おかえりモネ

百音の心を動かした言葉 / おかえりモネ 第60回

2021年8月6日(金)第12週「あなたのおかげで」

あらすじ

熱中症で倒れて予選漏れした雪辱を果たしたいという車椅子マラソン選手の祐希を、百音は気象の面からサポートすることになりました。祐希をサポートするのは、大学時代の屈辱へのリベンジを果たすという朝岡の思いからでもありました。

そして、百音が祐希のトレーニングに立ち会った日。祐希は百音に言いました。自分が車椅子マラソン選手として走るのは、誰のためでもない自分のためだと。その祐希の言葉に、百音は心を動かされました。

自分のための行動が他人の役に立ったら素晴らしい。祐希の言葉を聞いた百音は自分の「人の役に立ちたい」という気持ちを見直しました。そんな中、祐希が体力的な弱点を克服するためには医師のサポートが必要となりました。

そのことを知った百音は、迷った末に菅波にメールで相談しました。その頃、菅波は登米にいたため、百音の頼みを断りました。その数日後に百音は東京で菅波と再会。その場で菅波は、過去に失敗した体験を語り始めるのでした。

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予習レビュー

車椅子マラソン選手・鮫島祐希が目標達成するためのモネちゃんのサポートが本格的に始まります。

そして、トレーニンングを行う中で、鮫島祐希のある一言がモネちゃんの心を動かします。

ある一言とは「走るのは自分のため」という言葉です。

今週の水曜日の回、モネちゃんは莉子ちゃんから次のように言われました。

「人の役に立ちたいというのは、自分のためでは?」

この莉子ちゃんの言葉が刺のようにモネちゃんの心に刺さっていたようです。

鮫島祐希の「走るのは自分のため」という言葉は、モネちゃんの心に刺さったトゲを抜いてくれることになるのか。

モネちゃんの心をざわつかせる二人の言葉の落としどころが今回の注目ポイントです。

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感想

あなたのおかげで」

今週のサブタイトルは「あなたのおかげで」でした。

このサブタイトルの意味するところをより正確に表現すると「あなたのおかげでと言われるのは誰のため?」といったところでしょうか。

東北の太平洋側に観測史上初となる台風の上陸。

その情報を知ったモネちゃんは、すぐにそのことを実家の龍己さんや、登米のサヤカさんに知らせました。

そして、故郷の人たちは無事に台風の被害を最小限に食い止めることができました。

モネちゃんも悲願であった故郷の人たちの役に立ちたいという気持ちを満たすことができました。

ところが・・・

満ち足りた気持ちのモネちゃんの莉子ちゃんは言いました。

人の役に立ちたいというのは、結局のところ自分のためではないの?って。

前のめり朝岡さん

莉子ちゃんのその言葉にモネちゃんが動揺する中、朝岡さんのまさかの前のめり行動がスタート。

鮫島選手のサポートにガチで取り組む覚悟を固めた朝岡さんはキッパリと言い切りました。

鮫島選手のサポートをするのはあくまでも自分の個人的な事情からだ、みたいなことを。

それまで気象という職業と向き合う朝岡さんは、高尚な理想を追い求める聖人のようでした。

ところが、鮫島選手のサポートを行うと宣言して以来、朝岡さんは野望を隠そうともしない人になりました。

しかし、ブログ主は後者の朝岡さんの方が好きです。

前者の朝岡さんは、テレビにも出る人として他者の目を強く意識している人にしか見えない、そんな感じがしないでもなかった。

ところが後者の前のめり朝岡さんは違います。

実に生き生きと働いている。

「人の役に立ちたい」

莉子ちゃんがモネちゃんに何気に言った手厳しい言葉はある意味で真実です。

特にモネちゃんの「人の役に立ちたい」という気持ちは、過去のトラウマを癒すため、すなわち自分のためです。

そのトラウマが深すぎるため、モネちゃんは自分の中の「人の役に立ちたい」という気持ちは無死のものであると思い込みたかったのかもしれません。

しかし、その思い込みには無理がありました。

朝岡さんは言いました。

鮫島選手をサポートするのは「23年前にリベンジするという実に個人的な理由」だと。

朝岡さんがそこまで言い切ったように、自分の気持ちに素直になることができれば、モネちゃんの心も少しは軽くなるのかもしれません。

莉子ちゃんは、モネちゃんのことを「重い」とも言いました。

モネちゃんがいい意味で「軽く」なりますうように。

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POSTED COMMENT

  1. オペラ座の怪人 より:

    車いすマラソンに、全然、偏見なんて持っていないけど、
    登場するのが、まだ、ちっとだけ、早すぎたかも?
    という気がします。
    まあ、パラリンピック開催に絡めたのかしらね?

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  2. tたいとうみほ より:

    鮫島さんの言う「自分の頑張りが人の励みになるかもしれない」これ「エール」で団長が言った事そのものです。そして団長は、頑張る人にエールを送る為に応援歌を裕一君に依頼した。あれ?モネにもこの頃の裕一君に幾分通じる、音楽への挫折感がある。「エール」と同じ流れに沿うならば、鮫島さんを元気づける為の音楽をモネとコージーと仲間たちが、競技に臨む彼女の為に盛大に奏でるという事があるかもしれません。そこでモネは、音楽は決して役立たずじゃない、人の心を奮い立たせるものだと…これだと「エール」の令和版になりますね。

  3. 還暦のたつお より:

    しまった、今日は地上波の開始時間が早かった、冒頭の二分間見逃した。小春さん、声だけ聞いているとしずちゃんみたい。アスリート目線だからか?モネ、菅波先生の協力要請なんで躊躇、まさか登米のギャラリーのせい?謎の自動ドア。なんか電話の会話変。「頼まれて断るやつがあるか。」名言です。なんでランドリーにいるんだろう。時間経過変。「あなたのおかげで助かった。は麻薬です。」この言葉、このドラマ全体を通してのテーマでは?菅波先生の気になる過去。

  4. 魁光3号 より:

    自分の行いは一体誰のために?
    人の心理を問う1週間となりました。

    立ち位置、スキルを冷静に自覚して過信しすぎない。
    無理せず自分に見合った範囲で動き、徐々にスキルアップして、範囲を広げていく。
    一般的な社会人の仕事の仕方はこういう感じでしょうか?

    「あなたのおかげ」という褒め言葉は人のモチベーション原動力、ガソリンとなる一方で使い方を誤ると「私には力がある」と付け上がってしまい、足元を掬われてしまう。

    菅波くんはこれで暴走して、取り返しがつかないことをしてしまったんでしょう。
    モネも片足を突っ込みかけている。

    今週の疑問提起を来週で回収する流れとなりそうですね。

    PS
    菅モネを見守る会。盛大に仕事してますね(笑)
    おまけに東京支部まで出来てしまう始末。
    おいおい菜津さんたちも入会しそうな予感がします…(笑)

  5. よるは去った より:

    祐太朗「そうやって僕は・・・・・ある人の人生を奪いました・・・・・・・。」

    来週は祐太朗先生のツラい過去が語られるわけですね

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