2025/2/6(木)第18週「おむすび、管理栄養士になる」
あらすじ
結がNSTで働き始めたことを、美佐江や要蔵が知りました。しかし、美佐江はNSTが何を意味するか分からず、要蔵はお笑い学校だと思い込んでいました。一方で翔也は、聖人の仕事ぶりにますます興味を持つようになっていました。
一方、結は花との会話の中で、小児科の入院患者・晴斗が所属するサッカーチームがかつては強かったこと。晴斗自身も得点王になったことを知りました。結はあらためて晴斗の心を開くことを試みました。
そして結は、亡くなった晴斗の父が作ったカレーを再現すれば、晴斗が食事をするのではないかと考えました。結は柿沼に頼み込み、晴斗の好みのカレーを提供。晴斗はようやく食事を摂るようになりました。
そんな中で問題が発生しました。NSTの対象の患者・堀内の主治医が、堀内をNSTの対象から外すと言い出したのです。堀内はNSTが作った病院食の味に不満を持ち、食事を摂らない結果、病状の回復が遅れていたのです。
第23週
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感想
翔也くんの夢のスイッチ
今回の聖人さんがいつになくかっこいい。
バンドをやっていたけれど売れないまま30歳を迎え、夢を諦めた青年。
その青年に対して聖人さんが言いました。
「新しい夢が始まるってことやないですか、男前になって用意ドンや」
挫折を経験した人の言葉は心に刺さります。
聖人さん、大学進学は「夢」と呼ぶほどのことではないけれど、永吉さんの使い込みによって大学進学を断念したことがあります。
その際に理容師になるために神戸へ。
当時の聖人さんがどんな気持ちで理容師を目指したのかはわかりません。
しかし、今となっては理容師を目指したのは「新しい夢の始まり」だっと考えているのかも。
そんな聖人さんが言う言葉だけに説得力がある。
この聖人さんの言葉、翔也くんの心にもかなり響いたことは間違いありません。
翔也くんは幼い頃から追い続けた夢を断念した過去があるので。
しかも翔也くんの場合、夢をつかむまであと一歩というところまで行きました。
夢の直前での夢の断念。
夢がまだまだ先の段階での夢の断念と比べて絶望も圧倒的に深かったはずです。
そんな翔也くんはそれ以外に選択肢がないので星河電器総務部の仕事を続けてきました。
しかし今回の聖人さんの言葉で、翔也くんの中に新しい夢のスイッチが入ったのかも。
今回、登場した青年は一見客です。
今後、来店することもないかと。
そんな一見さんを丁寧に描いたのは、翔也くんの将来の変化への大きなフラグだったような気がします。
結ちゃんと二人の患者
塚本さんが見抜いた結ちゃんの高いコミュニケーション能力によって、晴斗くんが心を開き始めました。
結ちゃん、晴斗くんの気持ちをしっかりと見抜きました。
パパがいなくなった今、病気なんて治らなくていい。
晴斗くん、自暴自棄におちいっていたのか。
そんな晴斗くんを立ち直らせるきっかけになったのはパパの特製カレー。
パパが亡くなっただけでも十分につらいことだけれど、晴斗くんのパパは晴斗くんにとって本当に特別な存在だったらしい。
サッカーの師匠の役割も持っていたのが晴斗くんのパパ。
そしていうまでもなく人生の師匠でもありました。
そんな特別な存在を失った悲しみの深さはどれほどのものか。
結ちゃんはそこに気がつきました。
塚本さん、結ちゃんをNSTに招いて正解でしたね。
一方、NSTでは新たな問題が浮上。
あの面倒くさい患者・堀内さんのことです。
堀内さんの事案も次回あたり結ちゃんが解決することになるのかな。
予習レビュー
今週から始まるエピソードは事前のアナウンスによれば「最終章」とのことです。
そこで結末までに判明していることを以下にまとめてみます。
第19週「母親って何なん?」
次週、第19週のサブタイトルは「母親って何なん?」
現時点でわかっている第19週で描かれるトピックは以下のとおりです。
翔也くん
第18週に入って理髪師の仕事に興味津々の翔也くんが、第19週では理髪師になりたいと言い出します。
そして翔也くんは聖人さんに弟子入りを志願。
聖人さんは反対します。
娘夫婦の家計が心配だからです。
ところが愛子さんが翔也くんに理解を示し、翔也くんは晴れて聖人さんの弟子になります。
結ちゃんの担当の患者
結ちゃんは管理栄養士として女子高校生の患者さんの担当になります。
その女の子、どうやら栄養不良で入院したらしい。
にも関わらず、結ちゃんが指定する量を食べようとはしない。
可愛くなるためのダイエットにハマってるのです。
ギャルとして患者の気持ちがわからないでもない結ちゃん、困り果ててしまいます。
まさかの不倫疑惑
専門学校編でのモリモリの不倫疑惑に続いての不倫ネタが登場します。
不倫疑惑をかけられるのはまさかの愛子さんです。
愛子さんが見知らぬ男性と密会している現場を歩ちゃんが目撃するのだそうです。
第20週「生きるって何なん?」
聖人さん
第20週、聖人さんがピンチです。
胃の不調を訴え病院に行くと精密検査するように指示を受ける聖人さん。
もしかして胃がん?
聖人さんの不安はピークに。
そして聖人さんらしからぬ行動が始まります。
第20週のサブタイトルは「生きるって何なん?」ですが、この週はサブタイトルから考えて聖人さん週になるのかもしれません。
聖人さんが行方不明
不安でいっぱいの聖人さん。
お店の昼休み、どこかに出かけたまま帰ってこなくなります。
聖人さんが出かけた先は歩ちゃんが働いている古着屋。
歩ちゃんの働く姿を「最期」にこの目で確かめておこうとでも考えるのでしょうか。
孝雄さん
聖人さんが歩ちゃんの職場に足を運ぶと、孝雄さんがそこにやってきます。
このころ孝雄さんは神戸を離れているようです。
孝雄さん、この週ではどこで何をしているのでしょうか?
第21週「米田家の呪い」
永吉さんと佳代さん
永吉さんと佳代さんが神戸にやってきます。
神戸にやってきた目的は1970年に開催された大阪万博のシンボル・太陽の塔を見るためです。
永吉さん、2025年の万博が大阪で開催されることが決定したことをニュースで知り、太陽の塔を見たくなってしまったのだとか。
ちなみに大阪での万博開催が決定したのは2018年11月です。
なので永吉さんと佳代さんが神戸にやって来るのは、2018年か2019年ごろかと思われます。
学資使い込みの真相
大阪万博といえば、1970年の大阪万博に行った永吉さん。
聖人さんの大学進学のための学資を使い込んでしまいました。
しかし永吉さんが何のために使ったのはかはまだ語られないまま。
学資使い込みの真相がようやく語られるようです。
第23週
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「調べたっちゃ」という結ちゃんのセリフがラムちゃんぽくって可愛い
長髪バンド青年もいつか映画「いちご白書」を観るんだろうか?元長髪ギタリスト聖人さんがかける言葉が優しい
多分内科だと思うが五浪さんみたいな医師も必要なんだよね、糖尿病患者とかキツく言って対応しないと退院後に食事制限守らないとか適度な運動しない等の結果QOLがガッツリ低下するとかあるからね
病気廊下の横歩き
って「白い巨塔」の大名行列よりはマシだけど急患がストレッチャーで運ばれたり車椅子の肩も少なくないんだからどうかと
潰瘍性大腸炎のおっちゃん
ワイがキライな典型的なタイプ
代譲ったんだから大人しくしときなはれ、二重権力って高確率で老害から派生する
個人的に違和感ありまくりな三大おばちゃん呼びは「なつぞら」で渡辺麻友さんが「今日はおばちゃんと何して遊ぼうか?」と言ったセリフと「おばさんのメシ、美味いからいいよ」と言われた「エール」の松井玲奈さん、それに本日の橋本環奈さんだ