舞いあがれ!

なにわバードマンの危機 / 舞いあがれ! 第17回

2022/10/25(火)第4週「翼にかける青春」

あらすじ

ある日「なにわバードマン」の部長・鶴田が沈痛な面持ちで部室に戻ってきました。そのとき鶴田は一通の封筒を手にしていました。鶴田が手にしていたのは、イカロスコンテストへの参加が書類審査で不合格になったことを知らせる通知でした。

これが最後の大会になるはずだった鶴田と刈谷は深く落胆しました。しかし鶴田は、記録飛行に挑んでみないかと部員たちに提案。鶴田の提案に刈谷は賛同し、「なにわバードマン」の面々は女性の飛行記録に挑むことになりました。

そのころ、浩太は工場を拡張。新しい製造機械も導入し特殊ネジの受注も順調に増え続けていました。浩太はまたコーポレートアイデンディティを社内に導入するため、会社のスローガンづくりに夢中になっていました。

舞が「なにわバードマン」に入部して1ヶ月が経過。舞はサークル活動とアルバイトをしながら忙しい日々を送っていました。そんな中で、舞、久留美、貴司が「うめづ」で再会。そこへ、家族との連絡を絶っていた貴司がやって来るのでした。

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感想

情報量がとても多い回でした。

舞ちゃんがパイロットになるフラグ?

スワン号のパイロットとして黙々とトレーニングに励む冬子ちゃん。

そのトレーニング姿が気になってしかたがない舞ちゃん。

飛行機への関心が「つくること」から「飛ぶこと」に移りはじめているようにも見える今回の舞ちゃん。

これは舞ちゃんがパイロットを目指すフラグでしょうか?

一方で、五島の小学校の図工の時間に手先が器用なことが注目を集めた舞ちゃん。

あのときのエピソードが今回、回収。

リブづくりで前回はポカをしたものの、今回はその上達のはやさが先輩たちから認められることに。

相変わらず手先が器用であることを示すエピソードは、舞ちゃんがパイロットを目指すその先に用意されている展開へのフラグなのかもしれません。

浩太さんの工場

一時は経営の危機におちいっていた浩太さんの工場は、今では順調に成長しつづけている様子です。

工場も二つになり、新しい製造設備への投資もしっかり行う。

さらに、コーポレートアイデンディティの導入にも余念がない。

ノリに乗っている浩太さんの工場は、数週間後の放送でさらなる飛躍を目指すことになるのですが、今回のノリノリの浩太さんの姿は、その時を暗示するものかもしれません。

一方のめぐみさんも今では楽しそうに働いています。

舞ちゃんが小学生のころ、疲れきっていためぐみさんの姿は今となって夢のよう。

いつまでもこんな日々が続いてほしいもの。

しかしそこに厄介な人物がやってきました。

悠人くんです。

ついに悠人くんが登場

小学生時代から父親との関係をこじらせていた悠人くんの成長後の姿が初登場しました。

登場は次回と思っていたので、今回のうちに登場するのは意外でした。

悠人くんの幼少期、日々、資金繰りに頭を悩ませ、仕事に忙殺しプライベートの時間もなかった浩太さんへの反発から悠人くんは東大へ進学しました。

東大に進学するという小学生時代の目標は達成できた悠人くん。

目標は達成できても、その目標の奥にある目的ははたしてはいません。

目的とは浩太さんの生き方へのリベンジです。

目標を達成し、ついに目的をはたすフェーズに入った悠人くん。

父と息子の確執のドラマが始まるのかもしれません。

ここ数作、朝ドラでは父と息子の確執のストーリーが描かれていなかったので、そんな展開をブログ主は期待しています。

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予習レビュー

舞ちゃんの大学生活編、二回目。

人力飛行機の翼の美しさに魅了され、翼を触って壊してしまった舞ちゃんが、罪悪感から入部したサークルで任された初仕事は翼の強度を増すためのリブ作りでした。

飛行機の翼の中は空洞になっていますが、その空洞を支える骨組みにあたるのがリブです。

五島の小学校に通っていたころ、貝殻の風鈴を上手に作る舞ちゃんの手先の器用さを、一太くんや担任の先生が讃えていたことがありました。

あのときのエピソードがリブ作りで回収されるようです。

また、この先の展開の中で舞ちゃんは、パイロットを目指す時期を経て小型飛行機づくりに挑む展開が用意されています。

これはブログ主の推測ですが、今回のリブ作りは、おそらく来年に放送されるであろう小型飛行機づくりへのフラグかと思います。

一方で、舞ちゃんは由良冬子ちゃんという女性パイロットに尊敬の念を抱きます。

この舞ちゃんの気持ちは、やがて舞ちゃんがパイロットを目指すことになることを暗示しているのはほぼ確定かな、と。

というわけで今回は、舞ちゃんがパイロットを目指すフラグ。

その先にある小型飛行機づくりに挑むフラグ。

などなど、これから先の展開にかかわってくる重要な回になるような気がしています。

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POSTED COMMENT

  1. 丹善人 より:

    勘違いされている方がおられますが、お兄ちゃんは舞ちゃんより3学年上。
    舞ちゃんが入学したてなので、お兄ちゃんは4年生。在学中です。
    だから親は、就職活動どうなっているのか、心配して何度も電話して
    いるんです。

  2. 丹善人 より:

    イカロスコンテスト書類審査不合格。仕方ないですね。
    もし合格して出場となると、大勢の他チームを作らないといけないし。
    これが前作の脚本家なら、週末に突然どこかの偉いさんが出てきて、
    鶴の一声で出場できるようになるんだろうが、さすがにそんな不正行為は
    本家本元の日テレから抗議が出るでしょうね。

    お兄ちゃん、いよいよ本格登場。これまでのお兄ちゃんと違うのは、
    ずば抜けて頭が良いこと。これまでは劣等生のコンプレックスもあって、
    何かで世間を見返したいという思いが空回りの繰り返しだったけれど、
    今度は、頭でっかちの世間知らず、というのが問題になりそう。
    打たれ弱そうだし。

  3. 還暦のたつお より:

    名乗る程の者ではございません様。「嗚呼、花の応援団」の主人公、青田赤道はマンガ史上類を見ない破壊的キャラクターでした。彼に比べたら、両津勘吉もバカボンのパパも知的にみえます。体育会の頂点の応援団のシゴキの凄まじさと下ネタを混ぜたスラプスティックギャグがからみ合った作風は癖になる面白さでした。ちなみにこの「嗚呼、花の応援団」、ロマンポルノ映画時代の日活で、一般映画として二作品映画化されました。監督は、鈴木清順監督の弟子の曽根中生さん。残念ながらこの映画二作ともまだ見れていません。チャンネルネコかユーネクストでやってくれないかなあ。

  4. あさのあさみ より:

    生粋の文学青年の貴司くんが何故システムエンジニア?と謎でしたが、なるほど、対人関係が苦手なので機械相手に黙々というわけですか、納得
    そもそも、何故あの両親から無口な子供が生まれたのか?ですが、きっと、両親が喋りっぱなしなので、子供が口をはさむ余地がなかったのでしょうね(笑)

  5. 魁光006便 より:

    最後の悠人の登場。
    前作の賢秀とは真逆のややこしい兄役。
    カムカムから3作連続で兄がトラブルメーカー枠に。

    ここまで穏やかに進んできた展開が一気に進んでいきますね。

    幼馴染トリオは関係良好。
    うめづの大将と女将がいい味を出しています。
    2004年はプロ野球再編問題がどう扱われるのかが気になります…。

    今回は舞よりも周りの変化が気になった回でしたね。

  6. オペラ座の怪人 より:

    親友と同じお店でアルバイト、いいね。
    しかし、面接を始めた瞬間に「採用!」
    お店の人とは、元々、顔なじみだったのかしらね?
    あんなに可愛い女子が2人してホールをやっていたら、
    そりゃ、大繁盛!

    お好み焼き屋青年は、なぜ、大学(文学部)に行かなかったのかしら?
    そして、東大生のお兄ちゃん、
    実家よりも先に、
    実家の隣のお好み焼き屋に来たの?

    ( ̄。 ̄)(* ̄。 ̄*)

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  7. 還暦のたつお より:

    パワー対軽量。滞空時間を延ばすには、機体もパイロットも軽い方がいい。しかし推進力を稼ぐにはパワーが必要、男性より一般的に体重の軽い女性がパワーを付ければ鬼に金棒。最近「鳥人間コンテスト」でも女性パイロットが多いけど、このころはまだ少なかったんだね。「上達早いね。」って子供の頃からやってるし。

  8. 還暦のたつお より:

    名乗る程の者ではございません様。「スカイハイ」はオーストラリアのアクション映画「スカイハイ」(これは邦題、原題は「香港から来た男」)のテーマ曲として使われていました。主演は何故か香港映画の功夫スター、ジミー・ウオングさん。悪役は「女王陛下の007」で一回だけジェームズ・ボンドを演じたジョージ・レーゼンビー。ハンググライダーによるアクションが見せ場の映画でした。(だから「スカイハイ」)主役のジミー・ウオングさん、俳優になる以前は水球の選手でした。そう言えばこのドラマに登場する吉川晃司さんも水球の選手でした。(話が繋がった。やれやれ。)

  9. 名乗る程の者ではございません より:

    近鉄バファローズネタ

    予告編より梅津に飾られている近鉄ユニフォームレプリカ、背番号21(岩隈久志)・背番号5(中村紀洋)・背番号なしの3種類
    なんとなくだけど、背番号なしのとこには背番号20があったんじゃないかな?
    タフィローズ、1994年シーズンは巨人に移籍済みの前シーズン本塁打王
    本塁打王を自由契約にするのは近鉄バファローズは初めてではない、過去にマニエルを自由契約にしています
    「あ~、またコスト削減かよ?💢」と思ってましたが、実のところ近鉄球団経営問題は尚更深刻だったということにはまだ気付いてませんでしたね

  10. 落合明人 より:

    舞えちやんのお兄さんは東京大学卒業してから株の投資家おやつてるみたいねでもまれのときに弟父親が株の投資家に失敗して謝金して問おうな暮れていることが私の朝ドラまれお見た記憶にあります舞えちゃんのお兄ちゃん注意して木尾つけてねでもちむどんとんの暢子ちゃんのニー二―よりかわいいほうですね

  11. 名乗る程の者ではございません より:

    鳥人間コンテスト
    番組テーマ曲はジグソーの「スカイハイ」でしたね、ミルマスカラス入場曲でもおなじみの
    マスカラス大好きでしたから歌詞も華麗に空高く舞い上がってアタックするぜみたいな内容と思ってましたが、実際に和訳したらフラれた男性が何でだよ~とメソメソしているという内容でしたね

    知らなくていいことってあるんだなと😞

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