2024/4/28(月)第5週「人生は喜ばせごっこ」
あらすじ
昭和11年(1936年)4月、のぶは女子師範学校に入学。
家族や嵩に見送られ御免与を発ったのぶは女子師範学校の寮に入りました。
女子師範学校では女学校時代の友人・うさ子も同級生になりました。
のぶとうさ子は、軍国主義の担任・黒井雪子や先輩たちの厳格さに圧倒されました。
そしてのぶとうさ子の厳しい寮生活が始まりました。
一方、浪人生となった嵩は将来の夢を見つけられず悶々としていました。
そんな中、千尋から将来の夢への熱い思いを聞かされた嵩は胸の内を語り始めました。
そして、嵩はようやく自分は将来どう生きたいのか本音を打ち明けました。
参考:地デジ番組表
第10週 | 第11週 | 第12週 | 第13週
あんぱん|感想あらすじネタバレトップページ
鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
今週の主なトピック
第5週「人生は喜ばせごっこ」の主なトピックは次の4つです。
1:のぶちゃんが女子師範学校に入学
2:浪人生の嵩くんの進路が決まる
3:蘭子ちゃんの縁談と恋
4:サブタイトル「人生は喜ばせごっこ」
【その1】のぶちゃんが女子師範学校に入学
今週、のぶちゃんが女子師範学校に入学します。
そしてのぶちゃんは寮生活を始めるため、のぶちゃんの主要舞台は朝田家から女子師範学校に移動します。
女子師範学校では、女学校時代の友人・うさ子ちゃんが引き続き登場。
そして、担任の黒井先生という新キャラが今週から登場します。
この黒井先生がかなり怖い人らしい。
お国のために働く教師を育てることが黒井先生の目指すところ。
そして、そんな人物が出てくる時代になったということです。
世の中の空気が変わりゆく直接的な表現は、今週の段階ではなさそうですが、黒井先生という存在が今後の展開のフラグなのかもしれません。
【その2】浪人生の嵩くんの進路が決まる
今週、のぶちゃんが女子師範学校に入学するのに対して、嵩くんは浪人生。
しかも、何をして生きていくのかが見えない状態のままです。
しかし今週、嵩くんはついに何をして生きていくのかを決めることができます。
人生の指針が決まることで受験する学校も決まります。
嵩くんはこれまで千代子さんから医者になることを期待されていました。
すでに柳井家を出て行ってしまった都美子さんも、嵩くんが医者になることを期待していました。
嵩くんはこの期待に応えるかどうかを考え続け、自分が何をしたいのかということに向き合うことを忘れていたのかもしれません。
そんな嵩くんに千尋くんが言います。
「兄貴は医者になりたくはないのだろう、違う道を探しているのだろう」と。
この千尋くんの言葉で嵩くんのスイッチが入るようです。
千尋くんに図星をつかれたことがきっかけとなり、医者にはなりたくないとはっきり自覚した嵩くんは咄嗟に口にします。
「本当は絵を描いて生きていきたい」
嵩くん、ついに自分の生きる道を見つけました。
【その3】蘭子ちゃんの縁談と恋
今週、のぶちゃんが寮生活を始めることで、のぶちゃんの主要舞台は朝田家から女子師範学校へ。
そんな中でも、朝田家ではエモいストーリーが展開される見通しです。
なんと岩男くんが蘭子ちゃんにプロポーズするんです。
岩男くん、パン食い競争の会場で蘭子ちゃんに一目惚れしたらしい。
さて、岩男くんの実家はお金持ちのようです。
岩男くんは蘭子ちゃんに提案します。
結婚後も郵便局勤めを続けたいなら、毎日郵便局まで車で送迎すると。
そんなお金持ちのボンからの求婚です。
でも蘭子ちゃんには好きな人がいます。
豪くんです。
でも、豪くんは立場上、自分の気持ちを蘭子ちゃんには言えません。
師匠の孫娘が好きだなんて言えません。
そんな蘭子ちゃんと豪くんのすれ違いから生じるストーリーが、今週の一番の注目ポイントになるかもしれません。
【その4】サブタイトル「人生は喜ばせごっこ」
今週のサブタイトル「人生は喜ばせごっこ」は、やなせたかしさんの言葉です。
前々週と前週、サブタイトルに引用されてきたやなせたかしさんの言葉。
第3週「なんのために生まれて」
第4週「なにをして生きるのか」
この二つの言葉が第5週に「人生は喜ばせごっこ」として回収されます。
「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」
その問いかけへの答えが「人生は喜ばせごっこ」というわけです。
そして、
第3週「なんのために生まれて」
第4週「なにをして生きるのか」
それぞれのサブタイトルは寛先生のセリフによって回収されましたが、今週のサブタイトル「人生は喜ばせごっこ」もまた寛先生のセリフによって回収されます。
第10週 | 第11週 | 第12週 | 第13週
あんぱん|感想あらすじネタバレトップページ