2021年6月23日(水)第6週「大人たちの青春」
あらすじ
2015年1月。正月休みが終わり、実家に帰省していた百音は職場に戻ってきました。そして菅波の指導のもと、気象予報士の勉強会も始まりました。そんな中、百音が気象予報士の資格試験に挑む日を迎えました。
その日は早朝から、菅波から受験のコツを教えるメールが百音のもとに送信され続けました。そして百音は、菅波のアドバイスに従いながら試験に取り組みました。一方、菅波は百音のことをずっと心配していました。
気象予報士の試験が終わって数日が経過した頃。田中から森林組合に連絡が入りました。田中は、注文していたテーブルと椅子をキャンセルしたいと伝えてきたのです。田中のことが心配になった百音は、田中が経営するジャズ喫茶に足を運びました。
田中はジャズ喫茶の片隅に置いてあるベッドで寝込んでいました。そして自分には死期が近づいていることを田中は百音に打ち明けました。田中の真実を知った百音は、テーブルをキャンセルした田中の気持ちに思いをめぐらすのでした。
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予習レビュー
「大人たちの青春」三日目。
今回は「大人たちの青春」はちょっとばかりおあずけで、モネちゃんが気象予報士の試験に挑む日が描かれます。
試験当日、菅波先生は直前まで受験のコツのメールをモネちゃんに送り続けます。
そんなエピソードから見た目はクールな菅波先生の心の中が見え隠れしてきました。
しかしモネちゃんはきっと菅波先生の気持ちには気がつかないのでしょう。
菅波先生、お気の毒です。
さて。そんな「大人たちの青春」ならぬ「若者たちの青春」が描かれた後、物語は再び「大人たちの青春」へ。
今回の「大人」の主役は田中さんです。
田中さんがテーブルと椅子をキャンセルしてきました。
感想
田中さんがテーブルをキャンセルした理由
今回の最後の場面で、モネちゃんがサヤカさんに尋ねました。
大きなテーブルを注文したのは、誰かを迎えるためなのかと。
モネちゃんは一人暮らしにしては大き過ぎるテーブルを使っているサヤカさんに、大きなテーブルを使っている理由を尋ねました。
そして、一人暮らしのはずの田中さんが大きなテーブルを注文した理由を察しました。
田中さんは誰かを迎えたくて大きなテーブルを注文したのだろう、と。
しかし、田中さんがそのテーブルを急にキャンセルしたのは、死期が近いことを悟った田中さんが誰かを迎えることを断念したから。
今回の最後のモネちゃん、そんなことを考えていたのではないでしょうか。
【ネタバレ注意】ブログ主の予想の外れが確定?
以下、ネタバレが含まれます。
田中さんが大きなテーブルで迎えたかった人とは、別れた奥さんです。
ブログ主は田中さんの別れた奥さんはサヤカさんだと予想していました。
サヤカさんが大きなテーブルを使っているのは、別れた夫との再会のため。
それが、田中さんの別れた奥さんがサヤカさんだと予想した根拠です。
サヤカさんが一人暮らしにしては大き過ぎるテーブルを使っている理由は、誰かを迎えた時のためだったことは確かでした。
しかし、出入りの多い家だから大きなテーブルにした、それだけのことのようです。
出入りが多い家ということ以外には他意はない。
それがわかった瞬間、予想はまたしてもハズレたと確信したブログ主でした。(笑)
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まさか、「奇跡の大逆転」語らないまま、ってことはないでしょうね。
菅波くんの心の傷は思った以上に大きそうです。
「深入りしたくありません」と「あなたのおかげですは劇薬」「先生は挫折したことがなさそう」が結びついてきましたね。
過去に深入りした患者で傷ついた経験がトラウマがあった。そういうことでしょうか?
駆け出し時代に患者やその家族に感謝されイケイケだった時にこの出来事で心をへし折られたんでしょう。
「あなたのおかげで助かった」と「あなたのせいで死んだ」は紙一重。
傷付くことを怖がる臆病なところがありますからね。
回収ストーリーが気になるところです。
健太郎も気象について、
しっかり勉強しているね。
今回の受験は、本気?
一応、受けてみたってとこ?
ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
菅波とモネ、ちょっとしたドラゴン桜。ただ菅波先生、桜木弁護士ほどは完璧ではないような。やっぱり結果が気になっています。むしろ菅波先生のほうが。田中さんやはり死期が近い。極楽浄土の蓮に共感するなんて。田中さん、テーブルと椅子のキャンセルは生きる意欲の放棄?
菅波くんよ…。ぶきっちょでモネのことが気になるのはわかるが、鬼メッセは止めなさい(笑)
普通の女性ならドン引きだぞ!
誤植やモネの帰りを今か今かと待つかわいいところもありましたが、後半は打って変わってシリアスに…。
菅波くんは終末医療については否定的。
診療所で治せなければ、然るべき病院に入院して欲しい。あとは患者の希望に沿うだけ。
冷たいように見えますが、1人の患者に肩入れしてもいけない。
サービス業の色が強いやり方です。
これが菅波くんが掲げる「治す医療」。
積極的に見えず、守りに入るようなやり方や序盤の「先生は挫折したことがなさそう」の見え見えなフラグ。
菅波先生の闇に迫るのもそう遠くなさそうです。
知久「極楽浄土に・・・・・・・・・。」
自分の時間があまりないことに悟りを得ているのでしょうか。