ばけばけ

ばけばけ 第5週「ワタシ、ヘブン。マツエ、モ、ヘブン。」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』
2025年10月27日 〜 10月31日放送

あらすじ

英語教師として西洋人を招聘

明治23年(1890年)。22歳になったトキは、天秤棒を担いでしじみを売り歩く仕事をしながら松野家を支えていました。

そんな中、島根県知事の江藤安宗が英語教育に力を入れるために、松江中学校の英語教師として西洋人を招聘したことが新聞で報道されました。

レフカダ・ヘブンが松江に到着

明治23年(1890年)8月30日。レフカダ・ヘブンが松江の地に到着。ヘブンの通訳をするのはトキが東京で会った錦織友一でした。

大歓迎されたヘブンは日本滞在記を書き終えたらすぐに米国に帰国するつもりでした。一方の江藤はヘブンを島根に留めておくことが希望でした。

緊張するヘブン

教師の経験がないヘブンは緊張していました。そして錦織がやって来ると決まってヘブンは逃げ出してしまいました。

ヘブンの気持ちを察したトキはそのことを錦織に伝えました。錦織はヘブンを安心させ、ヘブンはようやく笑顔を見せました。

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今週の展開

21: 10/27(月)
22: 10/28(火)
23: 10/29(水)
24: 10/30(木)
25: 10/31(金)

予習レビューと史実のリアルエピソード

ラフカディオ・ハーン、日本へ

ラフカディオ・ハーンは西インド諸島の仏領マルティニーク島に二年間滞在。

1889年にニューヨークに戻ると西インド諸島を取材した紀行文の執筆をしました。

同紀行文は『仏領西インドの二年間』というタイトルでの出版も決定。

そのころすでにラフカディオ・ハーンは『中国怪談集』や小説『チータ』なども出版され、新進気鋭の作家としてニューヨークの文壇で知られる存在になっていました。

ラフカディオ・ハーンは機は熟したと考えました。

エリザベス・ビスランドに自分の想いを告げるタイミングは今しかないと。

そんな中、ラフカディオ・ハーンはエリザベス・ビスランドと再会しました。

ちょうどそのころ、エリザベス・ビスランドは世界一周の旅をすることが決まっていました。

最速で世界をまわり取材する旅。

しかも、二人が再会した6時間後にエリザベス・ビスランドは出航することになっていました。

ラフカディオ・ハーンは再び告白の機会を失いました。

そしてエリザベス・ビスランドがニューヨークを旅立って三週間ほど経ったころ。

彼女から一通の手紙が届きました。

エリザベス・ビスランドの最初の訪問地は日本でした。

日本にすっかり魅了されたエリザベス・ビスランドは手紙の中でラフカディオ・ハーンに訴えました。

日本の魅力は自分では伝えきれない。

だから日本に行ってみてほしい。日本の魅力を十分に伝えることができるのはラフカディオ・ハーンだけだと。

その手紙で6年前に自分も日本に強い関心を持ったラフカディオ・ハーンは心に決めました。

数週間から一ヶ月ほど日本に滞在し、他の誰にも書けないような面白い紀行文を書こう。

その紀行文をエリザベス・ビスランドに捧げ、想いを伝えようと。

1890年、『仏領西インドの二年間』は出版され、その年にラフカディオ・ハーンは日本へと旅立つことも決まりました。

ちょうど同じころ、セツは為二と離婚し小泉家に復籍していました。

ラフカディオ・ハーン来日

ラフカディオ・ハーンは日本滞在の紀行文をエリザベス・ビスランドに捧げ、それをもってプロポーズしようと心に決めました。

ラフカディオ・ハーンの日本行きの準備は順調に進みました。

ちょうどその頃出版された『仏領西インドの二年間』が成功したこともあり、版元のハーパー社は日本の紀行文の原稿を買い取ることが決定。

カナダの鉄道会社もスポンサーになり、旅費のための資金も手に入りました。

1890年4月初旬、ラフカディオ・ハーンを乗せた大型汽船アビシニア号はアメリカ大陸からの二週間の航海を経て横浜港に到着。

ラフカディオ・ハーンは数週間から一ヶ月ほど日本に滞在し紀行文を書き上げるつもりでした。

しかし、方々を訪問するうちに一ヶ月では時間が足りないことに気がつき始めました。

そこで大きな問題が発生します。

お金の問題です。

ラフカディオ・ハーンはスポンサーであるカナダの鉄道会社から受け取った資金と、わずかな資金しか持っていませんでした。

原稿を買い取ると言っていたハーパー社は前渡し金すら出してくれなかったのです。

しかも、ラフカディオ・ハーンに随行した挿絵画家・ウェルドンのギャラの方が、ラフカディオ・ハーンの原稿料よりも高く設定されていることも判明。

激怒したラフカディオ・ハーンはハーパー社に絶縁状を送り付けました。

しかし、その直後にさらなるトラブルが発生。

挿絵画家のウェルドンが、ラフカディオ・ハーンが持っていた金をすべて盗み、姿をくらましてしまったのです。

それでもラフカディオ・ハーンは日本の紀行文を書くことをあきらめませんでした。

そんなラフカディオ・ハーンがとった選択。

それは日本で働き口を見つけて仕事をし、滞在費用を稼ぐという選択肢でした。

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