2023/12/15(金)第11週「ワテより十も下や」
あらすじ
愛助がスズ子に恋人になってほしいと告白しました。突然の告白に対してスズ子は即答せず、答えを保留にしました。スズ子がどう答えるか悩み続けているころ、戦況はますます悪化し学徒出陣が始まりました。
一方、マネージャーの五木は村山興業を敵にまわすべきではないと考えていました。そこで五木は、十歳も年下の愛助と恋仲にならないほうがいいとスズ子に忠告。しかしスズ子は、五木の忠告に対しても返事ができませんでした。
そんな中、スズ子は小夜を連れて伝蔵のおでんの屋台へ。スズ子は愛助への気持ちを小夜に打ち明けました。小夜に打ち明けてもなお迷い続けるスズ子に、おでん屋の伝蔵が言いました。大事なのは年の差ではなく自分の気持ちだと。
その翌日、スズ子は愛助の家を訪ねました。スズ子が愛助を訪ねたそのとき、坂口が愛助を諭しているところでした。坂口が愛助に詰め寄る声を扉の外から聞いていたスズ子は、たまりかねて愛助の部屋の中へ乗り込んでゆくのでした。
第16週 | 第17週
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感想
告白への答え
前回の愛助くんの告白を受けて思い悩むスズ子ちゃんの姿から始まった今回。
スズ子ちゃんは今回のうちに愛助くんの告白への答えを出すことができず、最後の最後まで悩み続けていました。
愛助くんの出会いから始まった今週は、愛助くんとの関係をどうするかをスズ子ちゃんが決められぬまま終わりました。
今週の振り返り
今週は、スズ子ちゃんが地方巡業を開始。
巡業先で知り合った青年と友達になり、急速に距離を縮め青年に告白されるまでが描かれました。
青年は何年も前からスズ子ちゃんの熱狂的なファンでした。
崇拝していると言っても差し支えないほどのファンでした。
そして崇拝の対象だったスズ子ちゃんと繰り返し会う中で、崇拝の念が恋心に変化するまでに時間はそれほどかかりませんでした。
一方のスズ子ちゃんは十も年下の青年など色恋の相手にはならないと考えていました。
この油断とも言えるスズ子ちゃんの思い込みが、スズ子ちゃんの気持ちにスキを与えてしまったのでしょうか。
色恋の相手にはならないと口では言いながらも、スズ子ちゃんはいつの間にか愛助くんと過ごす時間を心から楽しみ、思わず鼻歌を歌ってしまうほどに。
スズ子ちゃんが自覚していたかどうかはわかりませんが、明らかにスズ子ちゃんの中にも恋心が芽生えていました。
そんな中での愛助くんの告白です。
それが前回。
今回、スズ子ちゃんの愛助くんへの返答はなく、返答は次週に持ち越し。
しかし、その返答がどのようなものになるのかは次週の予告が物語っていました。
さて、スズ子ちゃんと愛助くんの恋のエピソードが一段落つくのは来年の1月下旬か2月上旬になるものと思われます。
スズ子ちゃんと愛助くんの関係を含む、年明けのおおよその展開が判明しました。
2024年1月のおおよその展開
年が明けた1月度のおおよその展開が判明しました。
判明した放送期間は第15週から第17週、2024年1月8日から26日までの三週間です。
年明け最初の週は2024年1月4日と5日の第14週。
終戦を迎えるこの週の内容はすでにアナウンスされていました。
この度新たにアナウンスされたのはその後の戦後編の展開です。
【1/8-1/12】第15週「ワテらはもう自由や」
戦後になり、スズ子ちゃんが歌手活動を本格的に再開します。
敵性歌手と言われることもなく、三尺四方の枠からはみ出すことを禁じられることもなく、自由に歌える日が再びやってきます。
また、終戦を上海で迎えた羽鳥先生も帰国します。
羽鳥先生は無事に帰国を果たすものの、帰国までの道のりは困難を極めるようです。
羽鳥先生の帰国までの描写、どんな描かれ方になるのでしょうか。
【1/15-1/19】第16週「ワテはワテだす」
この週では、スズ子ちゃんが女優業に進出します。
女優業に進出するきっかけは、喜劇王・タナケンとの舞台での共演です。
喜劇王・タナケンこと棚橋健二を演じるのは生瀬勝久さん。
史実では笠置シヅ子さんとエノケンは数多くの舞台と映画で共演し、次々にヒット作を生み出しています。
なのでタナケンとの共演エピソードも時間をかけて描かれるものと思われます。
【1/22-1/26】第17週「ほんまに離れとうない」
この週ではついにスズ子ちゃんと愛助くんの結婚の話が登場。
また二人の結婚に愛助くんの母・トミさんが条件をつけるエピソードが描かれます。
史実では、二人が結婚を決めてしばらくした後にある悲劇が発生しています。
その「ある悲劇」が描かれるのはこの週かその次の週あたりになるものと思われます。
予習レビューと史実のリアルエピソード
スズ子ちゃんが村山愛助への恋心を自覚し恋バナが本格的に始まります。
ここまでの流れを今一度整理しています。
地方巡業で名古屋に行ったスズ子ちゃんはそこで村山愛助と出会います。
名古屋から神戸に向かうスズ子ちゃんは、村山愛助と一緒に汽車で移動することに。
スズ子ちゃんが東京から戻ると、すぐに村山藍助がスズ子ちゃんを訪問。
村山愛助の家でレコードを聴かないかと誘われたスズ子ちゃんは、小夜ちゃんを連れて村山愛助の家へ。
そして距離を縮める中、出会いから半年ほどして村山藍助がスズ子ちゃんに告白。
告白されたスズ子ちゃんもまた村山藍助に対する恋心を自覚しはじめる・・・
一方、史実ではどうだったか。
地方巡業で名古屋に行った笠置シヅ子さんはそこで吉本頴右と出会います。
名古屋から神戸に向かう笠置シヅ子さんは、吉本頴右と一緒に汽車で移動することに。
ここまではドラマで描かれるとおり。
ドラマの中では半年ほど経て村山藍助がスズ子ちゃんに告白しますが、史実では二人が恋仲になるまでに一年半ほどかかっています。
出会いから恋までの期間がドラマと史実の最大の違いです。
参考までに『わろてんか』では、北村笑店の創業25周年公演『マーチン・ショウ』の資料集めを手伝ったつばきという女性と恋に落ちるという展開でした。
第16週 | 第17週
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スズ子ちゃんの、「胸が、キューっとなんねん」と小夜ちゃんにカミングアウトしたあと、
おでん屋の伝蔵さんのセリフにグッときました。
「大事なのは自分の気持ち」と。亡くなった大和礼子さんのセリフが思い出されます。
坂口が愛助に交際を反対するシーンは、スゴく切なくて泣きそうになったけど、
スズ子ちゃんが啖呵を切って、なんか、スカッとして。
いつものスズ子ちゃん(明るくてキップがよくて)で安心しました。
スズ子ちゃん、かっこええわぁ( ^ω^ )
坂口氏の圧が凄い。
あまりの濃さに、他の話が入って来ません(笑)
でも、世間の見方は、そうなんですよね。
坂口氏は、悪くはない。
ボンを守る立場上、理解できます。
スズ子ちゃんが、おぼこ過ぎるだけ。
最近の小夜ちゃん、シャクレ顔しか見ていない気がする。
もっと活躍させてあげて欲しいな。
いい子だと思うから。
ワイの推しメンの茨田さん、今週は出番少なかったなあ
淡谷さんの史実では慰問活動している頃なんだよね、藤山一郎さんと並び慰問が多かったからね
私が淡谷さんのエピソードで一番好きな特攻部隊への慰問のシーン、今作では描かれるみたいですね
「胸がちょーつと苦しいねん。」それ恋です。「ちぇっ、聞かせてくれてもいいべえ。」君図々しいよ。「夢を語る男は信用できねえ。」まあ当たってるけど。意外に豊富、小夜ちゃんの恋愛経験。伝蔵さん後押ししちゃった。しかしアラサーで中学生レベルの恋愛感情、手練れとは程遠い。坂口氏の叱責。スズ子さんに火をつけた。坂口氏に怒鳴り込み。次週はラスボス、笑いの王国の女王登場。
思っていた以上に大根でした。おかげで流れが切れて仕方が無い。