舞いあがれ!

空飛ぶクルマの広報活動 / 舞いあがれ! 第125回

2023/3/30(木)最終週/第26週「私たちの翼」

あらすじ

2020年4月のある日、舞は自宅の前で歩と紙飛行機を飛ばして遊んでいました。歩が飛ばし地面に落ちた紙飛行機を拾い上げた男性、それは貴司でした。貴司はパリから無事に帰国することができたのです。

それから3ヶ月が経過した2020年7月、刈谷たちは開発中の空飛ぶクルマを紹介するための動画を撮影しました。そして完成した動画をインターネットにアップしました。その紹介動画は「うめづ」に集まっている2代目社長たちの注目を集めました。

そんな中、刈谷たちの動画を見たある投資家が大口の出資を申し出てきました。一方、マスコミ向けの有人フライトの日程も決まりました。それから6年が経過。舞は「かささぎ」と名付けられた空飛ぶクルマの初フライトを任されました。

一方、めぐみはIWAKURAの経営を結城に引き継ぎ、祥子とともに五島に移住することになりました。年が明け、めぐみと祥子は五島へ。そして2027年、五島で「かささぎ」が就航する日を迎えました。

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最終週/第26週
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感想

ほぼほぼ最終回

まさか今回で2027年までスキップするとは。

ほぼほぼ最終回のような回でした。

貴司くんの帰国。

めぐみさんの引退と新社長・結城くんの就任。

祥子さんとめぐみさんの五島への帰還。

そして「空飛ぶクルマ」の就航。

さらに・・・

チビ舞ちゃんとチビ一太くんのリバイバル(笑)

最終回に向けて未解決だったことのほぼすべてが最終回直前の回で解決してしまいました。

驚きの展開です。

貴司くんが帰国

貴司くんが無事に帰国。

貴司くんが帰国が困難になる状況を最終週を盛り上げるネタとして使うものとブログ主は予想していました。

そして、その困難な状況が貴司くんを覚醒させるのだろうと。

しかし意外なほどあっさりと帰国。

貴司くんの覚醒も前回の冒頭に夜空を見上げる場面だけで描写。

また前回、貴司くんが舞ちゃんに電話をして「これから帰る」と宣言していましたが、宣言してすぐに帰国した模様。

平常時の渡航とほぼ同じような感覚で。

舞ちゃんと結婚するきっかけになった際の創作の行き詰まりと解決に至るまでの描写はかなりの時間をかけていましたが、今回は短時間で解決。

もっとも、描写の時間は短くても貴司くんが苦悩し続けた時間は今回の方が長いはず。

貴司くん、よくぞ一人で耐え抜きました。

結城くんがIWAKURA社長に就任

本作の中で主人公の親族以外のキャラクターで最もドラマチックな人生を送った人物といえば結城くん。

結城くんがIWAKURA社長に就任しました。

まだ職人は浩太さんと笠巻さん、そして結城くんの三人だけ。

事務員のおばちゃんが辞めてしまい、めぐみさんが仕事の手伝いをしていたころ、結城くんは実に頼りない存在でした。

やる気があるのかないのかよくわからない働きぶり。

彼が床にネジをぶちまけた時のこと、何故だかよく覚えています。

その結城くんがIWAKURAが危機に陥ったころ、ヘッドハンティングされるまでに。

結城くんが引き抜かれたときの浩太さんの辛そうな表情も忘れられません。

ブログ主は結城くんが引き抜かれたとき、これで彼の出番は終わりかなと思ったものです。

実際、それまで結城くんの見せ場と呼べる場面はほぼほぼなかったので、重要なキャラとは思えませんでした。

ところが浩太さんが亡くなる前後から結城くんの存在感が際立ってきました。

結城くんが引き抜きに遭ったことを笠巻さんに相談する場面。

まもなく子供が生まれる結城くんのために、同僚たちがお下がりのベビーベッドなどをあげるよと申し出た際の結城くんのバツの悪そうな表情。

結城くんの存在感が際立ってきたのはその頃からでしょうか。

そしてIWAKURA再建のころ、舞ちゃんたちが技術的に困難な問題に直面した際に、その窮地を救ったのが結城くん。

そしてほどなくして結城はIWAKURAに復帰。

それ以降、結城くんはすっかりIWAKURAの重鎮的な存在に。

結城くんの今回までの歩みだけで十分に面白いストーリーが成立するかと思います。

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予習レビュー

貴司くんは無事にフランスから帰国できるのか?

久留美ちゃんと悠人くんの関係に進展はあるのか?

久留美ちゃんと悠人くんの交際によって、悠人くんと佳晴さんの関係に変化は生じていないのか?

そのあたりのことは一切伏せられたまま、空飛ぶクルマの開発の進捗状況だけが事前アナウンスされる今回。

今回はまた2020年の描写の最後の回になるかと思います。

次回は2027年にスキップしますので。

未解決のままの主要キャラクターのその後が、2020年の描写の最後の回に当たる今回でしっかりと解決に向かいますように。

また、未回収のイベントも一つだけ残されています。

それは、いつだったか舞ちゃんが東大阪の工場の技術を世界に発信する良い機会になると考えた2025年の大阪万博。

今回は2020年で次回は2027年。

2025年の大阪万博の扱いも気になるところです。

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POSTED COMMENT

  1. kazuko より:

    とても良いドラマですが、残念なのは1日で6年の時が経ってしまうことです。 一番大変な飛行の試験期間が省かれるのは残念です。その辺りの苦労をきちんと見せて欲しいですい半年のドラマの放送が月曜から金曜までになってから、 どのドラマも最後があっけないですなんとか元のように土曜日も放送していただければ、あと二十数回多く放送して頂けるので、 ぜひお考え頂きたいですね。 今回のドラマは大変良いドラマなので、最後をもっと充実させてくだされば、更に良くなると思います。

  2. バンバン より:

    ばんば、6年も待たされたの?社長引き継ぎにそんなに時間がかかるものかな。もっと足腰が元気なうちに五島に帰らせてあげたかったよね。「しばらくしてめぐみさんと祥子さんは一足先に五島に帰りました」ってナレだけでもいいのにね。

  3. 名乗る程の者ではございません より:

    山田が結婚している\(^o^)/
    ただただ幸せになってほしい

    激オコさんとおだやかさん再登場
    ばんばという呼び方に長年の付き合いが感じられます

    明日、揖保乃糸子さんこと史子さんは出るのかな?
    どちらでもいいけど、例年より早い陽気から今年は早く暑くなりそうだから揖保乃糸と桃やのめんつゆのストックは早めに準備しなきゃと気づく

  4. のりくん より:

    緊急事態宣言のもと、貴司があっさり帰国できました。すると話が2026年に飛び、貴司がスランプを脱出して短歌を読めるようになったのかどうかの肝心なところは分かりません。

    フランス滞在時の随筆は本になったようで、八木(又吉直樹)か山羊のように髭をはやして読んでいました。貴司の随筆の題名は「トビウオの記」でした。

    話が2026年に飛んでしまい、開発された有人ドローンの「アビキル」が2025年大阪万博での飛行のお披露目のシーンは飛ばされてしまいました。

    2027年に新型飛行機の、カササギ号が完成されましたが、貸し倉庫のアビキル製作所で、新型飛行機が作れるとはどうも思えません。荒金(鶴見辰吾)の古巣の菱崎重工で作って貰ったのでしょうか?

    舞が新型飛行機カササギ号のパイロットに選ばれましたが、今後、舞がいなくて(株)IWAKURAの子会社「こんねくと」はどうなるのでしょうか?

    舞が航空学校で取得したパイロット免許は個人や会社所有の小型飛行機(セスナ)の免許で、旅客機の免許ではありません。舞は旅客機操縦免許を新たに取得したのでしょうか?またパイロットの免許更新を舞は多用ながらしていたのでしょうか?

    あるいはカササギ号は誰でも乗れる「空飛ぶクルマ」(どうみても単に変わった形の飛行機ですが?)と言っていましたから、航空機操縦の免許は要らないのでしょうか?免許がなくても誰でも操縦できる飛行機という事がありうるのでしようか?

    随分、端折(はしょ)った感のある最終週ですが、明日3/31(金)は遂に最終回です。初フライトを見守るため、かつて登場した皆さんが集まる同窓会です。目を凝らして見なくてはなりません。

  5. 舞いあがれかららんまんへ より:

    アバンタイトルで貴司くんが帰った場面は舞さんの夢かなあと思いましたが、主題歌の後の場面では夢でないことが判明。意外にも簡単にパリから帰国できたみたいだけど、それからいわくらを恵さんから結城くんに引き継いでバアバと五島に帰るのももう少し早いのではと思っていたけど、これらは2026年のことだったのも意外。バアバは東大阪に6年間以上いたことになるけど元気にしていたのか気になるところだ。おそらくデラネシが復活してパリから戻ってきた貴志くんといっしょに五島の本を見ながら元気をとりもどしたのか?最終回は2027年から更にスキップする可能性もあるのでは?それとバアバは元気で頑張っているのか注目だ。

  6. 丹善人 より:

    年内に貴司君帰国できて良かったですね。まだ長袖だったので、
    4月か5月ですか。
    そして、例のごとくタイムワープ
    五島に帰る、と宣言してから6年も帰らなかったんですね。
    よくぞボケずに乗りきった物です。

    山田さん、藤沢の苗字に変わってましたね。予定通り。

    貴司君、随筆に目覚めたのですね。現代版松尾芭蕉か土佐日記か。

    チビ舞ちゃんとチビ一太君、再登場。当然の流れ。
    今日は久留美ちゃんが出てこなかったけれど、最終回は、苗字の変わった
    久留美ちゃんを舞ちゃんが運んでくるのかな。

    飛行前の機体チェック。航空学校の経験が生きてます。
    無駄がない。ついでに途中もない。

  7. 還暦のたつお より:

    えっ、貴司さん帰って来た。空飛ぶ車のプロモ映像。カチンコいらんでしょ。「密になってる!」今となっては嫌な思い出だけどちょっと懐かしい。あら八木さんまだあの部屋にいたのか?かささぎ、「帰って来たウルトラマン」のマットアロー号に似ている。(団時朗さん。謹んでご冥福をお祈り致します。)最終回に向かって縁の人達が続々登場。五島にみんな集まる。

  8. 間山陵行 より:

    舞さんの優しさと前に進む向上心が素敵で毎日見入ってしまった朝ドラです。でも貴志と結婚して子供もいるのに、孝志君って君はないでしょうと思います。真の夫婦ではないのかなあ?その辺がすこし疑問です。

  9. 落合明人 より:

    遥人君久留巳ちゃんご結婚おめでとうございます空飛ぶ車は認定が室用でしたのを知りませんでした
    舞えちゃん刈谷先輩鶴見さんに任せる場いいですよ貴志君貴志君日本帰国はとりあえずフランス日本大使館に行って特別帰国申請おだせば帰国できると思ていましたよ早く舞えちゃんの空飛ぶ車の初フライトお見たいですね舞えちゃんの歩ちゃんのちび舞えもみたいですね
    なぜか五島に行けば心の病が治るようですね舞えちやんも朝陽君も
    あまちゃんも秋ちゃんが北三陸に行ってやはり治りましたからね
    確か朝陽君を大河西郷どうで子役化青年役苧やっていたと思て懐かしく思いました

  10. まなこ より:

    貴司が戻ってきた回収が
    書かれてないからきちんとそこ
    書いてほしい。ざつ。

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