おむすび

結が社食のレシピを刷新 / おむすび 第62回

2024/12/24(火)第13週「幸せって何なん?」

あらすじ

肩を壊し野球を続けることができなくなった翔也は、総務課でフルタイムで勤務することになりました。しかし、野球しかしてこなかった事務作業が苦手で、パソコンも満足に使うことができませんでした。

一方の結は社員食堂のメニューすべてのレシピのリニューアルを完成。その出来栄えは立川と原口を感心させました。そんな中で翔也は、結に合わせる顔がないと感じ、昼休憩の時間も社員食堂に足を運ぼうとはしませんでした。

数日後の日曜日、結は気分転換をしに大阪のチャンミカの店を訪問。そこで結は翔也と遭遇。別人になるためギャルになろうと決めた翔也は金髪になっていました。現実から逃げるためにギャル男になった翔也を見て結は激怒しました。

次の土曜日。菜摘は結のために合コンをセッティング。その席で結は言われました。彼氏が野球をやめたら栄養士になったことも星河電器に就職したことも無意味になるのではないかと。その言葉を聞いて結は思い詰めてしまうのでした。

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感想

立川さん

立川さんが今日も別人のよう。

結ちゃんの初出勤の日の態度と比較すると。

結ちゃんが初めて社員食堂で働き始めた日、立川さんは言い切りました。

うちに栄養士なんていらないと。

そしてその日以来、立川さんは結ちゃんに対して仕事の指示すら出さない。

あの時、立川さんはそれほど機嫌の悪い日々が続いていたのかな。

澤田投手が巨人に入団したことで腹の虫がおさまらなかったのかも。

飲みに行った翌朝は機嫌は良かったかれど結ちゃんを受け入れたわけじゃない。

そんな立川さんが変わったのは何がきっかけだったのか。

立川さんが変わったのは結ちゃんと原口くんが作ったレシピノートを取り上げた時でしょうか。

ノートを見た瞬間の立川さんの表情、何か気づきを得た表情でした。

自分のレシピを客観視したのは立川さんはあれが初めてだったのかもしれません。

そしてプロだけに、このレシピには問題があるということも分かった。

結ちゃんにそれなりの才能があることも立川さんなら見抜けたはずです。

それ故に、調理の知識もある栄養士の視点からのレシピの見直しが必要だということも理解したとブログ主は推察しています。

そんな立川さんがついに結ちゃんの仕事を全面的に受け入れることに。

今回、結ちゃんが作ったレシピを食い入るように見つめる立川さんにプロの潔さを感じました。

ギャル男になった翔也くん

「別の人間になりてえ」

街中を歩いていて「ヨン様」と声をかけられるのが耐えきれなくなった翔也くん。

まさかのギャル男に。

「まさか」とは書きましたが、翔也くんがギャル男になることは知っていました。

しかしブログ主は翔也くんがギャル男になって、しかもチャラい男になってしまうのではないかとそのことを心配していました。

しかし、その心配は取り越し苦労で終わったようです。

金髪になりギャル男になっても翔也くんは翔也くんのままでした。

ちょっと安心。

自暴自棄におちいってギャル男になったのではなく、単純に「ヨン様」と声をかけられたくないだけだったようです。

そしてそんな翔也くんの気持ちを理解する聖人さん、今日も優しい。

「くそ真面目なあいつが髪を染めるなんて相当追い詰められてるのではないか」

聖人さん、翔也くんのことをよく分かっています。

翔也くんの現時点での最大の理解者は聖人さんかも。

しかし翔也くんはそのことに気がついてはいません。

今、聖人さんが翔也くんの話を聞いてあげる機会があったら、翔也くん少しは気持ちが楽になるのかも。

結ちゃんがそこに気が付いてくれればとも思いますが、そこに気がつくには結ちゃんはまだ若すぎるようです。

ついに翔也くんを見限ってしまったらしい結ちゃん。

さらに結ちゃんは、栄養士になった意味、星河電器に栄養士として就職した意味を見失ってしまったようです。

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予習レビュー

前週、肩に違和感を訴えていた翔也くん。

違和感の正体が今週になって判明し、翔也くんの夢が絶たれます。

前週までの振り返り

速球が思うように投げられなくなりスランプに陥った翔也くん

そんな中で翔也くんは魔球「ヨン・シーム」によってスランプを抜け出し、エースの澤田投手と並んで注目されるまでの存在に。

ここまでが前々週。

そして前週。

翔也くんは肩に違和感を感じ始めます。

最初は疲れているのかなぐらいに思っていたらしい。

しかし、違和感は日に日にひどくなります。

翔也くん、これはただの疲れでは済まされないと気づくのでしょう。

そこで翔也くんは結ちゃんとのデートの前に本屋さんの医学書コーナーに行きました。

その医学書の記述を読んで、これはただごとでは済まなそうだということを翔也くんは理解するものの、それゆえに病院に行けません。

ひどい状態であることがわかるのが怖いので。

病院には行かない。

肩の不調を誰にも相談できない。

そんな状態が続く中で、先週の最後の最後に投球した直後に激痛が走る。

ようやく病院に行くことにした翔也くんは、違和感の正体が想像していた以上にひどいものであることを知ります。

そして、野球を続けられ亡くなるかもしれないと打ち明けるまでが先週です。

今週の前半の翔也くん

今週の前半、翔也くんは肩に違和感を感じていたこと、その違和感の正体を結ちゃんに打ち明けます。

違和感の正体、すなわち精密検査の直後の医師の所見です。

医師曰く、精密検査の結果次第では手術も必要。

さらに、手術しても元の状態に戻る可能性は絶望的なレベル。

失意の翔也くんはそれでも一縷の望みを見出そうと監督に尋ねます。

肩がこんな状態でも、プロ球団からドラフトで指名されることはあるのかと。

翔也くんの問いかけに対して監督は言い切ります。

そんな球団はないと。

精密検査の結果次第ではプロへの道を完全に絶たれてしまう。

ここまでが今週の前半。

今週の中盤の翔也くん

二週間ほど経て、精密検査の結果がわかります。

手術は必要。

しかし手術してリハビリを頑張っても、もとのように投球することは不可能。

翔也くんの夢が絶たれる瞬間です。

ところで翔也くんは高校時代、甲子園出場の目標は果たすことができませんでした。

あの時の翔也くんの立ち直りは早かった。

甲子園はゴールではなく通過地点。

ゴールに向けての道を変えればいいだけ。

そんな考え方で、甲子園出場を果たせなかった悔しさを一夜にして忘れました。

しかし今回は道の書き換えはできない。

翔也くんの人生の中で最大のピンチと言っても差し支えないレベルです。

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POSTED COMMENT

  1. 名乗る程の者ではございません より:

    未来人として言えること

    街中華はプチブームになるよ
    オリックスの未来のエースとして数年後に山本由と宮城という素晴らしい投手が入団するぞ(けど神戸主催試合は激減する)

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    なんか年末恒例番組「プロ野球戦力外通告」みたいな展開に耐えきれず翔也くん左腕で投げればというXでの呟きがちらほら
    ありえない展開ではないかと
    「エール」の森七菜さんや「舞いあがれ」の福原遥さんは左利きにも関わらずドラマでは右利き設定だったし、いざとなればCGでの修正可能だし
    加えて多少のぎこちない投げ方になっても「カムカム」の桃太郎くんのキャッチボールシーンでの投げ方に寛容だった朝ドラファンはスルーするだろうし
    知らんけど
    あと「プロ野球戦力外通告」のナレーションは後任の日野聡さんには申し訳ないがやっぱ東山さんが適任だったよな、アリナミンのCMも

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