ちむどんどん

暢子と和彦が再会果たす / ちむどんどん 第37回

2022/5/31(火)第8週「再会のマルゲリータ」

あらすじ

房子が暢子にクビを通告。しかし暢子は、クビになることを回避するチャンスを房子から与えられました。クビにされたくなければ東洋新聞社でアルバイトとして働き、そこでの仕事が評価されること。それが、暢子がクビになることを回避するチャンスでした。

房子に言われ、新しい職場での仕事に挑むことになった暢子は、そこで思いがけない人物と再会しました。暢子が小学生のころ、東京から転校してきた和彦でした。そのころ和彦は、東洋新聞社の学芸部に所属し新聞記者をしていました。

同じころ、沖縄やんばるの実家では、歌子があることを胸に秘めていました。それは、新人歌手発掘のオーディションにチャレンジしたいという願いでした。そして、そのことを歌子は、電話で暢子に相談しました。

そんな中、鶴見の暢子の部屋に思いがけない人物が入ってきました。新聞社で再会したばかりの和彦でした。和彦が暢子と同じ鶴見の下宿に住むことになったのです。和彦が引っ越してきた日の夜、鶴見の面々は和彦の歓迎会を催すのでした。

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感想

三角関係とまでは言えない微妙な三者の関係

和彦くんとその恋人の愛ちゃんの登場によって、事前に発表されていた東京&鶴見編の主要キャラクターが出揃いました。

さて、子役ちゃん時代も含めて今回が初登場となる愛ちゃんというキャラクター。

彼女はこの先で、視聴者の気持ちをざわつかせる存在になりそうです。

今回も触れられたとおり、愛ちゃんは和彦くんの恋人です。

愛ちゃんはまた、これから先の展開の中で暢子ちゃんの友人になり、料理人になるという暢子ちゃんの夢を応援もします。

しかしその一方で、子供の頃に同じ場所で同じ時間を過ごした和彦くんと暢子ちゃんの関係が、愛ちゃんは気になってしかたがない。

和彦くんにとって暢子ちゃんは幼馴染みに過ぎない。

そうはわかっていても、過去を共有するが故にみょうに息が合っているところを見せる和彦くんと暢子ちゃんの関係に嫉妬を感じざるを得ない。

そんな展開が容易されているようです。

三角関係とまでは言えないものの、微妙な三者の関係。

朝ドラの中での似たような描写は、ブログ主の知るかぎり『梅ちゃん先生』と『半分、青い。』にもありました。

『梅ちゃん先生』では、愛ちゃんのポジションに当たる女の子が、和彦くんのポジションに当たる男性と、その幼馴染み(ヒロイン)との親しさに耐えかねて去ってゆきました。

それからほどなくして、和彦くんポジションの男性はヒロインと結婚しました。

一方、『半分、青い。』では、愛ちゃんのポジションに当たる女の子が、和彦くんのポジションに当たる男性と、その幼馴染み(ヒロイン)との親しさに猛烈に嫉妬。

愛ちゃんポジションの女の子が、和彦くんポジションの男性の周囲からヒロインを排除。

しかしその後、愛ちゃんポジションの女の子と和彦くんポジションの男性は決別。

数年後だったか十数年後だったか、和彦くんポジションの男性とヒロインは結ばれました。

本作の三者の関係はどこに向かって行くのでしょうか。

と、ここまで書いたところで、本作には三者ではなく五者であることを思い出しました。

『梅ちゃん先生』と『半分、青い。』には存在しなかった、智くんという存在がいます。

さらに、智くんに想いを寄せる歌子ちゃん。

面倒なことにならないといいのですが・・・

追記:女二人と男一人の三者の面倒な関係と良く似ている状況は『おかえりモネ』にもありましたね。

男二人と女一人ではありましたが。

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予習レビュー

前回、暢子ちゃんが房子さんから受けた「衝撃的な通告」。

それはズバリ「解雇」でした。

しかし暢子ちゃんにはチャンスも残されました。

ある職場で働き、そこで評価を得る。

それができればクビを切らずに済ますというのが房子さんの言い分です。

そして、房子さんに行くように言われた新しい職場で、暢子ちゃんは和彦くんと再会。

ちなみに暢子ちゃんとは十年ぶりの再会となる和彦くんは、この頃は新聞記者になっています。

ということは、暢子ちゃんが挑んだ新しい職場とは新聞社なのでしょうか。

暢子ちゃんの「新しい職場」はどこなのでしょうか。

一方、ブログ主にとっての本作ヒロイン歌子ちゃんが新しい動きを見せました。

新人歌手発掘のオーディションにチャレンジしたいと歌子ちゃんは考えはじめるのだとか。

このオーディションがきっかけとなって歌子ちゃんの道が開けるといいのですが、歌子ちゃんに関してはとても気になる展開が判明。

第10週で、歌子ちゃんは体調不良がずっと続いているのです。

比嘉家四兄妹の中で、最も薄幸の歌子ちゃんに幸せになってほしいと願わずにはいられません。

追記:2022/05/25

暢子ちゃんの新しい職場が新聞社であることが判明。

そして、その新聞社で暢子ちゃんはアルバイトとして働き、和彦くんと再会します。

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POSTED COMMENT

  1. 還暦のたつお より:

     暢子役、このままだと「スカーレット」に続いて黒島さんのイメージダウンになりかねないですね。ただこれからいろんな事を経て暢子さんが魅力的な大人へと成長することを期待して最終回まで見守りたいですね。ただひどいままならひどいままで、エド・ウッドの「プラン9」や「死霊の盆踊り」をラストまで見るような楽しみ方もあるのですが。(笑い) 

  2. 丹善人 より:

    思いもかけない再会。お互い顔を見ても気づかず、名前を聞いて思い出す。それが
    自然ですよね。そしていきなりの彼女登場。恋に鈍感な暢子にはその方がいい。
    で、安心して再会を喜ぶ智がいて。やったね、ライバルが消えた。
    しかし、好きな沖縄料理を好きなように作って提供する今の住み込みの方が
    ずっと合ってるのに、何でレストラン勤めにこだわるんだろうね。そもそも
    基本的なことを学ぶということに、まるで関心も無いくせに。

  3. オペラ座の怪人 より:

    別の方も書いておられたけど、
    歌子も、親戚(?)のおじさんが
    せっかく、就職のお世話をしてくれたのに、、、、、

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  4. オペラ座の怪人 より:

    和彦君との再会はいいけど、
    職場が偶然にも一緒、
    下宿も偶然にも一緒、
    ご都合主知ですなあ。

    新聞社のデスク曰く、
    性格(だったかな?)抜群、
    それで原田オーナーも甘くなっちゃうわけね。

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  5. 還暦のたつお より:

     暢子さん、一度ちゃんと会社勤めした方が良かった。生まれて初めてドラマの主人公に「お前、馬鹿か」と言いたくなった。青柳君との意外な再会。青柳君のお陰でやっと朝ドラらしくなった。

  6. 魁光5品目 より:

    和彦くん絡みのストーリーは上手く出来過ぎたような気がしないでもないような(笑)

    あれだけ「あんなとこに行きたくなかった」と言っていた和彦くんが今や沖縄に造詣を持ち、記事を持つ記者になっているとは…。

    史彦さんは亡くなっていたんですね。再登場を期待していたんですが…。

    彼女の愛さんはどっちかというとライバル、敵役よりも暢子を後押しするポジションでしょうか?

    そして真のヒロイン、歌子もいよいよ一歩を踏み出します!
    しかし歌子はどんな歌手を目指しているんでしょうか?

    やはり地元らしく沖縄民謡の伝え手になって欲しいものですね。

  7. 落合明人 より:

    なんだか予告で見たんですけれども今田こそ暢子ちゃんを解雇されるみたいですねそれともオーナーの命令で新聞社のアルバイトそれおしなければ暢子ちゃんを首てオーナーが言い出すみたいですねその新聞社で記者おしていた
    歴史考古学先生の息子さんにばったり会ってしまい多分私の想像で環お客の中で新聞社御客さんがいて誰かアルパイトいないかていわれてそこでオーナーが目おつけたのが暢子ちゃんだったんじゃないのかて私の想像です
    でもこれで良子ちゃん疾呼胃ハッピー君縁が切れてよかったですね

  8. 古瀬節子 より:

    厨房で仕事をする歳の暢子の髪の毛が気になります。また、手帳にメモする姿は好感がもてますが、その後に手を洗わずに食材に触れるのは、いただけません。料理人の第1歩は、清潔に。

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