2025/1/24(金)第16週「笑え、ギャルズ」
あらすじ
チャンミカの店が盗難被害に遭い、その話を聞いたひみこは窃盗犯は歩ではないかと言い出しました。ムキになって否定する歩に対してひみこは告げました。困難なときに近くにいてあげるのが友達ではないかと。
翌日、歩はチャンミカの古着屋に足を運び、彼氏を疑ったことを謝罪しました。しかし、歩の疑念は当たっていました。チャンミカの彼氏の名前も職業もすべて嘘でした。チャンミカは騙されていたのです。
チャンミカが歩にことの次第を打ち明けていると、そこへ思いがけない人物がやってきました。歩とチャンミカのギャル時代の共通の友人・アキピーがやって来たのです。歩とチャンミカ、そしてアキピーは再会を喜び合いました。
アキピーの来訪に歩とチャンミカは大いに励まされました。そして元気を取り戻した歩は、チャンミカとアキピー、そしてルーリーを誘ってカラオケへ。その頃、結は子育てと勉強に励んでいました。
第21週
おむすび|感想あらすじネタバレトップページ
感想
今週の振り返り:まさかのスピンオフ
今週はまさかのスピンオフでした。
事前に発表されたストーリーを読んでいて違和感は感じていました。
メインのお話が歩ちゃん、チャンミカ、ルーリーなどギャルたちばかりで、そこに結ちゃんと翔也くんの存在感がない違和感を。
でも、まさかスピンオフだとは想像もできませんでした。
しかし、同じ脚本家の先生が書いているためかスピンオフ特有の別のストーリーを見ているような感じはありませんでした。
スピンオフの中には、別の脚本家の先生が手がけるケースもあり、登場人物たちが別人みたいに見えてしまうこともしばしば。
しかし今週のスピンオフは、歩ちゃんはいつもの歩ちゃんのまま。
チャンミカもルーリーもいつもの姿のまま。
そして米田家の両親も、商店街の面々も、突如登場したひみこさんも、いつもと同じ。
なので安心して見ていられました。
今週の振り返り:歩ちゃん
今週のサブタイトルは「笑え、ギャルズ」。
サブタイトルが示す通りギャルたちのストーリーでした。
歩ちゃん、チャンミカ、ルーリー、三人のギャルたちのストーリー。
歩ちゃんは東日本大震災から一年経っても迷い続けていました。
自分は被災者の方々のために何ができるのか。
一度はその迷いは消えたはずです。
孝雄さんに、ギャルとして出来ることをやれと言われてアキピーの存在を思い出して連絡。
被災地の仮設住宅で暮らすアキピーからの情報によって、ギャルとして出来ることを歩ちゃんは見出しました。
しかし、アキピーとの連絡の再開が再び歩ちゃんを迷わせることに。
安易な励ましが通じないような暮らしをしているアキピーはじめ被災者の方々に、自分のやっていることは役に立っているのだろうか。
なかなか答えが見つからない歩ちゃん。
そんな迷える歩ちゃん、さらに面倒なことに巻き込まれてしまいました。
今週の振り返り:チャンミカ
彼氏にメロメロだったチャンミカ。
幸せの絶頂にあったチャンミカが一転してどん底に突き落とされました。
歩ちゃんは、チャンミカの彼氏・ターくんを信頼できなかったらしい。
チャンミカ、これまでもダメンズに泣かされ続けてきたのだとか。
だから歩ちゃんは心配でした。
また泣かされるのではないかと。
しかしチャンミカは聞く耳を持たず。
それどころか、ターくんにすすめられた合コンに参加するよう、歩ちゃんに強くすすめました。
しかし合コンで歩ちゃんの中のターくんへの疑念はさらに大きくなることに。
そして歩ちゃんの中のターくんへの疑念がふくらめばふくらむほど、歩ちゃんとチャンミカの溝は広がるばかりです。
そんな中で発生した盗難事件。
盗難事件の犯人はターくん一味ではないかと歩ちゃんは疑いました。
そして、この一件によって歩ちゃんとチャンミカの心の溝は修復が困難なレベルに。
ここまでが木曜日。
しかし今回、歩ちゃんの勘が当たっていたことが判明。
歩ちゃんとチャンミカの心の溝が絶望的な状況になるのは回避できましたが、チャンミカはどん底に。
今週のサブタイトルは「笑え、ギャルズ」ですが、とても笑ってなどいられないところまで来てしまった・・・と思ったところで、まさかのアキピー。
アキピー、今週の最後の最後に登場しました。
結ちゃん
最後の最後に、結ちゃんもやっと登場しました。
そして、ネットニュースなどを見る限り、今週と来週は結ちゃん不在のスピンオフ週ということでしたが、次週予告では結ちゃんの映像がたっぷりとありました。
次週は結ちゃんの出番は通常どおりにあるのかな?
主人公が不在のまま二週間はさすがにもたない。
次週、結ちゃんが通常通りに登場しますように。
予習レビュー
予習レビューのための情報に限りがある今週は、『おむすび』の時代背景を予習レビュー欄にまとめています。
今回は1996年です。
1996年(平成6年)のギャル文化
1996年はドラマの中では歩ちゃんがギャルになった年です。
この年、「アムラー」が全盛期を迎えました。
「アムラー」とは安室奈美恵さんはのファッションを真似たギャルのことです。
安室奈美恵さんは1992年に当時の東芝グループの東芝EMIよりメジャーデビュー。
1995年1月にシングルリリースした「TRY ME 〜私を信じて〜」が重なり累計売上73万枚の大ヒットとなりました。
1995年10月、ファーストアルバム『DANCE TRACKS VOL.1』を東芝EMIよりリリース。
初のオリコンチャート首位を獲得しました。
その後、avexへレコード会社を移籍し小室哲哉氏がプロデュース。
そして歩ちゃんがギャルになった1996年には3つのシングルでミリオンセラーを記録し一世を風靡しました。
この年はまたコギャルブームの最盛期とも言われています。
コギャルブームの中、「チョベリグ(超very good)」「チョベリバ(超very bad)」などが流行語になったのもこの年です。
ギャルの聖地「渋谷109」
ドラマの中でも歩ちゃんが「渋谷109」の前で撮った写真が登場していましたが、当時「渋谷109」はギャルの聖地と呼ばれていました。
「渋谷109」とは東急グループが展開するファッションビル。
1979年4月に開業しました。
開業当初は「渋谷109」から徒歩圏内にある高級住宅街・松濤在住の家族の子女を想定した「お嬢様向け」のファッションビルでした。
しかし1991年のバブル崩壊により売り上げが激減。
1995年に全面リニューアルを行い、ギャルファッションの店舗が多数入居するファッションビルになりました。
歩ちゃんがギャルになった1996年。
「渋谷109」は「若者の流行発信地」と自らを位置づけ、ギャルファッションのブランドの店舗を集積。
それぞれのブランドは、カリスマギャルと呼ばれるようなトップクラスの店員を集め、全国各地からギャルたちが集まっていました。
なお、当時「渋谷109」の2階にチケットぴあが入居。
ブログ主は「渋谷109」2階のチケットぴあをよく利用していたため、歩ちゃんのギャル時代の「渋谷109」は身近な存在でした。
1996年(平成6年)の野球
第68回の春の選抜では、栃木県からは宇都宮工業高校が7年ぶり4回目の甲子園出場。
甲子園大会では鹿児島実業高校が初優勝を飾りました。
第78回の夏の大会では、栃木県からは宇都宮南高校が4年ぶり3回目の甲子園出場。
甲子園大会では愛媛県の松山商業高校が27年ぶり5回目の優勝を果たしました。
この年のプロ野球・セリーグは、読売ジャイアンツがリーグ優勝。
パリーグはオリックス・ブルーウェーブが前年に続いてリーグ優勝。
日本シリーズではオリックス・ブルーウェーブが19年ぶり4回目の優勝を果たしました。
1996年(平成7年)の日本
1996年、「スターバックスコーヒー」が東京の銀座に一号店を出店しました。
ブログ主は1994年に米国でスタバを体験していたこともあり、日本の一号店のニュースを聞くやただちに行ったことを思い出します。
また「Yahoo! JAPAN」がサービスを開始したのもこの年。
まだマニアしか知らない「Yahoo! JAPAN」は当時、原宿の一角に三坪ほどのショールームを開いていましたが、いつも閑古鳥が鳴いていました。
インターネットやらパソコンやらは、まだそれほどマイナーな存在でした。
第21週
おむすび|感想あらすじネタバレトップページ
突然のスピンオフ週に対して、いつも通り抑制の効いた表現で感想(不満?)を述べるブログ主さんは優しいですね。
丁度再放送している「カーネーション」も、今週は主人公糸子の長女(優子)と次女(直子)を中心とするスピンオフ的な内容でしたが、今後の展開に繋がる内容でした。
色々言われた「ちむどんどん」でも最終回まで観たものの、今週の内容は視聴者をないがしろにしているように思えて、これを機に「おむすび」は離脱しそうです。
犯人はこの中にいます、という小ネタですが「あまちゃん」水口の言ったじっちゃんの名にかけての演出に比べたらおちるなあ、あれはめちゃめちゃ笑えたけど
あくまでも個人感ですがね
お前の芸はアメリカでもウケる、と渡辺直美さんに熱烈に渡米オファーしたのはウィルスミスさん、アカデミー賞会場でのビンタの件は暴力云々除いたらスミスさんを支持する、だってワイは日本人だから