本放送:2022年2月3日(木)
再放送:2025年2月24日(月)
第14週「1965−1976」

あらすじ

赤ちゃんが生まれることを知ったひなたは喜び、その日からひなたはジュースの空き瓶を拾っては森岡酒店で買い取ってもらうことを始めました。サイン会の入場料を自分で稼ごうとひなたは考えたのです。

昭和50年(1975年)12月。大月の回転焼きの売り上げが急減したものの、その原因がわからずるいは頭を悩ませていました。そんな中で判明した回転焼きの売り上げが急減した理由、それは『およげ!たいやきくん』の大ヒットの影響でした。

昭和51年(1976年)春。空き瓶拾いで稼いだお金とお年玉でお金を1500円貯めたひなたは、一恵と小夜子とともに映画村のサイン会に足を運びました。憧れのモモケンを前にしてひなたは緊張するものの、無事にサインをもらうことができました。

モモケンに励ましの声までかけてもらい興奮さめやらぬひなたは、映画村の中で見知らぬ少年が鍵を落とすところを目撃。ひなたから声をかけられ振り向いたその少年を一眼見て、ひなたは恋に落ちてしまうのでした。

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予習レビュー

ひなた編の主要テーマである「時代劇」の世界が前回から登場し始めましたが、今回は本作の主要テーマ(であるはず)の英語が再び登場します。

映画村で外国人の少年に話しかけられたことが、ひなたちゃんが英語への関心を持つきっかけになるようです。

ただし、英語への関心は長続きはしないみたいなのですが・・・

ひなたちゃんが出会ったビリーという名の外国人の少年は、出番がもう一回あります。

ただしその後、ビリーの出番がさらにあるかどうかは不明。

また、ひなたちゃんが一度は関心を示した英語が、その後、どのように回収されるのかも不明です。

しかし、「英語」がドラマの中に戻ってきたこと。

次回には「証城寺の狸囃子」が登場すること。

そして、外国人の少年が登場することなどなど。

しかもその外国人の少年が回転焼き(=あんこ)を買いにくる場面まであります。

これは、安子ちゃんが戻ってくることを暗示しているのでしょうか。

安子ちゃんとるいちゃんの再会場面、想像するだけで涙腺が崩壊します。

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感想

「慎ましく暮らせればそれでいい、それが一番幸せなのだ」

舌の肥えた一子ちゃんをうならせるほどのあんこを作れるのなら、もっと高価な和菓子を作って売ることもできるのではないか。

回転焼き屋を始めて十年。

高級和菓子に手を広げる設備投資くらい出来るはず。

一子ちゃんの言葉の通りにブログ主も考えていました。

しかし、るいちゃんが回転焼き以外に決して手を出さない理由に深く納得です。

安子ちゃんがつまづいた原因は、商売の拡大に焦り過ぎたことにあります。

千吉さんから、るいちゃんに雉真家にふさわしい教育を与えたいと言われた安子ちゃんは、自力で教育費を稼ごうと必死になりました。

安子ちゃんはるいちゃんのために必死でした。

るいちゃんとカムカム英語を楽しむことを忘れるほどに必死でした。

しかし、幼かったるいちゃんにはお母さんの気持ちはわかりません。

るいちゃんにとっては、おはぎだけ作って慎ましく暮らしていた幸せな時間が一番の幸せでした。

安子ちゃんは商売を拡大。

無理に無理を重ねた末の交通事故。

それが悲劇の始まり。

るいちゃんが商売を拡大したくないという気持ちは無理もありません。

ネタバレあり:次週のひなちゃん

これまで、映画のスクリーンの中、あるいはテレビのブラウン管の中の存在だったモモケンがついにリアルで登場しました。

条映の秘蔵っ子の伴虚無蔵もリアルで登場。(笑)

さて、一週間後の木曜日、18歳になったひなちゃんの登場が確定しました。

翌々週には、モモケンや伴虚無蔵がひなちゃんにとって身近な人物として登場します。

というわけで次週の木曜日が「三代目ヒロイン・ひなた編」の初回となるようです。

第71回 2月10日(木) ひなた高校三年の春休み
第72回 2月11日(金) 将来の進路に悩むひなた

2023年前期朝ドラが決定

来年の春にスタートする、2023年前期朝ドラが決定しました。

作品タイトルは『らんまん』。

我が国の植物学の父と言われる牧野富太郎氏の生涯をモチーフにした作品です。

主演は神木隆之介さん。

『エール』以来の男性が主人公の作品です。

本作のストーリーは『あさが来た』以来となる幕末からスタートします。

坂本龍馬が脱藩した一ヶ月の土佐藩が物語の最初の舞台です。

以下のリンク先のページに、実在モデルである牧野富太郎氏の生涯と、本作の主人公である槙野万太郎のストーリーをまとめました。

どうぞご覧ください。

2023年前期NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『らんまん』

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