ちむどんどん

暢子がおでん屋の屋台へ / ちむどんどん 第42回

2022/6/7(火)第9週「てびち!てびち!てびち!!」

あらすじ

房子の命令によって、暢子が応援に出向くことになったとある飲食店。それはイタリア料理の店ではなく、ヨシが一人で切り盛りする屋台のおでん屋でした。そして暢子が房子から求められたことは一週間続けて黒字を出すことでした。

一方、暢子が働くレストランの記事が掲載された雑誌を読んでいた優子は、驚きの声をあげました。優子は「大城房子」の名を見て驚いたのです。房子は賢三の叔母で、賢三が亡くなった時に比嘉家の子供を引き取ると申し出たのが房子でした。

房子が自分の親戚で、自分に厳しく当たるのは親心だと悟った暢子は、おでん屋を立て直そうと俄然張り切りました。そして、おでんの研究を始めた暢子は、自分なりに工夫したおでんに挑みました。

そんな中、房子が屋台を訪問。暢子が工夫してつくった自信のおでんを口にしました。しかし、房子はその出来栄えに満足しませんでした。この味ではすぐに客足は途絶える。屋台を立て直せなければクビだと、房子は暢子に言い放つのでした。

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感想

房子さんの正体

賢三さんが亡くなったときに、比嘉家の子供を一人引き取ると申し出た「金の亡者の金持ち」が房子さんだったとは!

比嘉家の子供を一人引き取ると申し出た親戚の存在は遠からず回収されるだろうとは思っていましたが、予想よりも早い回収でした。

これで、房子さんと暢子ちゃんの「因縁」は解明されました。

若き日の賢三さんが鶴見で働いていたころ、房子さんと何らかの交流があったことも見えて来ました。

残る「因縁」は、房子さんと三郎さんの関係です。

この二人の間にも、過去に何かがあるはず。

また、房子さんの正体を明らかにするタイミングをここまで引っ張ったことにも、何か作劇上の理由があるはずです。

房子さんの正体が明かされたことで、房子さんと暢子ちゃんの関係は、今後どのように変化してゆくことになるのか。

楽しみが増えました。

追記:次回、三郎さんが房子さんの過去を語ります。

暢子ちゃんとニーニーの成長

今週のサブタイトル「てびち!てびち!てびち!!」とは豚足を使った料理のこと。

前週の最後に放送された予告映像では、豚肉を使ったらしい見慣れないおでんが登場していましたが、そこに使われていたのが「てびち」なのかもしれません。

そして、豚がサブタイトルに使われる週に、再びやらかし始めたニーニー。

今週描かれる「てびちのおでん」を通して、アババとアベベに立ち返るきっかけをつかむのでしょうか、というかそうあって欲しい。

また、前週までと比べて格段に成長した暢子ちゃんも、おでんを通して基本に立ち返ることで、さらに成長するストーリー展開が見えてきました。

まだまだ、不安定な暢子ちゃんとニーニーですが、成長した姿が見え隠れしてきたことで、少しだけ安心できました。

良子ちゃんと歌子ちゃん

一方、夫婦問題で悩みを抱える良子ちゃんのエピソードは今回はまったく登場せず。

歌子ちゃんの職場の描写もなし。

暢子ちゃんとニーニーよりも不安材料になってしまった良子ちゃんと歌子ちゃん。

とりわけ良子ちゃんは、次回、爆弾発言をするようです。

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予習レビュー

暢子ちゃんが、房子さんの命令によって、とある飲食店の経営の立て直しを任されるという展開。

あり得ない展開にブログ主は驚いていましたが・・・

暢子ちゃんが任された飲食店とは、屋台のおでん屋でした。

そのおでん屋の大将の手伝いをするのか、それとも暢子ちゃん自身がそのおでん屋の大将になるのかは不明。

しかし、いずれにせよ大勢の先輩のフォローが受けられ、仕事も全体の一部だけ任されるイタリア料理店の環境とは大きく異なります。

屋台のおでん屋では、店舗運営のほぼすべてに関わることになる。

接客は苦手だと言って逃げることはできない。

もし、暢子ちゃん自身が大将になるのなら、こんな仕事やりたくないと訴える相手もいないわけです。

房子さん、なかなかするどいところに目をつけました。

闇市の屋台から身を起こした房子さんならではの発想かと思います。

一方、ニーニーがまたしても何かをやらかし始めそうです。

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POSTED COMMENT

  1. ずんこ より:

    房子さん、やっぱりそうでしたか。
    思ったより早いネタバラシでした。

    そして、にーにー。
    あの怪しげなシロモノを、よりによってアッラ・フォンターナに持ち込んでくるとは…。
    ここは房子さんの慧眼に、期待しましょう。

  2. 丹善人 より:

    養子に1人匹取ってもいい、という伏線(と作者が思っている)を回収。3年もいて、
    お店の詳しいことお母さんには伝えてなかったのか。しかし、そんなことなら、
    あの時に養子に行ってたらこんな遠回りしなくて済んだのに。

    クソ男の怪しい商売、新聞記者に知られました。逮捕も時間の問題か。
    お店をかき回す前に、さっさと逮捕されてしまえ。

  3. 秋桜おばさん より:

    偶然の上にも偶然が重なりましたね。
    まさか大叔母さんとは。
    ま、それはそれとして、個性と工夫っていうのは、元々あるものを全く変えてしまうのとは違うことに早く気付いて欲しいな。
    フォンターナの料理が食べたくて来てくれている人、おでんが食べたくて屋台に寄った人、その人たちの満足を考えなければ。
    未だに私は、暢子ちゃんは沖縄料理屋さんの板前さんの方が合ってると断然思います(笑)

  4. 還暦のたつお より:

     あっ、大島蓉子さん。この人ゴリさん監督の「洗骨」で存在感たっぷりの沖縄のおばさんの役を好演してたな。「オイルショック」、「あっと驚く為五郎。何。」「よっこい庄一」ここで出るかー。大島さんやっぱりすげえな。やっぱり房子さん、例のおばさん!ニーニーお前、何罰当たりなこと考えてる。新聞社の人達新メニューの実験台にしてる。ニーニー、人の恋人に色目使うな。なんで音楽が男はつらいよ沖縄バージョンになってるの。房子さんどうしても「行列の女神」の鈴木京香さんに重なるんだよなあ。

  5. 還暦のたつお より:

    少し前に「行列の女神」というドラマがありました。これは一流ラーメン職人でフードアドバイザー(鈴木京香さん)の元で新ラーメン開発に勤しむ料理上手な女の子(黒島さん、つまり暢子さん)のお話でした。正直、「ちむどん」はこのドラマの影響を受けていたのではないかと思います。ただし登場人物が不快で、不可解な行動をしない分「行列の女神」の方が気持ち良く見れます。「ちむどん」を見るのを辞めた方がおられましたが、そんな方にお勧めしたいドラマです。朝ドラ関係者も沢山出てるし。

  6. 魁光5品目 より:

    賢三さんと房子さんの関係がまさかの親戚だとは…。
    あの1人引き取る件は房子さんの提案だったわけですね。
    やっぱり出来すぎのように思いますが…。

    暢子よ…。新聞社の経験を忘れたのか?
    田良島デスクの言ったことを忘れたのか?

    記事は記者の意見発表の場じゃないと。
    誰の為に料理を食べてもらいたいか。
    今の暢子はそこが抜けています。
    独りよがりではいけません。房子さんがそこに気づかせようとしているんでしょうがねぇ…。

  7. オペラ座の怪人 より:

    おいおい、のぶ子~
    にーにーなんか、連れてくんなよ~

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  8. 還暦 より:

     大城オーナー、なんか星一徹みたいになってきたな。まあ能天気な暢子さんを鍛えるには、ライオンが子供を谷底に突き落とすくらいの事をやらないとね、経営者ともなると、仕込み、調理の他に、.仕入れ、原価計算、価格設定、帳簿付け全部一人でやらないとね、いまなら会計ソフトがあって便利だけどね。頑張ってね。

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