2024/4/23(水)第4週「なにをして生きるのか」
あらすじ
取っ組み合いのケンカをした嵩と千尋に寛は告げました。
柳井医院の後を継ぐことは考えなくていい。
何をしながら生きていくのか、それが見つかるまで必死になってもがけと。
将来自分が何になりたいのかがわからない嵩は、高知第一高等学校を受験することを決意しました。
そして迎えたのぶと嵩の受験当日の朝。
のぶが受験会場に向けて出発の準備する朝田家に、登美子が血相を変えて姿を現しました。
嵩が受験票を忘れて受験会場に向かってしまったと登美子は言いました。
状況を察したのぶは、登美子が持っていた嵩の受験票を受け取ると、全力で走り始めました。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
嵩くんの受験勉強
のぶちゃんと同学年の嵩くんも受験勉強に励む日々です。
嵩くんの志望校は高知第一高等学校。
高知県内の最難関校という設定です。
しかし、嵩くんの成績も思わしくありません。
小学校時代は首席の優等生でしたが、中学校に入ってからは成績は落ちる一方。
史実のリアル嵩くんも、田舎ののんびりした小学校では成績優秀だったものの、都会の中学に通うようになってから、優秀な生徒たちの中で埋もれてしまったようです。
さて、嵩くんは特に数学が苦手です。
四段階評価の甲乙丙丁の丁(てい)。
一番悪いやつです。
なので、のぶちゃんが勉強を教わりに来ても、嵩くんは数学はお手上げ。
千尋くんに助けてもらうことに。
先週、千尋くんとのぶちゃんの距離感に心をざわつかせていた嵩くん。
今週もまた心をざわつかせることになるのでしょうか。
そんな中で、嵩くんを医者にするつもり満々の登美子さんは学習環境を整える言い出します。
この登美子さんの言葉に対して千代子さんはカチンときます。
これまで学習環境が整っていないと言いたいのか、というわけです。
千代子さんと登美子さんのバトル、今週も続きそうです。
なお、リアル嵩くんも数学は大の苦手だったようで、0点に限りなく近い点数を取るレベルだったということです。
嵩くんの苦悩
ある日、嵩くんは寛先生と千尋くんの会話を聞いてしまいます。
寛先生が千尋くんにこう訪ねるんです。
嵩くんに医院を継ぐ座を譲るために法学を目指すことになったのかと。
ここまでの会話が聞こえてしまった嵩くんは大きなショックを受けます。
その翌日、絶望した嵩くんは線路へ。
そして、線路に耳をあて少しづつ近寄ってくる汽車の音に耳を澄ませる、という危なかったしいやり方で気持ちを癒します。
なお、この線路に耳を当てる危なかったしい場面は、史実のリアルストーリーが元になっています。
思春期真っ只中のリアル嵩くんは、ある日の夜中に何かに取り憑かれたように外に出ると線路に身を横たえました。
そして線路に伝わってくる振動で我に返り、あわてて線路から出た次の瞬間に汽車が通り過ぎる。
そんな危険極まりないことがあったそうです。
なお、ドラマの中では、嵩くんがレールに耳を当てている現場を目撃したヤムおじさんが嵩くんを線路から引き離し、その直後に汽車が通過。
あやういところで嵩くんは助かります。
高知第一高等学校を目標にした理由
嵩くんが高知県内の最難関校である高知第一高等学校を目標に据えたのには理由があります。
それは、登美子さんの喜ぶ顔が見たい、というもの。
清さんが亡くなって以来、嵩くん情報によれば登美子さんは仮面を被ったようになり心から笑った顔を見せたことがないのだか。
なので、嵩くんの漫画が入選した時に見せた登美子さんの嬉しそうな表情が、嵩くんには忘れられなかったようです。
あの時の登美子さんの笑顔をもう一度。
それが、嵩くんが高知第一高等学校を目標に据えた理由です。
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