2022/4/25(月)第3週「悩めるサーターアンダギー」
あらすじ
1971年9月。暢子は高校三年生になりました。暢子は相変わらず足の速さで陸上部から入部をすすめられるほどでしたが、家の料理当番を理由に断り続けていました。その一方で暢子は、高校卒業後の就職活動をしていました。
その頃、良子は20歳。その年の春から小学校の教員として働いていました。歌子は15歳。高校一年になっていました。同じ頃、優子は、やんぱる村の共同売店で仕事を得て働くようになっていました。
一方の賢秀は、ボクシングとケンカばかりの高校生活を過ごした末に高校を中退。その後は定職に就かずに毎日を過ごしていました。そんなある日、賢秀は海岸でケンカをし、そのことで暢子たちは警察に呼び出されました。
その日の夕方、比嘉家の四兄妹が帰宅すると、比嘉家を訪ねてきた善一が暢子に告げました。暢子の就職先の会社が内定を取り消したいと言ってきた。賢秀がケンカをした相手が、その会社の関係者だったのだと。
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感想
トラブルメーカー
二週にわたった子役ちゃん時代を経て黒島結菜ちゃん演じるヒロインのストーリーが始まりました。
さて、今週からしばらく暢子ちゃんは賢秀くんに引っ掻きまわされることになります。
そんな展開になることは事前にわかっていました。
しかし、黒島結菜ちゃん演じるヒロインが本格登場する初回から、賢秀くんがトラブルメーカーぶりを発揮することになるのは意外でした。
高校卒業後の就職先も内定し、東京出張を夢見ていた暢子ちゃん。
そんな暢子ちゃんの夢が、賢秀くんのケンカ騒動によって、月曜日の回からあやうくなってきました。
身体だけは順調に成長した賢秀くんの登場初回から、まさかのトラブル。
賢秀くんのトラブルはこの先もまだまだ続きます。
ネタバレあり:今後の賢秀くん
賢秀くんのトラブルその1。
賢秀くんが投資詐欺に遭います。
投資を持ちかけられた賢秀くん、優子さんの力を借りて借金をして投資資金を調達。
ところが投資したお金はすべて持ち逃げされてします。
その結果、比嘉家は借金を背負うことに。
賢秀くんのトラブルその2。
賢秀くんは上京するそうです。
その後、暢子ちゃんも上京。
暢子ちゃんが上京初日に賢秀くんを訪ねると、そこでも何がしかのトラブルが発生。
そのトラブルの詳細は明かされてませんが、賢秀くんは当面トラブルを連発します。
賢秀くんの救い
そんな賢秀くんにも救いが見えてきました。
本日のケンカの原因は、暴力をふるわれたおばちゃんを助けるため。
賢秀くん、どうやら曲がったことは嫌いらしい。
また、優子さんは賢秀のことを信じています。
この点も救いです。
また、賢秀くんはいつか養豚場の跡継ぎになるので、その頃にはすっかり落ち着いているかと。
賢秀くんのことばかり書いてしまいましたが、本作の登場人物の中でも、ブログ主が最も気になっている存在は賢秀くん。
残念な青年が立派な大人になる成長ストーリーに期待しています。
予習レビュー
今週のサブタイトルは「サーターアンダギー」。
本州のパン屋さんなどでもよく見かけることがある沖縄の揚げ菓子です。
サーターは砂糖を、アンダギーは油で揚げたものを意味しているのだとか。
本作のサブタイトルはどうやら毎回沖縄料理の名称が一部に含まれるようです。
『まれ』のサブタイトルに毎回お菓子の名前が含まれていたように。
さて、前週の後半、比嘉家の遠い親戚から子供を一人預かってもいいという申し出を受け、優子さんが悩む中、暢子ちゃんが自ら東京に行くと言い出しました。
その後、暢子ちゃんがどうなるのかはまだ判明していませんがい、前週から7年経過した今回、暢子ちゃんは故郷のやんばる村で高校三年生になりました。
暢子ちゃん、東京に行かないことになったようです。
一方の優子さんは、共同売店で働き始めています。
比嘉家は、家と畑を購入するために銀行から借金をしていました。
しかし働き手の賢三さんを亡くしたことで、畑は手放してしまったのかもしれません。
比嘉家の借金が少しでも減っていればいいのですが・・・
比嘉家の兄妹たちもそれぞれに成長しています。
良子ちゃんは、今週はすでに念願かなって教員になっているものと思われます。
歌子ちゃんは、歌が大好きな高校生になっているかと。
問題は賢秀くん。
予告映像では、定職につかず好き勝手なことをしているようです。
一方のガイドブックでは、見るからにあやしい営業マンになっていたり、ボクサーになっていたりと、二転三転ぶりが見え隠れしています。
いろいろとやらかしてくれそうですが、その一方で、賢秀くんは頭に巻くと頭が良くなるというマジックバンドを大人になっても大事にしています。
両親がいたころの思い出を大切にする、そんな青年になっているのかもしれません。
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賢秀君のトラブル、アカデミー賞で物議を醸した件と同一ですね。相手の側に好ましくない言動があったとしても、先に暴力に訴える方が悪い。相手の非はまず合法的手段で訴えろ、という。実際に法律は「自力救済」を認めていません。目には目を、というのも、本当は「法を用意してあるからそれ以上の勝手な私刑はするな」というのが本来の意味です。気持ちはわかるけどやってる事は頂けない、という人は評価が分かれる所です。
賢秀君、喧嘩沙汰では無くて、悪い輩に絡まれていたおばあを助けたのでは?
暢子ちゃんも、悪い事をした身内を庇うような関係者の居る会社だったら、就職しなくて良かったのでは?
還暦のたつお様
コメントありがとうございます
まあ、雁屋哲さんっていろんなことに結構偏りが強く断定してましたからね、ドライビールは不味いとかMacは素晴らしいがWindowsはダメだとか(大東亜戦争に関してもですが割愛します)
ただ私的にはハワイやグアムと気候や海産に恵まれたエリアでなぜあんなに飯が不味いのかと不思議なのがアメリカ料理総評です
沖縄返還。エリが産まれましたね。
エリのお兄さんゴリも迷惑な兄でしたが。悪い人じゃないんだけれどね。
父や兄に人生狂わされる人も多かったけれど、振り返ると、「エール」の
裕一は最終的には最初に決めた自分の決めた道を突き進んだんですよね。
暢子も結果オーライになるんでしょうか。
PS. 賢秀は、多分プロテスト受けるまでいかなかったんだな。だから賢秀の拳は凶器にならなかったんだな。「蘇る金狼」の朝倉(松田優作)はわざとプロテストを受けなかったけど賢秀は多分、怠惰が原因。
4兄妹とも高校に行けたんだ~!?
奇跡!?
美人3姉妹はいいけど、
お兄ちゃんは、いけまへんな~。
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
1971年。大阪万博の次の年。沖縄本土復帰。なんでセーラー服で短距離走?なんか兄貴のせいで暢子さんの就職が駄目になりそうな気が。ボクシングってちょっとかじった人間と、素人では格闘能力に天と地の差があります。ボクサーの拳って凶器なのでは。辞めてるからそこは問題無し? 賢秀、殴った相手が悪かった?
名乗る程の者ではございません様。また関係ない話で申し訳ないですが、バーガーと言えば映画「フォーリング・ダウン」でマイケル・ダグラスがファストフード店で出されたぺしゃんこのバーガーに激怒してマシンガン(KG9?)で店の天井を乱射するシーン忘れられません。あと「相棒」で水谷豊さん演じる杉下と岸部一徳さん演じる小野田がカフェで会食するシーンで出されたいかにも高級そうなバーガー。一度食べてみたいなあ。あとお手軽だけど、そこそこうまかったドムドムバーガー。こっちでお店がなくなったのでもう食べる機会が無いけど、また食べてみたいですね。でも所詮ジャンクフート。海原雄山(というより雁屋哲さんの見解?)はまあ正しいかと。
朝ドラ恒例、これからの進路に悩むヒロインシリーズですね。
しかし、兄のケンカ相手が暢子の就職先の人間で内定取り消しは前代未聞ですね(笑)
今作の引っ掻き回し役は賢秀ですね。
歴代だと「なつぞら」兄→「スカーレット」父→「エール」父→「おちょやん」父→「おかえりモネ」父→「カムカムエヴリバディ」兄
と父と兄がローテーションになっています。
視聴者のヘイトが溜まることもあり、損な役回りになることもありますが、間違いなく物語のアクセントになります。
そんな憎めないヤツらの活躍も見守りたいです。
Twitterで七年間の間に借金返済はという呟きが多いが、それ以前に伏線回収とバックステージ見せることは違うと思うんだ
一例として「おしん」の初子さんや「カーネーション」の奈津さんのようになっておカネを稼いでいた優子さんを見たい?私はそんなバックステージ見たくないけどね
もう一例として宝くじ当てたとかだったら?その時点でドラマがペラっペラになるわ
秘すれば花、ミロのヴィーナスに両手をつけるぐらい野暮なことだと個人的には思うんだ
予告編にハンバーガー
アメリカ料理で個人的に例外で好きな料理
「美味しんぼ」で海原雄山が「味覚音痴のアメリカ人が好むあさましい食い物」と評していましたが、食いにくいという点を除いては好き
ただし、ソースやドレッシングどばどはのアメリカ料理全体としては海原雄山に同意、ロコモコが美味いという感覚が分からない
ハンバーガーといえば「ポパイ」のウィンピー
個人的には「キン肉マン」に嫌な野郎として初登場したテリーマンを真っ先に連想
先週の振り返りを見ていたら、賢秀のだめだめ振りがひどい。これが成人しても続く?父ちゃんの遺言ちゃんと守れ。かけっこ一位も帳消し。