ちむどんどん

暢子たち四人の人間関係 / ちむどんどん 第66回

2022/7/11(月)第14週「渚の、魚てんぷら」

あらすじ

和彦と愛の結婚話は順調に進み、和彦は愛との結婚を機に鶴見から引っ越す準備を進め始めていました。和彦への気持ちを断ち切った暢子は、和彦と愛の二人の門出を祝えるようになっていました。

そんな中、沖縄県人会の「沖縄角力大会」が開かれることになりました。「沖縄角力大会」では、智は二年連続で優勝していました。和彦は、鶴見で暮らした思い出に、その大会に参加することを決めました。

一方、フォンターナに一組の父子が来客しました。その父子は、娘の誕生日に、毎年フォンターナに来るのを楽しみにしていました。しかしその年の来店時、再婚の相談を切り出す父親に対して、娘は激しく反発しました。

その日の夜、フォンターナでいさかいを起こした父子の一部始終を見ていた暢子は、そのことを和彦、愛、智に語りました。暢子の話を聞き自分の恋愛観を語る和彦の言葉に、愛は複雑な表情を浮かべていました。

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感想

今週後半から次週にかけてのフラグが次々に立つ月曜日でした。

今週後半のフラグ:沖縄角力大会

鶴見県人会の「沖縄角力大会」を舞台に、暢子ちゃん、和彦くん、愛ちゃん、そして智くんの四角関係のクライマックスが描かれます。

そのクライマックスの舞台が登場した月曜日の暢子ちゃん。

金曜日に描かれた海岸の場面での暢子ちゃんとは打って変わって、和彦くんのことは吹っ切れた様子。

吹っ切れた様子から一週間が始まるのは、きっとその逆の方向に話が進んでいくことを暗示しているような気がしてなりません。

一方の和彦くんは、今もなお複雑な感情を抱えたまま。

そんな和彦くんの心のゆらぎを、愛ちゃんは鋭く察しています。

いろいろと面倒な一週間になりそうな予感でいっぱいの月曜日でした。

今週後半のフラグ:ニーニーが一目惚れした女の子

ニーニーがまたしても一目惚れ。

この惚れっぽさは、寅さんへのオマージュでしょうか。

そして寅さん同様、ニーニーはまたしても失恋という片思いの結末を迎えます。

しかしその直後、ニーニーと清恵ちゃんの関係が新展開がスタート。

ニーニーもそろそろ落ち着いたところを見せてくれるのかもしれません。

次週のフラグ:西郷父子

前週の金曜日、予告の中で「再婚」というセリフが繰り返し使われていましたが、優子さんの「再婚」とばかり思い込んでいました。

予告の中にあった「再婚」とは、西郷パパの「再婚」だった模様。

ところで前週の時点で、予告の中での「再婚」のセリフは、優子さんの「再婚」だと思い込んでいたのは半分は憶測によるもの。

しかし、優子さんの「再婚」の話が次週に描かれることが判明しました。

今回から登場した西郷パパの「再婚」や、「再婚」をめぐる父子のトラブルは、次週、暢子ちゃんが優子さんの「再婚」を受け止めるための作劇上の予行練習なのかもしれません。

ところで、西郷父子は今週の後半で仲直りします。

おそらく西郷パパの「再婚」を、娘のめぐみちゃんが受け入れることになるかと。

そして、西郷父子の仲直りを経て、新しい家庭を築くために出発する三人の姿を見た暢子ちゃんが、自分の店を持ちたいという願望を抱くようになるのだとか。

西郷父子の存在は、暢子ちゃんの将来のフラグにもなるようです。

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予習レビュー

暢子ちゃんの恋バナが三週目を迎えます。

次週には、これまで続いてきたややこしい恋バナは、何らかの形で収まりそうなので、今週がややこしさのピークになるかもしれません。

そこで、これまでのストーリー展開を振り返ってみます。

暢子ちゃんの気持ちに異変が生じはじめたきっかけは、和彦くんが愛ちゃんと愛ちゃんのご両親をフォンターナに連れてきたときのこと。

愛ちゃんのご両親が、和彦くんと愛ちゃんの結婚に前のめりに。

その会話が耳に入ってしまった暢子ちゃんの気持ちがざわつき始めたのが第56回。

一方、結婚の話があまりにも順調に進んでしまうことに違和感を感じていた和彦くん、当初はその違和感の正体がわかっていないようでした。

ところが、和彦くんはなかなか口には出さないものの、明らかに暢子ちゃんへの恋心を自覚している様子が見え隠れ。

そんな和彦くんの迷いを愛ちゃんが察してしまったのが第60回。

そして、同じく第60回では、泥酔して房子さんと会話をしていた暢子ちゃんが、酔った勢いで「恋人がいる人に好きなんて言えない」と爆弾発言。

この一言がきっかけとなって暢子ちゃんは自分の中の恋愛感情を自覚しました。

ここまでは放送済み。

以下はこれから放送なので、情報は曖昧です。

自分の中の恋愛感情を自覚して以来、暢子ちゃんはその感情に心を支配されてしまい、仕事が手につかなくなる状態に。

そんな中で、ようやく和彦くんへの想いを断ち切ろうと暢子ちゃんは決意。

一方で、愛ちゃんが和彦くんの迷いを察していたことが影響するのか、和彦くんと愛ちゃんの関係に変化が生じる。

それぞれの感情が複雑にからみ合ったところで、四人は一緒の時間を共有することに。

そして、今回へとつながってきます。

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POSTED COMMENT

  1. 名乗る程の者ではございません より:

    なんか賢秀が寅さんオマージュしているキャラになっていくのってイヤだなあ
    寅さん、メロンひと切れでギャーギャー騒ぐけど、決してお金を踏み倒したり、ましてや窃盗なんかしないから

  2. 丹善人 より:

    先週の流れは何だったのか、と思われる今日の展開。最悪です。
    これで暢子の取り合いで和彦と智が勝負をするというのが、今週のテーマ
    らしいけれど、非常識にもほどがある。

  3. 還暦のたつお より:

    あの頃が一番良かった。みんなそう思ってます。愛さんの記事風当たり強し。賢秀またいつもの悪い癖。

  4. オペラ座の怪人 より:

    今日は、まあ、色々あったけど、
    まあ、いい回かな、と思ったら、
    最後、にーにー、
    また、一目惚れかよ~

    ((( ̄へ ̄井) Σ( ̄皿 ̄;; ( ̄ヘ ̄メ)

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  5. 魁光5品目 より:

    鶴見の相撲大会。幼少時代のフラグが今週回収されます。
    更に意味ありげの新キャラ西郷さん登場。
    前々から登場のアナウンスされているので重要人物になる可能性大ですね。
    将来の暢子の独立に一役噛むかもしれません。

    結婚の価値観。
    智が和彦にジャブを打ってきましたね。

    そして賢秀の恋愛、新章突入?
    頼むからお相手の女の子さん?
    彼は手に負えないから付き合うのはやめなよ?

  6. 名乗る程の者ではございません より:

    今週はお店に来る親子の父親役で声優の高木渉さんが出演しますね
    アニメ「GTO」の鬼塚先生や「ドラえもん」の先生役等が有名ですが、個人的には「ジョジョの奇妙な冒険・第4部」の虹村億泰役の人
    特にイタリア料理店でカプレーゼや情婦風スパゲティ等を食し散々絶賛した後に「うまい~っ!」と大層なリアクションで唸るのは名シーン
    時折アニメで「あ~、このシーンは原作越えたなあ」と思うことがありますがまさにそれです

  7. 名乗る程の者ではございません より:

    無自覚であれ自己中で社会的常識が欠落してるがゆえ他人を虐げる無法者たちが目立つこのドラマ、現在は視点を変えて視聴しています
    「北斗の拳」に例えますと、私の中では愛さんはユリアであり歌子ちゃんはリンなんですわ
    因みに歌子ちゃんの兄も姉も和彦も「ヒャッハー」と叫んでいる雑魚キャラなんですよね、でも智くんには子供時代のように早くバット(成人)キャラに戻ってほしいかなと

    雑魚キャラには最後「ひでぶ」「あべし」がよく似合うんですがね、ヒロインだからそんな結末にはならんでしょうが
    せめてユリアやリンが報われる結末に期待します

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