2025/6/9(月)第11週「軍隊は大きらい、だけど」
あらすじ
嵩が高知連隊から福岡の小倉連隊に転属。
新兵の教育を担当する馬場の厳しい指導の下、軍隊生活が始まりました。
軍隊生活で嵩は毎日のように先輩たちから殴られていました。
過酷な軍隊の中で自分はやっていけるのかと、嵩は暗い気持ちになりました。
そんな中、嵩の世話係となった八木上等兵だけは決して人を殴らないことで知られていました。
一方で八木は、古兵たちから恐れられていました。
ある日、八木は嵩に『軍人勅諭』を暗記するよう命じました。
嵩が『軍人勅諭』の暗記に取り組んでほどなくして、嵩は先輩の戦闘帽を盗んだと疑われ、馬場から厳しく問い詰められました。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
今週の主なトピック
第11週「軍隊は大きらい、だけど」の主なトピックは次の4つです。
1:小倉連帯の人々
2:嵩くんを気にかける八木さん
3:千尋くんの入隊
4:小倉連隊が出動
【その1】小倉連帯の人々
物語の舞台が小倉連隊に移り、新キャラの登場と懐かしいキャラの再登場があります。
その中でも特筆すべきは二人のキャラ。
そのうち一人は前週もちょっとだけ登場した八木さんです。
妻夫木聡さんが演じます。
キャスティング発表時には「軍隊になじめない嵩を気にかける」とアナウンスされ、また決して新兵を殴らない上官などという記述がありました。
なので温厚な人物なのだろうと想像していたのですが、温厚どころか不気味極まりない人物らしい。
新兵を決して殴らないのは確か。
しかし、八木さんより階級が上の者ですらペコペコするような皆から恐れられる存在。
そんなキャラなのだそうです。
こんな複雑な人物がブログ主は大好きなので、楽しみすぎます。
そしてもう一人。
なんと健ちゃんが再登場します。
健ちゃんも小倉連隊に配属されていたんです。
しかし軍隊生活の中で健ちゃんは明るさを失いすっかり人が変わってしまっているみたいです。
【その2】嵩くんを気にかける八木さん
軍隊になじめず軍隊の中では劣等生の嵩くんが、不思議と軍隊の中でのポジションが上へ上へと上がっていきます。
小倉連隊に転属してから三ヶ月ほどが経過したころ、嵩くんは班長の当番に任命されます。
劣等生がどうしては班長の当番に任命されるのか。
誰もが疑問に思う中、八木さんの口添えがあったのではないかという噂が流れたりします。
また『軍人勅諭』を完璧に暗唱できたことで嵩くんは中隊長から高く評価されるのですが、これも八木さんが『軍人勅諭』の暗記を嵩くんに命じていたからです。
また中隊長から高く評価されたことがきっかけに嵩くんは幹部候補生試験を受験する機会を得ます。
ところが、ヘマをしでかして受験が許されなくなる窮地。
その窮地を救ったのも八木さんです。
八木さんが気にかけてくれるおかげで嵩くんは軍隊の中で不思議なほど順調に出世する。
そんな様子が今週描かれます。
【その3】千尋くんの入隊
昭和19年(1944)夏。
入隊してから2年がスキップし、嵩くんは伍長に昇進。
そんな中で嵩くんは、すでに海軍に入隊した千尋くんと再会します。
そして二人して久しぶりに食事した後、千尋くんが嵩くんにとって衝撃の告白をします。
のぶちゃんのことが好きだったことを千尋くんが暗示するのです。
そして千尋くんは、嵩くんに遠慮してのぶちゃんへの気持ちを我慢していたこと。
それなのに、嵩くんがグズグズしている間にのぶちゃんが他の男に取られてしまった悔しさを嵩くんに語ります。
そして、もし生きて帰って来れたら、誰にも遠慮することなくのぶちゃんを取ると宣言。
千尋くん、次郎さんからのぶちゃんを略奪すると本気で心を決めているようです。
千尋くん、生還したら修羅場ですが・・・
これ以上のことは本欄では伏せておきます。
【その4】小倉連隊が出動
千尋くんが南方に出撃した一ヶ月後。
嵩くんが配属されている小倉連隊もいよいよ出動する日を迎えます。
小倉連隊が向かった先は中国福建省の奥地。
ところで小倉連隊には嵩くんの小学校時代の同級生・康太くんがいます。
そして、駐屯地に到着すると、なんとそこには岩男くんが・・・
岩男くんは嵩くんたちとは別の連隊に配属されているのですが、一年前から中国福建省の奥地で野戦任務に当たっているという設定です。
ちょっとした同窓会みたいな状態になりますが、そんな穏やかな日々も今週限りかと思います。
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