ブギウギ

茨田りつ子が取材受ける / ブギウギ 第98回

2024/2/20(火)第21週「あなたが笑えば、私も笑う」

あらすじ

愛子が撮影所で転び頭に怪我をしてしまいました。大事に至らなかったものの、この騒動で撮影を止めてしまったことで、スズ子はタナケンから厳しく注意されました。それ以降、スズ子は愛子が気になり仕事に集中できなくなりました。

同じころ、茨田りつ子はスランプに陥りいらだっていました。茨田りつ子は自分の歌に納得することができなくなっていたのです。マネージャーは休養を提案するものの、その提案を茨田りつ子は一蹴しました。

そんな中、芸能貴社の鮫島が茨田りつ子に取材を行い、茨田りつ子を挑発しました。ほどなくして刊行された雑誌には、女優業に夢中になる鈴子を批判する茨田りつ子のインタビュー記事が掲載されていました。

そんな中で鮫島は、スズ子の取材のために撮影所まで乗り込んできました。鮫島はスズ子を挑発し、茨田りつ子との対談を提案。鮫島の口車に乗せられたスズ子は、茨田りつ子との対談を受け入れてしまいました。

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感想

芸能記者の鮫島に引っ掻きまわされる回でした。

そして、鮫島の策略に引っかかってしまった茨田りつ子とスズ子ちゃんの反応が興味深い回でした。

茨田りつ子の反応

スズ子ちゃんが鮫島の口車に軽く乗ってしまうのは想定内。

しかし、あの茨田りつ子までもが鮫島の口車に乗ってしまうとは。

茨田りつ子にとってはタイミングが悪かったのかもしれません。

ワンマンショーをやっても思うように声が出ない。

入場料を返金したいくらいの出来栄え。

しかし、だからと言って歌手が歌をやめて休養するなんていうことは茨田りつ子の性格ではできない。

そんなタイミングで鮫島が言いました。

茨田りつ子には歌しかない。

そう福来スズ子が言っていたと。

おそらく茨田りつ子は鮫島と会うのはこれが初めて。

平気で口から出まかせを言う男だとは茨田りつ子は夢に思っていない。

なので「福来スズ子発言」を茨田りつ子は信じてしまったのでしょう。

特に今のタイミングでは痛いところを突かれた発言なので。

記者の鮫島、人の弱みを見抜く嗅覚だけは人一倍あるらしい。

茨田りつ子には歌しかないという「福来スズ子発言」をうっかり信じてしまった茨田りつ子。

今は火がくすぶっているみたいな状態です。

もう一回あおれば茨田りつ子は間違いなく炎上しそう。

鮫島の茨田りつ子に対する次の一手はどんなものなのか。

憎たらしいキャラだけど、何をやってくれるのか楽しみなキャラでもあります。

スズ子ちゃんの反応

茨田りつ子とは異なりスズ子ちゃんは鮫島に対して免疫があるはずです。

ラクチョウのおミネの一件で、迷惑をこうむったので。

しかしスズ子ちゃんは鮫島の口車に乗ってしまいました。

ブギはもう終わりという「茨田りつ子発言」の挑発に乗って。

あの場に山下さんが居合わせたら、スズ子ちゃんは鮫島の口車に乗ることはなかったかもしれません。

山下さんが鮫島の嘘を一蹴してくれたことでしょう。

こんな男の言葉を信じるな、どうせ口からでまかせを言っているに過ぎないと。

しかし、山下さんは愛子ちゃんを連れてあの場を立ち去ってしまいました。

鮫島が愛子ちゃんに目をつけたのは、あれは山下さんをあの場から立ち去らせる策略だったのか。

だとしたら鮫島、かなりの策士です。

しかし、上にも書きましたがスズ子ちゃんは鮫島に対して免疫があるはずです。

鮫島が平気で嘘を書く記者であることを誰よりもわかっているはずです。

しかしスズ子ちゃんは鮫島が口にした「茨田りつ子発言」を信じてしまった。

茨田りつ子がスランプの最中だったからこそ鮫島の言葉をうっかり信じてしまったように、スズ子ちゃんも愛子ちゃんのことで気もそぞろだったのか災いしたのかな?

鮫島の口車に乗って、スズ子ちゃんは茨田りつ子との対談に応じてしまいました。

次回、スズ子ちゃんと茨田りつ子は対談するようですが、対談の内容そのものよりも、鮫島がどう立ち回るのかの方が気になるブログ主です。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

笠置シヅ子さんとエノケンの共演映画

今週、喜劇王との映画の共演エピソードが描かれます。

今週のドラマの中で描かれるスズ子ちゃんとタナケンの共演映画のタイトルは『タナケン・福来のドタバタ夫婦喧嘩』。

一方、史実では笠置シヅ子さんとエノケンの主な共演映画には以下のような作品があります。

歌うエノケン捕物帳昭和23年(1948年)新東宝
びっくりしゃっくり時代昭和23年(1948年)大映
エノケン・笠置のお染久松昭和24年(1949年)新東宝
エノケン・笠置の極楽夫婦昭和24年(1949年)新東宝

上記4作品のうち、ドラマの中に登場する『タナケン・福来のドタバタ夫婦喧嘩』の実在モデルと思われるものは『エノケン・笠置の極楽夫婦』。

同作でエノケンが演じるのは漫画家。

笠置シヅ子さんが演じるのは、エノケン演じる漫画家と結婚したばかりの妻。

新婚の漫画家夫婦の家が新婚旅行に行っている間に、漫画家の恩師に家を占拠されてしまうというドタバタ・コメディです。

同作は昭和24年(1949年)11月1日公開。

また、昭和26年(1951年)4月7日に「新東宝喜劇集・喜劇爆笑3本立週間」の1つとして縮尺新版も公開されています。

「新東宝喜劇集」として公開された3作品は次のとおりです。

びっくり五人男古川ロッパ、横山エンタツ、花菱アチャコ、美空ひばり
エノケン・笠置の極楽夫婦榎本健一、笠置シヅ子
続・向こう三軒両隣 どんぐり歌合戦柳家金語楼、野上千鶴子、美空ひばり

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POSTED COMMENT

  1. 名乗る程の者ではないでおま より:

    ケラさん脚本担当が多い劇団ナイロン1000℃、ウソやでまかせからの展開が多い作品が目立ちますので所属しているみのすけさんが口からでまかせ達者なのはホント自然だわな

  2. 還暦のたつお より:

    山下さんの助言、流石年の功。タナケン先生の忠告。まあ当然。スズ子さん気もそぞろ。りつ子さんスランプ。おい鮫島出まかせ言うんじゃない。また余計な波風が。鮫島の術中にはまっているぞ。

  3. 丹善人 より:

    千に3つだけ本当のことがあるのをセンミツと言うとか。
    センダミツオの芸名の由来だが。
    すべてが嘘ではないというか、そういう言葉を引き出して拡大させる、
    それも能力なんだろうかね。

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