2022年2月3日(木)第14週「1965−1976」
あらすじ
赤ちゃんが生まれることを知ったひなたは喜び、その日からひなたはジュースの空き瓶を拾っては森岡酒店で買い取ってもらうことを始めました。サイン会の入場料を自分で稼ごうとひなたは考えたのです。
昭和50年(1975年)12月。大月の回転焼きの売り上げが急減したものの、その原因がわからずるいは頭を悩ませていました。そんな中で判明した回転焼きの売り上げが急減した理由、それは『およげ!たいやきくん』の大ヒットの影響でした。
昭和51年(1976年)春。空き瓶拾いで稼いだお金とお年玉でお金を1500円貯めたひなたは、一恵と小夜子とともに映画村のサイン会に足を運びました。憧れのモモケンを前にしてひなたは緊張するものの、無事にサインをもらうことができました。
モモケンに励ましの声までかけてもらい興奮さめやらぬひなたは、映画村の中で見知らぬ少年が鍵を落とすところを目撃。ひなたから声をかけられ振り向いたその少年を一眼見て、ひなたは恋に落ちてしまうのでした。
第19週
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予習レビュー
ひなた編の主要テーマである「時代劇」の世界が前回から登場し始めましたが、今回は本作の主要テーマ(であるはず)の英語が再び登場します。
映画村で外国人の少年に話しかけられたことが、ひなたちゃんが英語への関心を持つきっかけになるようです。
ただし、英語への関心は長続きはしないみたいなのですが・・・
ひなたちゃんが出会ったビリーという名の外国人の少年は、出番がもう一回あります。
ただしその後、ビリーの出番がさらにあるかどうかは不明。
また、ひなたちゃんが一度は関心を示した英語が、その後、どのように回収されるのかも不明です。
しかし、「英語」がドラマの中に戻ってきたこと。
次回には「証城寺の狸囃子」が登場すること。
そして、外国人の少年が登場することなどなど。
しかもその外国人の少年が回転焼き(=あんこ)を買いにくる場面まであります。
これは、安子ちゃんが戻ってくることを暗示しているのでしょうか。
安子ちゃんとるいちゃんの再会場面、想像するだけで涙腺が崩壊します。
感想
「慎ましく暮らせればそれでいい、それが一番幸せなのだ」
舌の肥えた一子ちゃんをうならせるほどのあんこを作れるのなら、もっと高価な和菓子を作って売ることもできるのではないか。
回転焼き屋を始めて十年。
高級和菓子に手を広げる設備投資くらい出来るはず。
一子ちゃんの言葉の通りにブログ主も考えていました。
しかし、るいちゃんが回転焼き以外に決して手を出さない理由に深く納得です。
安子ちゃんがつまづいた原因は、商売の拡大に焦り過ぎたことにあります。
千吉さんから、るいちゃんに雉真家にふさわしい教育を与えたいと言われた安子ちゃんは、自力で教育費を稼ごうと必死になりました。
安子ちゃんはるいちゃんのために必死でした。
るいちゃんとカムカム英語を楽しむことを忘れるほどに必死でした。
しかし、幼かったるいちゃんにはお母さんの気持ちはわかりません。
るいちゃんにとっては、おはぎだけ作って慎ましく暮らしていた幸せな時間が一番の幸せでした。
安子ちゃんは商売を拡大。
無理に無理を重ねた末の交通事故。
それが悲劇の始まり。
るいちゃんが商売を拡大したくないという気持ちは無理もありません。
ネタバレあり:次週のひなちゃん
これまで、映画のスクリーンの中、あるいはテレビのブラウン管の中の存在だったモモケンがついにリアルで登場しました。
条映の秘蔵っ子の伴虚無蔵もリアルで登場。(笑)
さて、一週間後の木曜日、18歳になったひなちゃんの登場が確定しました。
翌々週には、モモケンや伴虚無蔵がひなちゃんにとって身近な人物として登場します。
というわけで次週の木曜日が「三代目ヒロイン・ひなた編」の初回となるようです。
第71回 2月10日(木) ひなた高校三年の春休み
第72回 2月11日(金) 将来の進路に悩むひなた
2023年前期朝ドラが決定
来年の春にスタートする、2023年前期朝ドラが決定しました。
作品タイトルは『らんまん』。
我が国の植物学の父と言われる牧野富太郎氏の生涯をモチーフにした作品です。
主演は神木隆之介さん。
『エール』以来の男性が主人公の作品です。
本作のストーリーは『あさが来た』以来となる幕末からスタートします。
坂本龍馬が脱藩した一ヶ月の土佐藩が物語の最初の舞台です。
以下のリンク先のページに、実在モデルである牧野富太郎氏の生涯と、本作の主人公である槙野万太郎のストーリーをまとめました。
どうぞご覧ください。
第19週
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ひなた編になって興味深いこと。
<多分、大多数の子供がおかしている間違えを再現している>
そう、ひなたが飾っている刀の向き、です。
身に付けた状態(太刀を佩く・刀(打刀)を差す)でおもて面が見えるのと同じように置くわけですが、子供って打刀も太刀同様に凸面(刃のある側)を下にしちゃう。
腰に差す場合もそうだから、子供のチャンバラはみんな刀を抜くのがぎこちない。
子供の頃も若い時も時代劇に興味が無かったので、太刀と打刀の違い、扱いの違いを知ったのは遅いのですが、知った上で時代劇・歴史ものを見ると切り合いや合戦シーンが違って見えて面白味い。
「一升瓶なら30円・・・」
いやー、それはないんじゃないかな。
一升瓶で10円、ビール瓶で5円だったと記憶。
瓶を拾ってということはなかったけれど、子供の頃、親に頼まれて酒屋に瓶を返しに行って受け取ったお金はお駄賃として貰ったことはちょいちょい。
念のためネットで確認すると、現在も5~10円と言ったところの様。
驚くのは高級酒の空き瓶で、1本50000円前後、とかいうのがある。
凄いね。
更に驚くのが、高額で買い取ってもらうポイント。
<瓶を濯がないこと>
理由は、
<残り香を楽しむ方がいるから>
世の中、いろいろですね。
朝ドラの本放送の前、7時45分から59分までそれぞれ地方のローカルニュースが放映されていますが…、
今朝、僕の住でいる所のローカルニュースのエンディングでアナウンサーさんが、
「この後は『カムカムエヴリバディ』…。モモケンのサイン会に行く為にひなたちゃんが奮闘します…。どうぞお楽しみに…。」
朝ドラ送りや朝ドラ受けは全国放送だけではないのですね…。
朝から嬉しい驚きでした…。
それで今日の朝ドラ本編ですが…。
るいさん、心配しなくても、子門正人さんを恨まなくても、この時のたい焼きブームはすぐに下火になりますよ…。
ひなたちゃん、いっちゃんと小夜子ちゃんが、おばあちゃんから貰ったお年玉があるから大丈夫…、と言った時に一瞬寂し気な表情になったような…。
ひなたちゃんはアメリカに居るおばあちゃんの存在を知っているのでしょうか?
商売の手を広げて失う物が増えて行くなら、それは臆病になっても構わないのですが、大月家の唯一の収入源である回転焼きが売れずにぼんやりと座っているだけなら、せめてあんこを炊いた時におはぎを作って併売すればいいのにとは思いました。
絶品と評されるあんこを回転焼きだけに使うのはもったいないし、安子ちゃんはお豆腐屋さんの軒先で売っていましたものね。
鍵を落として振り向いた男の子、城田優さんにそっくり。少年から城田さんへバトンタッチして、安子ちゃんとロバートの子どもとしてるいちゃんの前に現れる…ってことにならないかな。
たいやきくんは親が買ってきて親が聴いていたかな、わたし自身はあまり聴いた記憶がない
そんな私ですが子門真人さんのシングルを一度だけ探しまくった経験あります
スターウォーズのテーマ曲をディスコ調にアレンジして日本語歌詞をつけたシングル
なぜ探しまくらなければならなかったのかは、版権がかなりいい加減だった当時ルーカス側からクレームが入り発売中止→回収になったから
そもそも私が探してまで聴きたかったのはスターウォーズではなくB面の「ギャラクシーエクスプレス」というインスト曲、全日本プロレス中継にて当時米国最大のプロレス団体NWAの世界王者入場の際にかかっていまして、非常に威風堂々という感が強く世界最大の権威によくマッチしていた曲
今日も平和な1日でした。
平和が一番、
戦争やコロナは良くないです。
ひなたちゃん、良かったね。
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
商売を広げようとしたが為に躓いた。「おしん」のテーマでもありますね。確かに金儲けに走ったら、あのほのぼの家族の温かい日常は失われてしまうのかもしれません。だいたい、稼ぎのない夫をそのまま許していること自体が、るいの価値観にお金が重くない事を証明しています。お金は本当に必要なだけあればいいのだ、という事でしょう。
「およげたい焼きくん」の[大ヒットは全国一斉交通ストライキの影響でした。
平日に会社が休みになって全国のお父さんが、ふだん見ることのない「ポンキッキ」を
子どもと一緒に見て衝撃を受けたのがきっかけ。僕も、ある日兄から電話があって、
このレコード買っておいて欲しいと言われて、何やそれ?と思ったことを覚えている。
ちなみに、東京に行った時にモデルとなった店で買ったことがありますが、
関西の普通の店で食べた方がずっとおいしかった。
「お湯かい!」ナイスツッコミ。出してもらえなければ自分で稼ぐ。もう一人家族が増えて大変だし。塵も積もれば山となる? 回転焼き売り上げ減の原因やはりあれ。一子さんのアドヴァイス、耳を傾ける必要があったのでは。大きく広げなくても少しずつなら。サイン会、段取りがまるで仮面ライダーショーと同じ、まあ当然か。途中、成人後のひなたに繋がる.軽い出会いが。モモケンさん物腰柔らか。「志を失わなければきっとなれます。」この言葉がひなたの半生を決める事になるとは。
そしてビッグニュースが来ました!
2023年前期朝ドラ「らんまん」の主演が神木隆之介さんに決まりました!
また斜め上のキャスティングですが、何だか納得です。
最近のAKはヒロインに拘らず、有能な人材は拒まずの姿勢を取っていますね。
「エール」同様、奥様役が実質ヒロインとなりますが、果たして誰になるでしょうか?
やっぱりヒロイン最有力の小芝風花さんでしょうか?
通りすがりの猫さん、ご名答でした!
たい焼きに人気を奪われてしまった。だからといってたい焼きの型を買わなかったのは今の幸せ、今の生活を壊したくなかったから。
安子編の過ちがここで生かされていますね。
「志があればなれる」
ロバートが安子に言った「英語を勉強したら、あなたを思いもよらぬところに連れていってくれる」。
そこに通じるように思います。
ひなたの人生の分岐点ですね。
地元実家の味を憧れの人に渡して、物語が開けるのは「半分、青い。」の五平餅を思い起こさせます。
最後に登場した少年。
城田優説が囁かれていますが、果たして…。
「高潔なんやね」
「血圧のことまでは知らんわ」
今更ながらジワジワきてる
「いつ生まれるん?」
「来週ぐらい・・・」
多分これもジワジワくるんだろな
回転焼きの売り上げ激減は…やっぱり、アレでしょう。
昭和50年、この年の大ヒット曲「泳げ、たいやき君」のせいだと思います。
当時のニュースで見た記憶があります。
世の中がたい焼き、たい焼きというものだから、子ども達は回転焼きに対して
「たい焼きの方がいい!なんで、たい焼きじゃないの?」とか、
「たい焼きじゃないの?ニセもの!」なんてお客さんまで出てきて、
たい焼きくんのおかげで商売あがったりと嘆く回転焼き屋さんの話があったのを覚えています。
まあ、じきにたい焼き君ブームも去りましたが…
その後、回転焼きはウグイス豆味とか、クリーム味、チョコ味など、いろいろな風味が出てきましたね。