あんぱん

結太郎をなくした朝田家 / あんぱん 第6回

2024/4/7(月)第2週「フシアワセさん今日は」

あらすじ

草吉が届けてくれたあんぱんを食べて、朝田家の人々は元気を取り戻すことができました。その数日後、草吉が朝田家にやって来ました。草吉は、朝田家の家族が食べたあんパンの代金の集金に来たのです。草吉のその態度に釜次は激怒しました。

そんな中、羽多子は内職の仕事をはじめました。そして羽多子たちが内職仕事をする姿に心を動かされた釜次も、これまで以上に石屋の仕事に取り組み、結太郎をなくした悲しみを乗り越えようとしました。

一方、嵩は母の登美子がいつまでも帰ってこないことに不安を募らせていました。嵩の気持ちを案じた寛は、亡き清が手がけていた少年雑誌を嵩に見せました。その少年雑誌には漫画が掲載されており、嵩は漫画没頭しました。

そんなある日、朝田家の釜次の作業場に三女のメイコが入り込みました。メイコを安全な場所に移動させようと豪が動いたそのとき、巨大な石材が豪とメイコに倒れかかりました。それを見た釜次は・・・

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感想

『あんぱん』二週目。

結太郎さんの墓参からスタートです。

朝田家の人々の心の再生

悲しみに沈んでいた朝田家の人々の悲しみを乗り越える努力が始まりました。

結太郎さんの収入が失われた分を補う目的もあるのでしょう。

羽多子さんが内職の仕事をとってきました。

真っ先に行動を開始したのは羽多子さんでした。

のぶちゃんと蘭子ちゃんもお手伝い。

メイコちゃんはお手伝いするにはまだ幼すぎたかな。

しかし、それが今回の最後の事故につながるとは・・・

羽多子さんが積極的に働いているのを見て釜次さんも心を動かされたようです。

釜次さん、これまでは仕事の質にこだわり仕事を多くとっていなかったらしい。

しかし、そんなこだわりを撤回。

ヤムおじさんに突っかかっていったり、面倒くさそうな性格の釜次ですが意外に素直な一面があるみたいです。

頑固だけど素直。

こんなキャラ、大好きです。

ヤムおじさん

話が前後しますがヤムおじさんがなかなかのリアリスト。

しっかりと集金にきました。

しかも集金のタイミングが絶妙です。

食べた直後には請求せず、数日経ってから来たらしい。

朝田家の人々があんパンを食べた時は悲しみに沈んでいました。

そんな気持ちをそっとしておくために集金のタイミングをずらしたのか。

それとも今が集金するのに最適なタイミングであると計算づくだったのか。

釜次さんは後者と受け止めたようです。

ただでさえヤムおじさんに対していい印象を持っていなかった釜次さん。

これで釜次さんの中のヤムおじさんに対する心象は最悪に。

ところで、そんなヤムおじさんを擁護する嵩くん、よく観察してます。

ヤムおじさんはお金に困っている。

汽車賃も払えないほど困っている。

見事な擁護です。

釜次さんに対する説得力はほぼほぼゼロでしたが。

嵩くんと漫画の出会い

嵩くんが漫画と出会う記念すべき瞬間が描かれました。

嵩くんが漫画と出会うきっかけになったのは、お母さんは戻ってくるのだろうかという不安な気持ちでした。

嵩くんの気持ちを察した寛先生が、漫画が掲載された雑誌を見せてくれたので。

ちょっとだけネタバレになりますが、今週の後半に嵩くんはお母さんに関してかなりつらい思いをします。

そんな嵩くんの気持ちを救うのがあんパンです。

お母さんを恋しく思う気持ちとの深い関わりの中で描かれる漫画とあんパン。

今週はアンパンマンのフラグが立つ週となるようです。

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予習レビューと史実のリアルエピソード

今週の主なトピック

第2週「フシアワセさん今日は」の主なトピックは次の4つです。

1:朝田家の家計
2:登美子の真実
3:ヤムおじさん
4:時は流れ昭和9年

【その1】朝田家の家計

朝田家では、結太郎さんが亡くなり家計のやりくりが厳しい状態になるという生活のリアルが描かれます。

家計が苦しくなる朝田家。

そんな中で、釜次さんが骨折して3ヶ月の仕事ができない状態に。

泣きっ面に蜂みたいな状況ですが、この状況が本作のタイトル『あんぱん』につながる展開に。

なんと、ヒロインののぶちゃんの発案により朝田家はアンパンを焼いて売ることに。

後の『アンパンマン』につながるようなエピソードも描かれかもしれません。

朝田家が窮地を転じてアンパンを焼くに至るストーリー、注意深く観察したいと思います。

【その2】登美子の真実

柳井家に嵩くんを預けた登美子さんの事情が明らかに。

登美子さん、実は再婚してました。

そして周囲の大人たちも登美子さんが再婚した事実を知っていたようです。

それに加えて、周囲の大人たちは嵩くんが柳井家に預けられた理由も知っていたらしい。

登美子さんの再婚の事実も、自分が柳井家に預けられた理由も、知らなかったのは嵩くんだけ。

そして嵩くんは、近いうちにお母さんが自分を迎え来てくれると信じていた。

柳井家に預けられる前と同じようなお母さんとの暮らしを再び送れるようになると信じていました。

そんな切なすぎる状況が、今週明らかになります。

【その3】ヤムおじさん

ヤムおじさんが今週、ドラマの真ん中近くに入ってきます。

ヤムおじさんのモデルは間違いなくジャムおじさん。

「アンパンマン」に登場するおびただしい数のキャラクターの中で、最初の絵本から登場する極めて重要なキャラクター、それがジャムおじさん。

そんなジャムおじさんをモデルにしたキャラなので、雑な扱いはないだろうとは予想していましたが、主人公一家の中にまで食い込んでくるとは。

主人公とヤムおじさんの関わりは、本作後半の「アンパンマン」誕生のエピソードに影響を与えるものと思われます。

今週のヤムおじさん、要注目です。

【その4】

前週と今週、二週にわたって描かれた、子役ちゃん演じるチビのぶちゃん、チビ嵩くんの時代は今週で終わりです。

今週の金曜日、嵩くんが御免与の柳井家に預けられてから7年がスキップ。

時代は昭和9年(1934)秋。

のぶちゃんは1918年生まれのはずなので16歳。

高等女学校の四年生です。

嵩くんものぶちゃんと学年が一緒なので16歳、リアル嵩くんと同じ早生まれという設定であれば15歳。

いよいよ主人公と将来の伴侶の人生が動き始めます。

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POSTED COMMENT

  1. 名乗る程の者ではございません より:

    この展開にも「寺内貫太郎一家」が感じさせられる、梶芽衣子さんが演じた長女は幼い頃に石材作業場でケガをして足を引き摺ることになり貫太郎さんは一生悔いていたこと

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    オープニングに違和感の呟きが目立ちます
    ワイは最初見た際には「80年代のオサレ系アニメかよ?」と思ったわさ、まあそんなにギャーギャー喚くことでもないかなと
    それ以前にワイ自身もこのドラマはながら見なんでね、正義が逆転したら戦前悪で戦後は善という展開になれば視聴中止する気満々ですので(現代が正義満タンの善ならば何故日本はこんなに景気悪いんだ?)

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