2024/4/25(木)第4週「屈み女に反り男?」
あらすじ
ハイキングから三日が経過。崖から転落した花岡はその後も入院を続けていました。寅子は連日、見舞いに行くものの病室には入れず謝罪できないまま。寅子の花岡に対する罪悪感は日に日に募るばかりでした。
そして迎えた花岡が退院する日。退院した花岡に付き添うために轟は学校を休み病院に行きました。花岡は轟に言いました。寅子を訴えるつもりだと。そんな花岡のことを轟は厳しい言葉で一喝しました。
退院した花岡が大学に戻りました。轟にすすめられ花岡は梅子に頭を下げて謝罪しました。続けて花岡は梅子に言いました。プレッシャーから逃れるために、本当の自分を忘れていたと。そんな花岡を梅子は励ましました。
寅子もようやく花岡に謝罪。花岡も寅子に謝罪し、寅子への気持ちを打ち明けました。花岡の気持ちを聞かされた寅子が浮かれて家に戻ると、猪爪家の周囲には人だかりが出来ていました。直言が勾留され猪爪家に家宅捜査が入っていたのです。
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感想
花岡くん
名律大学法学部に入学して早々に花岡くんたちによる意外なほどに紳士的な態度に驚かされたトラちゃんたち。
よねちゃんだけは花岡くんらを疑い、いつまでもこんなことは続かないと否定していましたが、ナレーションがよねちゃんの予想を否定。
しかし、よねちゃんの読みはやっぱり正しかったのか?と驚かされました。
カフェの女の子にチヤホヤされる花岡くんの図。
これはなかなかの衝撃。
よねちゃん、するどいなと思ったものです。
一方、トラちゃんたち女子学生が入学してきたときに花岡くんに決して同調せず、女子学生の入学を拒む態度をとっていた轟くん。
よねちゃんとの火花を散らしあった轟くんでしたが、その後は日に日に好感度が増大。
そしてついに、今回の前半では花岡くんと轟くんのポジションが逆転してしまいました。
これは意外すぎる展開。
女子学生たちを好きなってしまったとまで言い、女子学生たちを漢(おとこ)とまで言う轟くん。
男の美学を追求するそのストイックさゆえに女子学生たちの男前ぶりが誰よりもよくわかったようです。
そして、女子学生たちの中にこそ自分が信じていた美学があると素直に認める轟くん、立派です。
一方で、花岡くんは女子学生たちをどう思っていたのか。
轟くんの言葉から推察するに、花岡くんもまた女子学生たちの中にこそ自分が信じていた美学があると信じていたような気がします。
しかし花岡くんの場合、それを認めることはプライドが許さなかった。
花岡くんは、女子学生に紳士的に対応することで男性優位の立場を保持し、プライドをかろうじて守った。
ところが轟くんに見抜かれてしまいました。
花岡くんの紳士的な対応は虚勢を張っているだけであることを轟くんは気づいていたんですね。
ブログ主の中の轟くんへの評価はますますアップしました。
でも轟くんに殴打され一喝された花岡くん、ようやく目が覚めたようです。
次回あたりから花岡くんの本当の姿を見ることができるのでしょうか。
直言さんのピンチ
次回あたりから花岡くんの本当の姿を見ることができるのかな?
トラちゃんの恋バナが始まるのかな?
と期待を持たせたところで、今週に入ってから異変を感じさせていた直言さんのピンチです。
直言さんは勾留され、猪爪家には家宅捜索が入る。
幸か不幸か、直言さんは女ができたという直道くんの予想はハズレました。
しかし、女ができたくらいの方がまだマシだったかも。
これまで本作のリーガルドラマ的な描写は、判例をもとにしたトラちゃんの脳内イメージが中心でした。
しかしリーガルドラマ的な描写についに主人公が巻き込まれる事態となりました。
よねちゃんの今後:ネタバレあり
花岡くんが覚醒しても、轟くんの好感度が増大しても、トラちゃんの恋バナが始まっても、そして直言さんの大ピンチの中でも、やっぱり気になるのはよねちゃんの存在。
以下ネタバレが含まれます。
よねちゃんは数週間先で、轟くんと一緒に仕事をすることになります。
しばらく前までは二人が一緒に仕事をする場面など想像すらできませんでした。
しかし轟くんの柔軟で素直な性格がよねちゃんを受け入れるのかもしれません。
一方で柔軟さとは無縁のよねちゃんですが、前週までと比較して明らかに変化しています。
この先も少しづつ変化をするのでしょう。
そして、轟くんはすでによねちゃんにも一目置いているかと思います。
よねちゃんが今のところ轟くんをどれだけ評価しているか分かりませんが、よねちゃんが轟くんに一目置く瞬間が今から楽しみなブログ主です。
予習レビューと史実のリアルエピソード
弁護士法の歴史
昭和8年(1933年)の弁護士法が改正され、女性が弁護士になる道がついに開かれたことがドラマの中でも語られました。
では、改正前の弁護士法にはどのような歴史があったのか?
簡潔にまとめてみました。
明治5年(1872年)代言人(弁護士の前身)制度発足
司法職務定制が定めら、訴訟代理制度が始まりました。
しかし代言人(弁護士の前身)になるための資格要件が定められていませんでした。
つまり誰でも代言人(弁護士の前身)になれてしまうということです。
明治9年(1876年)代言人免許制度開始
代言人規制が制定され、代言人を免許制にしました。
誰でも代言人(弁護士の前身)になれてしまう状態が解消されたわけです。
しかし当時の代言人の、司法における地位は極めて低い状態でした。
その後、明治20年代の自由民権運動の進展の中で、代言人の社会的な地位は高くなりました。
明治26年(1893年)弁護士法制度
弁護士法が制度され、弁護士の名称が採用されました。
また弁護士試験制度が新設。
さらに登録手数料が低額化されたことで、弁護士の出身階級の多様化がもたらされました。
しかし女性が弁護士資格を取得することは認められていませんでした。
昭和8年(1933年)弁護士法改正
今週のドラマの中で語られた弁護士法改正です。
主要な改正点は次の5つです。
1:業務範囲が拡大され、法廷外においても弁護士業務を行うことが認められた。
2:弁護士試補制度が導入された。
3:女性が弁護士資格を取得することが認められた。
4:弁護士会に法人格が付与された。
5:監督官庁が地方裁判所の検事正から司法大臣に変更された。
改正弁護士法の施行は三年後の昭和11年(1936年)。
この年から、女性が司法科の試験を受けられるようになりました。
昭和24年(1949年)弁護士法(現行)制定
昭和21年(1946年)の日本国憲法の制定にともない戦後の司法制度が改革されるなか、現行の弁護士法が制定されました。
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負傷してもモテる花岡君。ガールフレンド多数見舞いに。寅子さん謝れない。又元気のない直言さん、次週以降一家を巻き込む大事件の伏線か?退院の付き添いの轟君,失言の花岡君を叱責し。見舞いの梅子さんに謝る花岡君。誤りはすぐに認める好青年?梅子さんの発言。苦労人らしく心に沁みる。寅子さんと花岡君、和解、えっ好きだったの?男子が好きな女子に意地悪するってあのパターン?早くも事件発覚。ガサ入れ?