2025/10/8(木)第2週「ムコ、モラウ、ムズカシ。」
あらすじ
トキの見合いは司之介と勘右衛門のせいで破談になってしまいました。
落ち込むトキに傳とタエは提案しました。
司之介や勘右衛門のせいで破談にならないよう、婿を取るのはあきらめ、トキが他の家に嫁入りしてはどうかと。
しかし、家族を見放すことができないトキは傳とタエの提案を丁寧に断りました。
その後、しばらくしてトキに二度目の見合いの機会がめぐってきました。
二度目の見合いの相手は山根銀二郎。
鳥取藩の元貧窮足軽の家の次男で、時代が明治になっても武士としての生き方を捨てようとしない青年でした。
参考:Yahoo!テレビ
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
米国ニューオーリンズ
今週はトキちゃんが二度の見合いを経て結婚するまでが描かれますが、今週の終わりごろにほんのちょっとの場面とは思いますがヘブンさんが登場します。
トキちゃんが結婚した頃、ヘブンさんは米国ニューオーリンズにいました。
ヘブンさんは米国ニューオーリンズの新聞社に勤務。
文芸部長をやっているとい設定です。
今週、ヘブンさんが登場する場面は、ヘブンさんが勤める新聞社の企画会議です。
企画会議の議題は次の特集記事のテーマでした。
ヘブンさんは部下たちに特集記事のテーマのアイデアを求めます。
部下たちがどのような提案をするのか詳細は不明。
しかし一人の部下が提案するアイデアだけはすでに明らかになっています。
テーマは「日本」です。
その部下が言うには、日本は神秘的で興味深い国だ。
特集記事にする価値は十分にあると。
この提案はきっとヘブンさんによって採用されるのでしょう。
ところでこの提案をする部下はイライザ・ベルズランドという女性記者です。
この女性記者、とても重要なキャラクターです。
イライザ・ベルズランド
女性記者イライザ・ベルズランド演じるのはシャーロット・ケイト・フォックスさん。
そう、『マッサン』でエリーちゃんを演じた女優さんです。
イライザ・ベルズランドの配役がアナウンスされたときの情報は次の通りです。
・ヘブンの米国の勤め先の新聞社の同僚
・ヘブンの憧れの自立した強くて知的な女性
ヘブンさんの憧れの女性という表記だとまるで片思いのようですが、実際には片思いではありません。
憧れの女性というより、特別な女性という方が正確かもしれません。
さて、ドラマの中でヘブンさんはいずれ日本に来ることになるのですが、そのきっかけをつくるのがイライザです。
ヘブンさんは日本に憧れイライザに喜んでもらいたくて日本滞在記を書こうと決意。
ヘブンさんの文才を存分に生かして美しい日本滞在記を書き上げればイライザを喜ばせることができる。
そんなふうに考えるようです。
そんな動機でヘブンさんはいつか日本にやってきます。
そしてヘブンさんはいつもイライザの写真を大事に持っています。
日本滞在記を書き上げて帰国するつもりなので。
そんなヘブンさんが日本に居続けようと心が変わる描写がドラマ前半のクライマックスになるはずです。
イライザ・ベルズランドの実在モデル
イライザ・ベルズランドの実在モデルの名はエリザベス・ビスランド・ウェットモア。
1861年2月11日、ルイジアナ州セントメアリー郡のフェアファックス・プランテーションで生まれました。
エリザベスは雑誌への詩の投稿によって文筆家としての活動を開始。
そのころの「B・L・R・デーン」というペンネームを名乗っていました。
1881年、20歳前後の頃に新聞社『ニューオーリンズ・タイムズ・デモクラット』に入社。
エリザベスが同社にこの新聞社に入社したのは、すでに同社で文芸部長の座にあり文筆家としても名前が知られるようになっていたラフカディオ・ハーンに憧れたからです。
ラフカディオ・ハーンもエリザベスのことが気に入りました。
しかしラフカディオ・ハーンは自分の気持ちをエリザベスに打ち明けられずにいました。
そしてエリザベスはキャリアアップのためにニューヨークへ。
その後、ラフカディオ・ハーンはニューヨークでエリザベスと再会するものの、再会したその6時間後にはエリザベスは世界一周の旅行に旅立つところでした。
ラフカディオ・ハーンはこの時も告白に失敗。
まるで『あんぱん』の嵩くんです。
そしてエリザベスが世界一周の旅に出て3ヶ月が経過したころ。
ラフカディオ・ハーンは、旅先のエリザベスからの手紙を受け取りました。
エリザベスの最初の訪問地は日本でした。
日本に魅了されたエリザベスはラフカディオ・ハーンに日本に行くことを強く勧めました。
ラフカディオ・ハーンの文才によって日本の魅力を著してほしいと、エリザベスは手紙の中で訴えました。
この手紙を読んだラフカディオ・ハーンは日本に行くことを決意。
美しい日本滞在記を書き上げ、それをエリザベスに捧げてプロポーズしようと心に決めたのです。
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