2022/7/20(水)第15週「ウークイの夜」
あらすじ
久しぶりに顔を揃えた子供たちに、優子はこれまで語らなかった過去の思い出や、賢三との出会いを語り始めました。優子は那覇で食堂を営む両親のもとに生まれ、賢三は、その店で住み込みで働いていました。戦争が始まり賢三は中国方面に出征しました。
昭和19年10月の那覇の大空襲で、優子は実家と家族を失いました。そして空襲の中で両親とはぐれてしまった優子は、弟の秀夫とともに米軍の捕虜収容所に収容され、そこで終戦を迎えることになりました。
一方、戦地から戻った賢三は、アメリカの統治下となった沖縄にはすぐに帰れませんでした。賢三は鶴見の闇市で商売している房子と再会。房子の仕事を手伝う中、ようやく沖縄に戻れるようになった賢三は、再び鶴見に戻ると約束して沖縄に向かいました。
優子と秀夫は収容所を転々と移動させられていました。そんな生活の中で衰弱した秀夫は死亡。一人きりになり絶望した優子は、収容所で自分の家族を探すためにやって来た賢三と再会。その後、優子と賢三は結婚したのです。
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感想
初めて語られる主要登場人物たちの過去。
語られたことで、上記のストーリーの中に含めきれなかったことをまとめてみました。
優子さんの過去
優子さんの実家は食堂。
暢子ちゃんが料理人になったのは、優子さんのご両親の血を受け継いでのことのようです。
また、優子さんにはネーネーがいた。
踊りと歌が上手だったネーネーの気質は、そのまま歌子ちゃんに受け継がれたのでしょうか。
また弟の秀夫くんは、賢秀くんに似てやんちゃだったとのこと。
ということは良子ちゃんは優子さん似?
賢三さんの過去
賢三さんが上原さんに民謡を習っていたことはすでに語られていましたが、その頃の賢三さんは優子さんの実家で働いていたとは!
賢三さんが食堂で働き、その後、房子さんの手伝いをすることになった「調理の経験」は、暢子ちゃんが回収した模様。
一方、賢三さんが上原さんから民謡を習っていた「歌の経験」は歌子ちゃんが回収。
また、鶴見に戻ってこなかった賢三さんに対して、房子さんが裏切られたという感情を抱いていたという過去もこれで納得。
賢三さんが遺した包丁が、房子さんが賢三さんに贈ったものであることがわかった瞬間は、涙腺をやられました。
また、三郎さんが賢三さんから三線を教わっていたという過去は実に意外。
どうでもいい話ですが、賢三さんから三線を習ったので、三郎さんという名前に設定されたのかな?
房子さんの過去
たった一人の身内である妹さんを空襲で亡くした房子さんにとって、賢三さんは家族と同等かそれ以上の存在だったはず。
賢三さんと力を合わせて商売を大きくする夢を房子さんは見ていたのでしょう。
賢三さんも、房子さんを支え続けるつもりでいたのでしょう。
でも、優子さんとの再会によって、鶴見に戻るに戻れなくなってしまった。
房子さんを裏切る形になることは承知の上で、優子さんと沖縄で暮らす決断を下した賢三さんのその時の気持ち。
さぞかしつらかったかと思います。
話を房子さんに戻します。
房子さんが暢子ちゃんを大事にした理由。
暢子ちゃんにどれほど問題があっても、暢子ちゃんを見限ることがなかった房子さんの気持ちがこれでよくわかりました。
今回、初めて語られた主要等人物たちの過去。
もう少し早いタイミングで語られたら、ドラマの見え方が大きく変わっていたかもしれません。
予習レビュー
優子さん、房子さん、そして三郎さん。
困難な時代を生きてきた三人の大人たちが、それぞれの秘めた過去を語る回です。
優子さんが語るのは、賢三さんとの馴れ初めを経て戦争の体験。
第1週のことだったか、戦時中のことを思い出した優子さんが夜空を見上げながら泣き出す場面がありました。
その場面を通して暗示された優子さんのつらい過去がようやく回収されます。
房子さんも過去を語ります。
かつて、おでん屋の屋台のおばちゃんが房子さんの過去を語ったことはありましたが、今回は房子さん本人が自分の過去を語ります。
しかも語る相手は二ツ橋さんです。
そして、これまであまり過去が語られてこなかった三郎さんも過去を語ります。
三郎さんが秘めた過去を語る相手は、なぜか田良島さん。
優子さん、房子さん、そして三郎さん、それぞれの過去は、その過去を聞かされた面々にどのような影響を与えることになるのでしょうか。
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優子が語ったところによれば今は歌子が使用している賢三が出征する前から持っていた三線、戦時中どこに預けていたのだろうか。ほぼ全土が戦火に見舞われた沖縄にあんな大きなものを保管して置けるところがあったとは思えない。
和彦君の母親役、鈴木保奈美さんでしたか、百戦錬磨の大女優。多分暢子さんが迎える最大の難敵。今からどうなるか楽しみ。赤名リカがそのまま年を取ったキャラだと相当手強い。
なるほど。
賢三さんは、房子さんのお姉さんの息子、だったのですね。
「たった一人の妹」というから、姉がいるなんて思いもしなかった。
脚本のミスディレクションなのでしょうか?
そうする意味があったのでしょうか?
ただ混乱して、なんだそうだったのかはカタルシスではなく「なら先に言ってよ」的な苛立ちを感じました。
人間関係や時系列はおおよそ分かりましたが、それぞれの関係性をもっと深く描いて欲しかったですね。
賢三さんが帰って来ないのを「裏切られた」と深く恨む房子さんの気持ちも、もっと二人の日常を描いてもらわないと言葉だけで上滑りする感覚です。
大切な回、重要な回なのに、今一つ物語に入り込むことができませんでした。
前の三週間が冗長に感じたので、この間にもっと描き込めたのではと残念に思ってしまいました。
非常に情報量が多いお話でしたが、賢三さんの様々な経験、スキルが子供4人に受け継がれていましたね。
包丁の伏線、裏切られた伏線もそれぞれ回収。
これだけのストーリーを1話に詰め込むなら、その前の恋愛話を少し削ってそっちに当て込んでほしかった…。
今作の中で一番良いストーリーなんでもったいない(泣)
個人的な謎は優子がなぜそこまで賢秀に甘々なのか?
今週で回収されるのでしょうか?
まだまだ話は続きます。かな?
3カ所同時中継。視聴者だけ全部の話が聞けるけれど、当人達がまとめて話を
知ることはあるのだろうか?
亡くなった弟さんは、賢秀に似ているらしい。だからついつい甘くなるのか。
願わくば、お母さんの話を聞いたにーにーが心を入れ替えてくれればいいのだが。
「あんな物が空を飛ぶ。」まあガリレオ・ガリレイ、二宮忠八、ライト兄弟、まで遡って、抗力、揚力、推力の関係を含めてじっくり説明すれば分かってもらえると思いますが、そこまでする必要はないな。
各々の戦争体験。8月15日が近い事を実感します。優子さんと弟、皮肉にも米軍に捕らえられた事で生き延びる事ができたのではただその後弟さんが亡くなったのは余りに悲しい。賢三さんと三郎さんの体験。「人間の条件」や「不毛地帯」を思い出します。
放送前にコメント
年に1日ぐらいは宮沢パパが歌った「島唄」の歌詞を思う日があってもいいと思います
後の364日はカラオケの定番ソングであったりパチ屋にて海物語・沖縄で大当り引いた時の歓喜ソング扱いでいいから
デイゴの花が咲く頃に始まった沖縄戦
ウージの森(サトウキビ畑)で出逢ったふたりがウージの下(防空壕)で千代にさよなら(集団自決)
心して視聴するか・・・
暢子ちやんお盆帰省に今までは客船でしたからねついに飛行機で行きましたねでも慶祥が飛行機酔いになると和ねしとによってなんですれけども
気圧たしようの揺れで飛行機酔いになる使途がいますよ船酔いの薬ても飲んだほうがいいみたいね慶祥
でも当時は747かDC-10か737で行ったんだと思いますよ
羽田空港から那覇空港までは行が3時間帰りは1時間30分ぐらいですから
でも格安航空券が新橋新宿で航空券お悟君から聞いてかつていたんだと思いますよ
優子さん仙吉さんとの間の誤解が解けてよかったですね