばいいではないですか。自立した女性なのだし、
何も虚ろな目をして、短歌に悩む男性にアプローチしなくても。 ここは一歩下がって待った方がいいと思います。 舞ちゃんを好きになる人はほかにもいます。思いつめて人生をきめないように。
舞ちゃんの悩める姿が描き出されています。貴司君も暗い顔をして、悩んでいます。 けれど、私は近頃の舞ちゃん、あまり好きにはなれません。航空学校時代の舞ちゃんの爽やかさが懐かしいですう。 年齢の割には、大人の恋にも思えないし、少年少女のままのように思えます。p。恋を打ち明けて、そしてどうするのでしょう。司君はあまりにも、世の中とかけ離れた生活をしていて、 心が苦しくなると、仕事も放り出す人ですいくら舞ちゃんに生活力があっても、先が大変です。。素敵な青年ではあります、お友達としては。
史子ちゃんは、貴司くんの舞ちゃんへの思いに気付いていました。
しかも、歌を通して。
さすが歌人ですね。
『君』がただの二人称でなく、古来から愛しい人、大切な人の代名詞でしたから、そこからも気付いたのかもしれません。
史子ちゃんはもしかしたら最初は舞ちゃんを、先生の周りをウロチョロして先生の気を散らす迷惑な幼馴染、と思っていたのかなと思いました。
でもすぐ舞ちゃんの気持ちに気付き、今日改めて『君が行く…』の歌から『君』が舞ちゃんを指していることに気付いた。
そんな気がします。
貴司くんの歌人としての気持ちは理解・共感できても、貴司くんの支えにはなれない。
そのことにも、気付いたのかもしれません。
2人の関係は、あくまでも歌人同士として。
貴司くんが歌を詠めなくなっていたのは、舞ちゃんへの気持ちに蓋をしていたからだったのですね。
自分の心=舞ちゃんへの恋心と向き合うのを恐れ、伝えることを諦めていたから、歌が詠めなくなっていたのでしょう。
出版社野郎、
本歌取りと指摘されて、
すぐにその本歌が出てくるとは、
さすがです。
そして、恋の行方、
やっぱ、舞ちゃんと短歌青年が結ばれるのか~!?
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
最初に作った歌が本歌取りだったとは。しかも恋の歌。さすが短歌女性。
でも逆に知ってしまったのですね。隠された思いが舞ちゃんにあることを。
だから、今ならまだ間に合うかもと言う、かすかな望み。でも、結局火をつける
ことになった。
願わくば、北条さんの元で秋月さんも闇から救い出されて欲しいなと。
ブログで笠巻さんは大トリじゃないですか。一番に持ってこられたら、
後の人がやりにくいよ。
クッキングまいん復活。作ってアラモード
昨日、舞ちゃんが、貴司くんが五島で自分の道を見つけ出したときに詠んだ歌(星が自分の行く道を照らすという歌)を思い出すと、あのときの3人一緒だったときの光景を思い出す、短歌は一瞬を永遠のものにするんだ、という主旨のことばを言ったとき
ああ、舞ちゃんに貴司くんが贈った「君が行く…」の歌は、この歌(貴司くん自身の歌)の本歌取りなんだと思いました。
自分を再生させてくれた星の光に、舞ちゃんの未来を頼んでおいたというのは、貴司くんなりの精一杯の愛の形なんだと。そこで自分の思いじゃなくて、自分にとって大事な星に「頼んでおく」というのが、いかにも最初から諦めている貴司くんらしいけど。
でも、今日秋月さんの解釈を聞いて、そっちもあったのかと思いました。
自分と別れて去って行く恋人の行く先を燃やしてしまいたい、自分から離れていかないように
そんな思いを秘めながらも、彼女が行ってしまうその先を、自分を助けてくれた精一杯のものが照らしてくれるよう頼んでいる。行ってほしくないけど、行ってしまうのを自分は止められない、止める資格がない、ただ行ってしまう彼女の行く先が守られるよう、自分の大事なものに祈る、みたいな。
いやー、心からの恋歌だけど
それほどの深い思いを、もっとわかりやすく歌わなくちゃ、とも思いました。
貴司くん、自分の殻を破って!
柏木学生の呪い(?)を克服して!
秋月さんは良い女性ですね。彼女も思いきって貴司くんに会いに来て、告白までした。そうやって自分の殻を破ったことで、秋月さん自身が良い歌人になって、良い未来を見つけてほしい。
舞さん顔色悪い原因はやっぱり。「先生と私には特別な絆が。」無い、無い。いよいよ「ミザリー」怖い、怖い。笠巻さん口下手と言いながらしっかり自分の言葉を持っていた。めぐみさん流石のアドバイス。これで舞さんふっ切れるか。悪い所で恋敵。からの宣戦布告。貴司さん、遂に史子さんに本音を。果たして。
昨日の訂正です。サバンナ高橋さんは、サボさんじゃなくてコッシーでした。い(「みいつけた!」)