本放送:2018年10月13日(土)
再放送:2023年10月14日(土)
第2週「・・・会いません、今は」
あらすじ
咲がこの世を去ってから数ヶ月が経った頃、福子はつとめ先のホテルでは気丈に振る舞っていました。しかし、家に帰ると咲のことを思い出さずにはいられず、鈴に隠れて涙を流す日々を過ごしていました。
そんな中、咲を失った真一のことが心配な福子は、真一は、憔悴した表情を浮かべながら、召集令状が来たことを福子に告げました。そして真一は、福子がしばらく萬平に会っていないことを察しました。
真一は、結核の病院を紹介してくれた萬平の親切心に心から感謝していました。そして、萬平への福子の気持ち確かめました。そして真一は、福子をはげましました。大切な人を失ってはいけない。萬平に会いに行くべきだと。
真一のその言葉に背中を押された福子は、早速、萬平の会社を訪れました。福子が久しぶりに萬平の顔を見たその時、憲兵隊が萬平の会社に踏み込み、萬平は有無を言わさず憲兵隊に連行されてしまうのでした。
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予習レビュー
前回の最後か、今回の冒頭。とても悲しいことですが、結核を患い入院していた咲さんがついに亡くなってしまいます(涙)。
そして、咲さんが亡くなってから数日を経た頃の話が今回のお話のメインです。
福ちゃんは、咲さんの夫・真一さんを訪ねます。心配になったのでしょう。咲さんを亡くしてしまった真一さんのことを。
案の定、真一さんはすっかり憔悴してきっている模様。しかも、このタイミングで、真一さんに召集令状が届くのだとか。
心から大切にしている人を失い、自分の明日さえも不確かな状態になってしまった真一さんが、福ちゃんにアドバイスします。
大切な人を失ってはならない。
真一さんの言葉、説得力がありそうです。観る者の涙腺を激しく攻撃してくるかも。
そんな真一さんの言葉に背中を押された福ちゃんは、しばらく会っていなかった萬平さんのもとへ。
真一さんの言葉を聞かされ、萬平さんへの気持ちをより強くしたのかもしれませんね。福ちゃんは。
福ちゃんは、早速、萬平さんのもとへ。
しかし、福ちゃんが萬平さんのところへ足を運んだその時・・・
萬平さん、大変なことになります。しかし・・・以下、ネタバレ入ります。
萬平さんは大変な目に遭いますが、その大変なことのおかげで、命を失わずにすみ、しかもその命を世の中のために捧げるきっかけをつかみます。
感想
今回は福ちゃんの表情に泣かされる
第1週、第2週と、福ちゃんの笑顔に癒される回が続いていました。
しかし、今回描かれた、自宅に戻ってから、鈴さんにも気づかれぬように咲さんを思い出して泣く姿は、全力で涙腺を攻撃されました。
職場でも気丈に振る舞い、上司や先輩、同僚たちに気を使わせまいとし、家に帰っても鈴さんを悲しませないようにしようと、決して涙を見せない。
でも、本当は泣きたかったんですね。
福ちゃんの涙を見ながら、こんなときに萬平さんがそばにいてくれたらと思わずにはいられませんでした。
さて、今の福ちゃんにとって、もしかするとただ一人の心の支えであるはずの萬平さん。
その萬平さんをあきらめかけている福ちゃんの気持ちを察して、真一さんがかけた言葉が心に沁みました。
「大事な人がいるなら、生きてそこにいるなら、簡単に手放してはいけない」
大事な人が、生きてそこにいなくなってしまった真一さんだから言える、力のある、そしてあまりにも悲し過ぎる言葉でした。
コメントへの返信 by 朝蔵
一気に貧しい生活に陥っても武家の女という誇りを胸に居住まいを正して(翠みどりさん)
凛とした生き様を失うまいとするお祖母様の、誇り高い心意気が伝わってくる貴重なおはなしを聞かせてくださりありがとうございました。
今のところドラマの中では、福ちゃんは鈴さんの口癖である「私は武士の娘です」という言葉をどこか斜に構えて見ているうような気がします。
しかし、この先どこかで、鈴さんの口癖が単なる口癖を超えたものであることが明らかになるような場面が、ドラマの中で描かれるかもしれないですね。
あまり自分の気持ちを表情に出さない真一さん(うみがめさん)
いつだったかか鈴さんが、真一さんが今井家に挨拶に来たとき、にこりともしなかったと言ってましたね。
そんな表情を出さない真一さんの、泣き崩れたときの表情。そして、今回のドラマの中で描かれた、憔悴しきった表情。
普段が表情を表に出さないだけに、余計に痛々しかったですね。
愛馬・蘭丸を兵役に取られた、牧善之助先生(ずんこさん)
これまでの牧善之助先生の「婚活」は、愛馬・蘭丸にまたがっての、いわば背伸びをした「婚活」でした。
しかし今回の「婚活」は、愛馬・蘭丸を失ったので等身大の「婚活」でした。
等身大の、ありのままの牧善之助先生を恵さんなら受け入れてくれるような気がします。牧善之助先生、恵さんと幸せになれたらと願わずにいられません。
第2週が終わりました
福ちゃんが萬平さんから交際と結婚を申し込まれるまでの第1週。そして、咲さんが亡くなる第2週。『まんぷく』がはじまってから二週間が過ぎ去りました。
第1回から思いっきり感情移入させられた咲さんが、日に日に衰弱し、そして家族に見守られながら亡くなる場面。
最後の声を振り絞って愛するお母さんに呼びかける演技は神レベル。忘れらない場面となりました。
物語がはじまって早々、感情移入した登場人物が亡くなるという悲し過ぎる展開を経て、今週の最後には萬平さんが窮地に・・・
次週の一週間も波乱に満ちた展開になりそうです。
というわけで今週も一週間、お世話になりました。どうぞ良い週末をお過ごしください。
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2週目が終わり、気になってきたことが1つ…
オープニングの福子ちゃんを観たいのに、
歌が強すぎる…というところです
特に出だしは、もうちょっと静かでも良かったかな~
歌詞も聞き取れないので、福子ちゃんに集中出来ない…(;^_^A
そこが残念です
ひよっこの続編が決まり、1話から見直し
音楽が似ていて気になり、ちりとてちんの鑑賞に入る
という朝ドラ漬けの状態になっています
まんぷくは来週から暫く戦時中の描写が続くようなので
例のごとく、ちょっと貯めます…なんか辛そうなので…
すっかり出遅れてしまいました。
朝蔵様、また半年、よろしくお願いいたします。
違和感が強かった安藤さくらさんのヒロインも、無理な若作り演技から安藤さくらさんらしいものへと切り替わってきたようで、いい味が出てきたと感じています。
色々なところに書かれているように、ナレ死ではなくきちんと咲の最期を描いたこともドラマに深みを与えてよかったと思います。
ただ、そのよくなったところでこれから暫く、私の苦手なストーリー展開になるのが残念、しばし我慢の日々、でしょうか。
それと、何とかしてほしいのが「缶詰」。
ツナ缶、コンビーフ、シチュー缶、どれもホテルのメニューで使われるものとは思えないので、きっと出入りの業者が厨房職員達に「こんなのでたんやけど」と感想でも聞くために渡しているのではないかと想像するものの、あの描き方では厨房の品物をくすねて渡しているようで笑えません。
ドツキ、ブサイクを笑うネタなど含め、「何を笑うか」について、大阪製作にはも少し考えてほしいと思うところです。
愛馬・蘭丸を兵役に取られた、牧善之助先生(フルネームでお呼びします)。
なんだか、淋しそうでしたね。
良い人だな~、と思います。
幸せになっていただきたいですね!
えっ、咲姉が他界?早々に咲姉ロス、内田有紀さんロスが起きそうですね。