舞いあがれ!

空飛ぶクルマに関わる舞 / 舞いあがれ! 第117回

2023/3/20(月)第25週「未来を信じて」

あらすじ

舞の大学時代の「なにわバードマン」の先輩だった刈谷と玉本が開発を進めている「空飛ぶクルマ」の作業現場を、舞は見学しました。その現場で刈谷は舞に目標を語りました。来年には有人飛行にたどり着いてみせると。

そのころ、貴司は北条のすすめで3冊目の歌集の出版をすすめられていました。貴司は、そのための短歌を少しづつ詠んでいると北条に説明。しかし貴司は創作に行き詰まり、短歌を詠めずに苦悩していました。

そんな中、舞は再び刈谷と玉本の作業現場に足を運びました。そのとき、刈谷と玉本は激しく口論しているところでした。その日の夕方、舞は玉本と食事をし、開発が計画よりも遅れていることを玉本から聞かされました。

空飛ぶクルマの開発が当初の計画よりも遅れ、刈谷と玉本が資金ショートという厳しい現実に直面していることを知った舞は、帰宅してからも刈谷と玉本のために何か自分ができることはないか考え続けました。

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感想

『舞いあがれ!』は、今週を含めて残り2週。

ストーリーのクライマックスのフェーズに入りました。

空飛ぶクルマの開発の遅れ

開発が遅れた分だけ貴重なお金がムダに消えてゆく。

数年前の『半分、青い。』でも、同様の危機的な状況が描かれましたが、きっと本作でもそんな描写があるのだろうとは予想していました。

そして前週の金曜日に放送された予告映像の中の、玉本先輩の怒鳴り声、それが危機的状況の描写の一部なのだろうとも。

その危機的状況の描写が月曜日からいきなり出てくるのは予想外。

前週の金曜日、熱く夢を語りながら再登場をはたした刈谷先輩は、今回も冒頭から熱く夢を語っていましたが・・・

その夢の背後では、ギリギリの戦いがあったんですね。

ところで、今週の水曜日に次のような展開が予定されています。

舞ちゃんが悠人くんに、空飛ぶクルマ開発に資金提供してくれそうな投資家を探してもらえないかと。

舞ちゃんは、まずは資金面での協力から刈谷、玉本、両先輩の夢に関わるようです。

そして今週中に悠人くんは、空飛ぶクルマに興味を示す投資家を見つけてくるらしい。

投資家としての悠人くんの見せ場も用意されている今週、クライマックのフェーズに入っただけに見どころ満載です。

貴司くんの行き詰まり

今週から来週にかけては貴司くんの行き詰まりも描かれます。

今回、そのフラグが立ちました。

今回の段階では、まだ3冊目の歌集出版の準備は本格的に進んでおらず、連載のための原稿さえ提出すれば北条氏も満足してくれていました。

3冊目の歌集出版に向けての作歌も、少しづつ進めているという貴司くんの言葉を、北条氏は疑わなかった様子です。

しかし、今週のどこかのタイミングから、貴司くんの誤魔化しも通用しなくなるのかな。

祥子さんがいたこともあり、今回は珍しく温厚だった北条氏も、いつまでも甘い顔を見せはしないでしょう。

ところで創作に行き詰まった貴司くんは、今週の最後、あるいは翌週の冒頭にパリに旅立ちます。

パリにはデラシネの前オーナー・八木さんがいます。

パリでの八木さんとの再会によって、貴司くんは何を見つけて帰ってくるのか。

その点が楽しみですが、心配なことも一つ。

貴司くんがパリに旅立つのは2020年。

貴司くんは無事に帰国できるのか。

残り2週では、貴司くんは受難の日々を経験することになりそうです。

舞ちゃん

「なにわバードマン」時代のことを思い出す舞ちゃん。

あのころの舞ちゃんの関心事はスワン号を無事に飛ばすこと、その一点。

当時、IWAKURAの経営は絶好調で、浩太さんは会社の夢を語り続けていました。

舞ちゃんを取り巻く環境、大きく変わったものだと感慨深い回想場面でした。

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予習レビュー

『舞いあがれ!』の今週を含めて残り2週。

そして今週、最終回までのお題になるであろう「空飛ぶクルマ」が登場しました。

もしかすると「空飛ぶクルマ」は、前の週には登場するのかもしれません。

なぜなら、前の週の予告、すなわち祥子ばんばが倒れる週の予告映像の中で、刈谷先輩の姿があるからです。

なので第24週で刈谷先輩と「空飛ぶクルマ」が登場。

今週第25週で舞ちゃんの会社が「空飛ぶクルマ」に関わる。

そんな展開になるのかもしれません。

一方、久しぶりに創作に行き詰まる貴司くんが描かれます。

北条氏から歌集出版のための作歌を求められると行き詰まってしまう貴司くん。

しかし、その行き詰まりが契機となって、貴司くんの中にあった秘めた感情が明らかになり、舞ちゃんとの結婚に至りました。

そんなわけで、毎度々々貴司くんを追い詰める北条氏、実は大きな役割を果たしています。

最終週に向けてまたしても北条氏によって追い詰められた貴司くん。

最終週で、行き詰まりを乗り越え何かを生み出してくれることを期待しています。

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POSTED COMMENT

  1. 還暦のたつお より:

     「空飛ぶ車」評判悪いですね。350KGの軽の箱バンや、さらに大きくして2トントラック程度の積載量が稼げれば、ドラマでも言及していた離島や山間部の限界集落への物資の輸送は可能かとおもいますが、本体価格、維持費、燃料代、メンテナンス代などのコストに見合うだけの利益をだせるのかが問題、そうなると無人の大型ドローンの方が(アマゾンは試験的に使っている)、操縦者の人件費がいらない分有利だなあ。ただ個人的に言えば軽飛行機よりも低いハードルで空をとべるのであれば、お金があれば欲しい。私の場合ただ空を飛びたいだけ。他人は関係無い。ハンググライダーやモーターグライダーよりもコントロールし易そうなのが良い。第二次世界大戦最強レシプロ戦闘機のP51Dムスタングを個人で所有しているトム・クルーズが羨ましい。関係ないけど。

  2. 丹善人 より:

    「誰でも気軽に空を飛ぶ」・・・嘘ばっかり。
    誰でも=お金持ちの道楽
    気軽に=趣味として優越感に浸る

    何のための「空飛ぶ車」なのか、明確でない。
    多くの人が自家用車を持っているのは、趣味だけのためじゃない。
    移動に必要だったり、物の運搬に必要だったり。誰かを運びたいためとか。
    そういう開発の目的がばっさり切り落とされている。

    まず一人用。どこからどこへ移動できるのか。
    荷物の置き場所がない。手ぶらで何ができるのか。買い出しさえできない
    なんかがっかりの終わりになりそう。

  3. 還暦のたつお より:

    チタンにカーボンってゴルフクラブか?えっ脚本佃さんなの、うーん微妙。久々北條氏登場。三冊目の歌集。なんか貴司さん顔色冴えない。明らかなスランプ。「空飛ぶ車」の進捗状況停滞。資金も底を尽きそう。ここは悠人さんに助力をお願いしたいところ。

  4. 名乗る程の者ではございません より:

    21日に「らんまん」関連の番組ありますね
    取り敢えず、神木くんの「シンエヴァンゲリオン」28歳碇シンジならびに「おじさまと猫」ふくまるの、志尊くんの「極主夫道」雅のイメージをまずは一旦忘れなきゃならないかなと
    けど、浜辺さんの「シン・仮面ライダー」緑川ルリ子のイメージ忘れるのは難しいなあ、見たばかりだし
    まあ、松坂慶子さんは「まんぷく」ブシムスのイメージのままで、島崎和歌子さんは素のままでいいかなと思っています

    あいみょんちゃんの主題歌、一部でしょうが初聴できそうなのは楽しみ

  5. 落合明人 より:

    朝ドラの番組大分交流がありますね例えば馬場のラジオはひょつこで美根子ちゃんたちが工場でつく多ラジオの在庫があったの御つ型みたいねなつぞらもカップラーメンもまんぶくで生産された期限有効のカップラーメン提起用していたみたいでしたからねちむのときに暢子ちやんのお店の客出ていた元社員は笠巻さんでした若葉ちゃんはちむのときにでていた暢子ちやんのネーネーの良子ちやんでしたところで九州長崎病院久留巳ちゃんのドクターヘリ看護師活躍仕事おしているのも見てみたいですねでも舞えちゃん空飛ぶ自動車お借りにできて国土交通省新竿問う手も舞えちゃんの航空機操縦免
    許じや駄目だと思ていましたよこれは空飛ぶ自動車はヘリコプター扱いになっていて別の航空機操縦
    免許が室用だと思ていましたよね

  6. zebra より:

    「空飛ぶ車」こんなものが実用化される社会は、少なくとも日本においては当分の間あり得ない。最終回が今から何年後に設定されるのか分からないが、設定を誤ると「まんてん」で高卒ヒロインが宇宙飛行士になったような荒唐無稽な話になってしまう。

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