NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『おかえりモネ』
2021年7月5日 〜 7月9日放送
あらすじ
亜哉子の不可解な行動
2016年1月。三度目の気象予報士の試験に挑む百音は成人式への出席を断念。実家で勉強に励んでいるところに幼馴染たちが駆けつけて来ました。
その頃、亜哉子の行動が島の人々の噂になっていました。亜哉子は何をしているのか。母の行動が気になる百音と未知は、亜哉子の行動を突き止めます。
亜哉子はある人物と密かに会っていました。そして亜哉子とその人物との会話を盗み聞きした百音と未知は、父の耕治が忘れられずにいる人のことを知ることになります。
2011年、新次
亮の両親・新次と美波は耕治の幼馴染でした。亀島に嫁いできた亜哉子のことを美波はよく支え、そんな美波のことが百音は大好きでした。
2011年2月、新次は2億円の借金をして新しい漁船を入手。その一ヶ月、新次はその船を東日本大震災で失ってしまいました。
2011年10月。耕治は新次に新しい漁船を買うことを勧めました。耕治は銀行から融資を出すつもりでいました。しかし新次の借金が発覚。融資は断ち消えとなりました。
新次が行方不明に
2016年1月のある日。新次が行方不明になるという騒ぎが起こりました。新次はすぐに見つかるものの、立ち直れずにいる新次のことが耕治は心配でした。
耕治は、苦しむ新次に対して力になれないことに苦悩していました。百音もまた、震災の際に自分が何も出来なかったことを引きずっていました。
だから百音は耕治の苦悩がよくわかりました。そして百音は、自分は今、気象予報士の勉強に集中するしかできることはないと考えていました。
新次の喜び
泥酔した状態で見つかった新次は永浦家に連れて来られました。耕治たちが心配する中、新次の表情が意外なほどの明るさでした。
亮がメカジキを20本もあげることができたという知らせを新次は受けていました。新次はそのことを心から喜んでいました。
そして、その知らせを聞かされた新次は嬉しさのあまり仮設住宅を飛び出すと、かつて家があった場所で一人酒を飲んでいたのです。
亮の出港を見送る新次
百音が登米に戻る日を迎えました。実家を発つ準備をする百音に亜哉子が言いました。自分の好きなことを遠慮せずにする人生を送ってほしいと。
家を出た百音は港で新次の姿を見かけました。海を眺める新次が何をしているのか百音は察しました。新次は亮の出港を見に来ていたのです。
百音と新次は水平線の上を進んで行く船の姿を見つめました。百音は思いました。その船の中には亮が乗る船があるに違いないと。
今週の展開
第36回 7月5日(月) 亜哉子の密会の噂流れる
第37回 7月6日(火) 新次が新しい漁船を購入
第38回 7月7日(水) 新次への融資が断られる
第39回 7月8日(木) 新次が感情を爆発させる
第40回 7月9日(金) 亮の出港を新次が見送る
予習レビュー
亮くんのお父上の新次さん
今週はモネちゃんのイケメン幼馴染、亮くんのお父上のお話のようです。
亮くんのお父上の新次さん、演じるのは浅野忠信さん。
その新次さんの過去。
そして新次さんと耕治さん、亜哉子さんの過去が語られます。
今週は伏せてあるらしいネタが多く、今のところ一週間の展開が他の週と比較してとても不明瞭です。
不明瞭な今週一週間、何が語られるのかを以下に予想してみます。
新次さんの奥さま
事前に発表されたストーリーの中では触れられていませんが、新次さんは東日本大震災で愛する奥さまを亡くしたものと思われます。
そのように推測する理由一つ目。
新次さんの奥さま・美波さんのキャスティングが発表されていません。
新次さんの奥さまの「美波」という名前だけは今週のストーリーの中で繰り返し登場しますが、奥さまのキャスティングはなし。
さらに今週、奥さまが登場する気配もなし。
理由二つ目。
亮くんのプロフィールに「震災で大事な人を失った」という記述があります。
この「大事な人」こそが亮くんのお母上、新次さんの奥さまではないかと。
そして、三つ目の理由。
新次さんは震災で船を失って以来、落ち込み続けているという設定ですが、船だけが落ち込む理由とは思えない。
それよりも奥さまを亡くしたことの方が大きいのではないか。
そんな気がするブログ主です。
亀島の大人たちの過去
ところで、ジャズ喫茶のマスター田中さん情報によれば、耕治さんと亜哉子さんの馴れ初めは亜哉子さんからの一方的なアプローチ。
亜哉子さんが耕治さんにアプローチしたとき、耕治さんには他に好きな人がいたのだそうです。
耕治さんの好きだった人。
その人がもしかすると新次さんの奥さま・美波さんではないか。
というのがブログ主のもう一つの憶測です。
今週、亀島の大人たちの過去が明らかになります。