2022/11/22(火)第8週「いざ、航空学校へ!」
あらすじ
平成18年(2006年)12月。難関の試験に無事に合格した舞は航空学校に入学。帯広校でのフライト課程に進むための座学の課程が始まりました。宮崎本校での寮生活では、商社に勤務していた矢野倫子が同室になりました。
授業が始まると、クラスは6人ずつの班に分けられ、その中には最終面接で舞を見下すような態度をとっていた男子学生・柏木もいました。舞はお互いに自己紹介することを提案するものの、柏木は舞の提案を一蹴しました。
舞は他の学生の学力の高さに圧倒されました。そんな中で舞は、寮で同室になった倫子のことが気になっていました。毎晩、男子学生の部屋に行き勉強している素振りが見えないにも関わらず、舞以上の学力があったからです。
その理由はすぐにわかりました。倫子は成績優秀な男子学生と一緒に勉強していたのです。一方で同じ班の中澤は、教官の都築が学生たちの評価を書き溜めているノートの存在を気にしていました。
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感想
航空学校編
前週まで、舞ちゃんの周囲の人たちはありのままの舞ちゃんを100%受け入れてくれるような心優しい人たちばかり。
両親はいつも理解を示してくれる。
祥子ばんばは、いざという時に支えになってくれる。
二人の幼馴染みは、それぞれが深い悩みを抱えているにもかかわらず、舞ちゃんのことを気遣ってくれる。
大学のサークルの面々の中に、舞ちゃんに対してネガティブなことを言う人などいない。
そんな、前週までの舞ちゃんを取り囲む環境が一変しました。
前回に引き続き、舞ちゃんのことが眼中にまったくない、他の学生たちのことも眼中にまったくない無愛想な男、柏木くん。
一方、他者とコミュニケーションをとる意思はあるけれど、一方通行のコミュニケーションで空気を読もうとしない水島くん。
そして謎に満ちた行動をする倫子ちゃん。
航空学校編になり、それまでとは別のドラマを見ているようです。
心優しい人たちばかりの環境も安心して見ていられますが、ちょっとばかり緊張を強いられるような航空学校の環境も悪くない。
朝ドラヒロインが初めて経験する世間の冷たい風がやっと吹いてきた。
そんな気がする『舞いあがれ!』第37回でした。
初対面での印象の悪さ
朝ドラのよくある展開の一つに、初対面での印象の悪さを恋バナで回収するというパターンがあります。
典型的なのは『カムカム』の文ちゃん。
同作の三代目ヒロイン・ひなちゃんにとって、文ちゃんとの初対面での印象の悪さは、最悪レベル。
その後もしばらくは、印象の悪さは増幅され続けていました。
前回、本作では初めてといえる、ヒロインにネガティブな印象を与えたキャラクター・柏木くんが登場。
彼の初対面での印象の悪さは、恋バナで回収されることがほぼ確定となりました。
翌々週のサブタイトルは「別れと初恋」。
サブタイトル後半の「初恋」が、柏木くんとの初対面での印象の悪さの回収に当たります。
なお、柏木くんとの初対面での印象の悪さの回収がスタートするのは翌々週ではありません。
次週には回収が始まります。
舞ちゃんに対する柏木くんの態度は、これからどのように変化してゆくのか。
一方、柏木くんに対する舞ちゃんの態度もどのように変化するのか。
要チェックです。
追記:前回、舞ちゃんが「うめづ」で航空学校の受験合格を報告したときのこと。
舞ちゃん、久留美ちゃん、貴司くんの会話に割り込んできた雪乃さんが言いました。
パイロットはイケメンのハイスペック男子ばかりではないかと。
この雪乃さんの一言も、翌週以降の展開を暗示していたのかもしれません。
予習レビュー
前回は舞ちゃんが航空学校の受験勉強に励む日々が描かれ、今回は早くも舞ちゃんの航空学校での新生活が始まります。
航空学校への入学を機に今回から新キャラが5名登場。
ところで、なにわバードマンの部員たちは、サークルに入るまでどんな家庭環境で育ったのかなどが、詳しくは語られませんでした。
なにわバードマンやスワン号との関わり以外のそれぞれのバックグラウンドは描かれたり語られたりはしませんでした。
しかし、航空学校で舞ちゃんと同じ班になった5名は、それぞれのバックグラウンドが丁寧に作り込まれています。
バックグラウンドが丁寧に作り込まれている分だけ、一人ひとりの描写はより濃いものになるのではないかと期待しています。
5名のバックグラウンドは次の通りです。
柏木弘明
最終面接で舞ちゃんを見下した男子学生。
お父上が国際線パイロットで、生徒の中で最もエリート。
本作では極めて珍しい「性格が悪い」キャラ。(笑)
矢野倫子
航空学校に入学する以前は商社に勤務。
職場に女性が活躍できる環境がないことに失望しパイロットを目指す。
帰国子女。
水島祐樹
有名なスーパー「水島ストア」の創業者の息子。
事業を継ぐことを期待する父親への反発心からパイロットを目指す。
吉田大誠
母子家庭で育ち、奨学金を得て航空学校に入学した苦学生。
女手一つで自分を育ててくれた母親を、自分が操縦する飛行機に乗せることが夢。
中澤真一
役所に就職したもののパイロットになる夢をあきらめきれずに航空学校に入学。
すでに妻子持ちだが、妻の関係がギクシャクしていることが悩み。
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バラモン凧をどうやって持って来たのか、不思議がっている人がいるようですが、
大きな荷物、凧だけじゃないでしょう。服とか勉強道具とか、化粧品とかも
必要だし、とても旅行用のバッグ1つに入りきれる物じゃないですよね。
だったら当たり前のことがすぐにわかるのだけれど、想像力が乏しい人たちが
多いのかな。
還暦のたつお様
すいません、私自身大河ドラマは見ていませんのでコメントが上手く出来ませんが、志穂美悦子さんが成田美樹夫さんに負けるというシーンは覚えています、志穂美さんが負けてサニー千葉が復讐に腰を上げるまでがワンセットでしょう
その集大成が「吠えろ鉄拳」で姉である志穂美さんの復讐に向かう弟の真田広之さん、悪役は成田さん、謎の男としてサニー千葉さんとベタながら非常に美しい様式だったなというのが感想
「吠えろ鉄拳」ですが個人的には併映だった松田聖子さん主演「野菊の墓」のついでに見ましたが吠えろ鉄拳の方が面白く印象に残っています
今回のドラマは水曜日にクライマックスが来るようなので、明日には
チームワークが取れるようになるのでしょうかね。普段の生活から
チェックが入っているようなので、エリート意識の強い彼が要注意チェックが
履いているのは間違いない。底に気がつくかどうか。
女子の部屋に男子が入ってくるのは厳禁なのは当然ながら、男子の部屋に
女子が入るのはかまわないのかな。まあ秘密なんだろうけれど。
舞ちゃんを見下している柏木学生は
協調性がゼロのようですなあ。
社会でやっていけないぞ~、私みたいに。
はい、私も協調性ゼロです。
女子の矢野学生、嫌な奴、と思ったら、
結構いい奴かも。
ビズリーチ由良冬子先輩みたいな存在?
メガネかけた学生?
近視?
近視でもパイロットになれるのか?
それとも、遠視?
伊達メガネ?
教官はつい先日、相棒で、
笑いながら死んでいました。
(別の方も書き込んでおられました)
それにしても、周りは全員年上?
明らかに大学卒業っぽい人もいて、
いやあ、大学中退しないで欲しかった。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
「言わへんのかーい。」って時代的におかしくない?あってればいいけど。大阪人が面白い事を言えるってひどい偏見。「別に助けたつもりはない。」柏木ニヒル。矢野さん謎の行動。何故男子の部屋へ?勉強に行ってたんだ。都築ポイントって何?
名乗る程の者ではございません様。早速のご返答ありがとうございます。腑に落ちました。話は変わりますが、桑原さん(歌人でもある)が脚本から抜けたせいで貴司君の登場シーンが減らないか心配です。彼の(正確には桑原さん)の歌はなかなか良かったのに。
余談です。「鎌倉殿の13人」で暗殺者トウ(山本千尋)が、三浦義村(山本耕史)と源仲章(生田斗真)二度にわたって制圧された件は、「柳生一族の陰謀」で柳生茜(志穂美悦子)が烏丸少将(成田三樹夫)に敗北したシーンを思い出します。三谷さん意識してたな。