NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ブギウギ』
2024年1月8日 〜 1月12日放送
あらすじ
終戦
巡業先の富山県高岡で終戦を迎えたスズ子は、すべてが混乱する中、やっとの思いで東京の自宅まで戻ってきました。
戦争が終わっても物資は不足し不便を強いられながらも、スズ子は愛助とともに幸せで平和な日々を送ることができるようになりました。
日帝劇場が再開
終戦からしばらく経ち、戦時中は閉鎖されていた日帝劇場が再開。
日帝劇場の再開を記念する公演に、スズ子は出演することが決まりました。
茨田りつ子が帰京/羽鳥が帰国
慰問先から茨田りつ子が帰京、一時は帰国があやぶまれた羽鳥も上海から戻って来ることができました。
そんな中でスズ子は、歌手・福来スズ子として新たな一歩を踏み出しました。
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今週の展開
67: 1/8(月) 巡業先で玉音放送を聞く
68: 1/9(火) スズ子が闇市で食料調達
69: 1/10(水) 劇場再開/戦後初の公演
70: 1/11(木) スズ子のパフォーマンス
71: 1/12(金) 楽団が抱えはじめた問題
予習レビューと史実のリアルエピソード
前週、スズ子ちゃん、茨田りつ子、羽鳥先生の三人は、それぞれが活動を行う土地で終戦を迎えました。
今週は、戦時中は閉鎖されていた日帝劇場が再開。
再開記念公演にスズ子ちゃんが出演することが決定しました。
史実の笠置シヅ子さんの戦後はどのようなものであったのか。
主な出来事をまとめてみます。
昭和20年11月20日、日劇再開第一回公演
戦後の笠置シヅ子さんの活動は日劇の再開公演から始まりました。
終戦の年の昭和20年(1945年)11月20日、日劇再開第一回公演『ハイライト・ショー』が開催。
同レビューの出演者は、轟夕起子、灰田勝彦、岸井明、そして笠置シヅ子さん。
会場となった日劇は空襲で被災したものの、この日のために復旧工事を急ピッチで行い、再開第一回公演の開催を実現しました。
日劇を運営する東宝は東京宝塚劇場を占領軍に提供。
その代わりに日劇の接収を免れたと言われています。
昭和20年12月初旬、服部良一氏帰国
昭和20年12月初旬、服部良一氏帰国が帰国しました。
上海で終戦を迎えた日本人の多くは租界内に集められた上、収容所に抑留されました。
服部良一氏も死を覚悟したそうですが、上海からの最初の引き揚げ船『盟友丸』に乗り込むことができ、鹿児島の加治木港に到着。
無事に帰国できた服部良一氏は東京に到着し、品川から有楽町に向かう途中で車窓から見えた日劇の看板に目を見張りました。
そのとき日劇は『ハイライト・ショー』の上演中で、看板には笠置シヅ子さんの名前があったからです。
服部良一氏は楽屋に駆けつけ仲間たちと再会したかったものの、家族との再会を優先させ自宅に直行しました。
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