2024/5/6(火)第6週「くるしむのか愛するのか」
あらすじ
のぶが体育大会への応募に名乗りをあげました。
しかしのぶは、体育大会に志願する理由を上手に説明できず、のぶの申し出は黒井に一蹴されてしまいました。
そのころ、嵩は自分の画力を自信を失いかけていました。
デッサンの授業で圧倒的な画力を持つ同級生を目の前にして落ち込んでしまったのです。
それでも嵩は、東京での生活から様々な刺激を受けていました。
また嵩は、意味のまったくわからない不思議な歌詞の『図案科の歌』を同級生たち歌いながら自由な日々を満喫していました。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
嵩くんが東京高等芸術学校に入学
今週は昭和12年(1937年)春からスタート。
嵩くんが東京高等芸術学校に入学します。
受験会場で嵩くんに声をかけてきた辛島健太郎も補欠で合格。
健太郎くんが嵩くんの友達になることはこの登場のさせ方で確定ですね。
嵩くんの専攻は図案科、今でいうデザインです。
図案科の担任の先生の名は座間晴斗。
嵩くんのライフワークの分野での最初の師となる重要な人です。
授業が始まって早々、座間先生が嵩くんに問いかける場面があります。
君は何になりたいのかと。
この問いかけに対して嵩くんは答えられません。
今の段階では嵩くんの将来は漠然としたままなので。
そして答えられない嵩くんに対して座間先生は言います。
それでいい。
嵩くんたち新入生のの将来は真っ白だ。
デザインの学校に入ったからってデザイナーになる必要なんかないと。
この座間先生の考え方は、のぶちゃんが入学した女子師範学校の担任教師の考え方と正反対。
そして、それぞれの担任の先生の考え方の違いが、今後のぶちゃんと嵩くんの間にすれ違いを生じさせることになります。
下宿生活
嵩くんの下宿生活が始まります。
嵩くんが暮らすのは大森。
なお史実では、リアル嵩くんが入学した東京高等工芸学校は現在の田町にありました。
田町は銀座に近く、大森からも今ならドア to ドアで余裕で30分で行ける距離です。
さて、ドラマの中で嵩くんは一人で暮らすつもりでした。
しかし、健太郎くんが親戚の家から通うのは遠いという理由で転がり込んできます。
というわけで、嵩くんと健太郎くんの大森の下宿での共同生活が始まります。
そして下宿生活が始まって早々に嵩くんはのぶちゃんに手紙を書きます。
女子寮に送ることになるため「柳井嵩子」という女性名で。
この手紙の中で嵩くんは「東京には自由がある」と書くのですが、嵩くんが使った「自由」という言葉ものぶちゃんと嵩くんのすれ違いの一員になるかもしれません。
嵩くん銀座へ
担任の座間先生が生徒たちに銀座に行くことを推奨。
時代を体感せよと言うことなのでしょう。
そんなわけで嵩くんが銀座に行く場面が今週だけで二度はあるはずです。
一度目は映画を観に銀座へ。
観る映画は『フランケンシュタイン』です。
ジェームズ・ホエール監督作品、ボリス・カーロフ主演の大ヒット作と思われます。
二度目は嵩くんの思い出のあんパンがある美村屋へ。
嵩くん、どうやら東京に来てから方々のあんパンを食べるらしい。
そして、美村屋のあんパンと朝田パンのあんパンが同じ味であることに気が付きます。
そんな中、嵩くんは美村屋の店内の壁に飾られた一枚の写真の中にヤムおじさんらしき人物が写っているのを発見。
ヤムおじさんの過去のフラグが立ちます。
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