おむすび

結が複雑な気持ちを抱く / おむすび 第106回

2025/3/3(月)第22週「現実と理想って何なん?」

あらすじ

令和元年(2019年)10月。結は病院で仕事をする中で複雑な気持ちになることが増えていました。栄養指導を行うという仕事の性質から、結は患者から厳しいと言われたり怖いと思われることが多かったからです。

そんなある日、菜摘が勤め先のコンビニ本部を辞めるかも知れないと結に相談しました。菜摘はその頃、異動して高齢者向け弁当の開発を担当していましたが、菜摘が提案する企画のことごとくが部長から却下されていたのです。

菜摘は会社を辞めようと考えるほど思い詰めるその一方で、高齢者向け弁当の開発を諦めたくはありませんでした。その頃、美佐江が加齢とともに元気がなくなることを案じていたのです。菜摘から相談を受けた結は、健康な高齢者に必要な食事のアドバイスをしました。

一方で結は栄養指導によって健康体を取り戻した患者が病気で再入院してくることにも理想と現実のギャップを感じていました。そんな中で結は、菜摘から高齢者向け弁当の共同開発をしないかと話を持ちかけられました。

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感想

前々週、前週の二週間は聖人さんの週。

そのせいかどうか、結ちゃんの出番が主人公としては少ないことが気がかりでした。

もしかすると前週までの二週間も、スピンオフの二週間と同様にスケジュール調整の二週間だったのかもしれません。

そんな主人公の出番が少ない二週間を経てついに3月。

最終月を迎えて結ちゃんがドラマの真ん中に戻ってきました。

結ちゃん

いつだったか、結ちゃんがNSTの面々と居酒屋に足を運んだ場面。

結ちゃんは居酒屋メニューに厳しくチェックをしていました。

その一方で、結ちゃん不在の米田家の食卓で、は翔也くんと花ちゃんが内緒で夕食後にアイスクリームを堪能。

結ちゃんのストイックぶりが直接的&間接的に描かれる場面がありました。

その場面、そんな結ちゃんの性格が今週になって回収され始めました。

患者から怖い、厳しいと言われることを気に病んでいる結ちゃん。

そのことを相談すると後輩の管理栄養士からも怖いと言われてしまう。

塚本さんによれば、管理栄養士は嫌われてなんぼの職業のようなので、結ちゃんは職責は果たしていると言うことなのでしょう。

その一方で結ちゃんは理想と現実のギャップにも直面。

患者の中野さんが再入院。

厳しいと言われるほどの食事指導も通用するのは入院中だけ。

退院したら途端に入院前と同じ食事に戻ってしまい、再び入院する。

食事が元のスタイルに戻ってしまうのは、厳しすぎる食事指導の反動もあるのかな?

いずれにせよ今週の結ちゃん、

・怖いと言われて複雑な気持ち
・理想と現実のギャップ

の二つの悩みを抱えてスタートしました。

「2020年」

今回は、永吉さんが亡くなってから半年以上が経過した2019年10月からスタート。

元号が平成から令和に変わりました。

そしていよいよ、あの「2020年」が近づいてきました。

パンデミックが始まった「2020年」です。

翌年の「2020年」がとんでもない一年になるなど想像すらできない登場人物たちに、新しい動きが始まりました。

会社を辞めようかと思い詰めていた菜摘ちゃんは結ちゃんに相談。

その結果、なかなか通らなかった高齢者向け弁当の企画が採用され、さらに結ちゃんに共同開発の話まで舞い込んでくる。

結ちゃんが病院勤務に対して色々と抱え込んでいる絶妙なタイミングです。

次回以降、結ちゃんは菜摘ちゃんの協力をするのでしょう。

そんな中で新たな天職を見つけてしまうのか。

一方、歩ちゃんも自社ブランドの取り扱い店舗も増えて順調そう。

全国展開に向けて勝負をかける直前のタイミング。

それが歩ちゃんの現状でしょうか。

花ちゃんは10歳以下の女子サッカー代表に選ばれる。

これから代表として出場する日々を花ちゃんはどれだけ楽しみにしていることか。

そんな、登場人物たちの夢や希望を飲み込んでしまう日へのカウントダウンがそろそろ始まるのでしょうか。

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今週の主なトピック

第22週「現実と理想って何なん?」の主なトピックは次の4つです。

1:結の病院の仕事への迷いと菜摘との協業
2:ハギャレンの元ギャルたちが再登場
3:花は女子サッカーの大阪代表に
4:歩のブランド「キングオブギャル」

【その1】結の病院の仕事への迷いと菜摘との協業

結ちゃんの人生の転機が近いのかもしれません。

結ちゃん、病院での仕事に対して迷いが生じ始めるようです。

管理栄養士として患者さんに尽くした患者さんが晴れて退院できても、病気が再発して再入院してくる現実がある。

そんな厳しい現実を繰り返した結ちゃん、理想の現実のギャップに迷いが生じます。

そんな中で、菜摘ちゃんの仕事を手伝うことになります。

菜摘ちゃんはコンビニチェーンの商品開発を担当しているわけですが、新たなミッションが高齢者向けのお弁当の開発。

この開発の協力を菜摘ちゃんは結ちゃんに要請するのです。

仕事に迷いが生じ始めているタイミングでの結ちゃんの新たなチャレンジ。

結ちゃんの人生の転機、あるいは転機のフラグが今週立つのかもしれません。

【その2】ハギャレンの元ギャルたちが再登場

久しぶりにハギャレンの元メンバーたちが登場します。

ただし、全員が一堂に集まるかは今のところ不明。

同じタイミングでの再登場かどうかはまだ分かりませんが、再登場したギャルたちのその後の環境の変化が今週の見どころの一つかもしれません。

【その3】花は女子サッカーの大阪代表に

父親の血を受け継いだらしい花ちゃん。

女子サッカーの大阪代表に選ばれます。

翔也くんも幼少期はきっとこんな歩みをしていたのでしょう。

翔也くんは肩の故障で夢を断念することになりましたが、花ちゃんは夢を叶えられますように。

【その4】歩のブランド「キングオブギャル」

歩ちゃんが立ち上げたブランド「キングオブギャル」がいよいよ全国的な知名度を獲得しはじめます。

ギャル雑誌のサイトへの掲載。

大規模なファッションイベントへの出展などなど。

歩ちゃんが勝負する日が近づいている、そんな描写が今週あるのかもしれません。

【2020年】それぞれの夢や想い

結ちゃんは病院勤務の管理栄養士として限界を感じるその一方で、新しい仕事にチャレンジする機会を得ます。

菜摘ちゃんも結ちゃんの協力を得てキャリアアップを目指す。

ハギャレンのギャルたちも新しい道でそれぞれが新しいストーリーを始めようとします。

花ちゃんも大好きなサッカーでプロを目指すほどに。

歩ちゃんも自社ブランドを全国展開する第一歩を踏み出す準備を着々と進めます。

聖人さんも愛子さんの勧めで理容師の技術コンテストにチャレンジしようとするのだとか。

それぞれが前に向かって進む中、ついに2020年を迎えてしまいます。

2020年、あの流行病の最初の年です。

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  1. 名乗る程の者ではございません より:

    ワイのオキニの二人
    篠宮さんが久々に拝めた😄
    ストレッチマンの名前があったので期待したけどチラッと映る程度だった😖

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    翼、ミッドフィルダーになれ
    これは「キャプテン翼」で日本を去るロベルトが幼少期の翼くんに送った言葉
    先週放送で米田家の呪いということがピックアップされてましたが、その血筋ならば花ちゃんはエゴイストな方に特性があるフォワードよりもミッドフィルダー(もしくはリベロ)の方が性にあっていると思うんだ

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