ちむどんどん

一時休業を決断する暢子 / ちむどんどん 第108回

2022/9/7(水)第22週「豚とニガナは海を越えて」

あらすじ

暢子は和彦と相談し、何をやっても客足が戻らない「ちむどんどん」を一時休業する決断を下しました。そして、休業している間に暢子は、矢作とともに料理の味や、メニューの見直しを行うことにしました。

そんな中、房子が海外出張から帰国しました。房子の帰国を機に、和彦と田良島はフォンターナで食事会を企画。その食事会の場で、房子から暢子への助言を求めるつもりだったのです。しかし、食事会が始まって早々、意外な人物が姿をあらわしました。

清恵を探すために東京にやって来た賢秀と寛大がフォンターナにやって来たのです。暢子の店が休業中であることを知ったら、賢秀が何をするかわからない。そのことが心配な和彦と智は、暢子の店が休業中であることを隠し通しました。

その日の夕方、「ちむどんどん」に戻った暢子と和彦は、矢作のことを話し合いました。矢作への給料を払える見通しが立たなくなった今、矢作には辞めてもらうしかないと。その信子と和彦の会話を、矢作は店の外で聞いていました。

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感想

三郎さんや田良島さんとならんで貴重な安定キャラの一人でありながら、これまで見せ場があるようでなかった寛大さんの見せ場がようやく登場。

しかも寛大さんの見せ場で語られたのは、沖縄の養豚業の歴史に関する素敵な話。

また、暢子ちゃんがフォンターナを去り際に、房子さんが暢子ちゃんに対して口にした意味深な言葉。

「強みが弱みになる」

沖縄の養豚場の話と、房子さんの意味深な言葉がブログ主の中でつながりました。

以下、ネタバレが含まれます。

ネタバレあり:「強みが弱みになる」

次週、暢子ちゃんは自分の店の課題を発見します。

店の課題とは、沖縄料理に適した豚肉が東京では調達できないため、沖縄料理の本来の味が出せないということです。

この課題の発見のきっかけは歌子ちゃんの一言にあるのだとか。

歌子ちゃん、上京してきた意味がありました。

さて、暢子ちゃんの店の強みは、沖縄出身の暢子ちゃんのレシピによる沖縄料理です。

しかし、その最大の強みであるはずの沖縄料理の味を、食材に問題によって十分に出すことができない。

これが、房子さんの言う「強みが弱みになる」ということなのでしょう。

次週、沖縄料理に適した豚肉という店の課題は解決されます。

そして、「ちむどんどん」はようやく営業を再開。

店の課題は解決されたるのは、沖縄料理に適した豚肉の仕入れ先を見つけたから。

暢子ちゃんの店の「弱み」が克服されたからです。

ネタバレあり:猪野養豚場

沖縄料理に適した豚肉の仕入れ先とは、寛大さんの猪野養豚場です。

清恵ちゃんが、なぜか休業中の「ちむどんどん」に来店。

試作中の料理の試食を求められた清恵ちゃんは、暢子ちゃんにあるものを渡します。

あるものとは猪野養豚場の豚肉。

どういうわけか、清恵ちゃんは実家の豚肉を持っていました。

その豚肉が、沖縄料理に最適であることを暢子ちゃんは発見。

その後、話が二転三転した末に、暢子ちゃんは猪野養豚場の豚肉を仕入れることになるのですが、ブログ主には謎でした。

どうして猪野養豚場の豚肉が、沖縄料理に最適なのかと。

ニーニーが飼育にかかわったことで、豚肉料理に最適になったのかと推測もしましたが、かつてのニーニーにとって豚はペットに過ぎません。

美味しい豚肉を作れる経験はないはず。

そんな中、寛大さんの猪野養豚場のバックグラウンドらしきものが語られました。

寛大さんの養豚業、ハワイを経由して沖縄にルーツがあるらしい。

猪野養豚場が「ちむどんどん」を救う理由が見えて来ました。

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予習レビュー

店の前で通行人にチラシを配る。

二ツ橋さんに相談する。

何をやっても客足が戻らず、ついに暢子ちゃんは休業を決定。

上記のことはすでにアナウンスされていましたが、どうして房子さんに相談しないのか、ブログ主は合点がゆきませんでした。

房子さん、海外出張していたのだそうです。

インターネットがない時代、海外出張している人に相談はできません。

房子さんに相談しなかった理由がこれでわかりました。

一方、暢子ちゃんの力になると言いながら、具体的な協力の姿勢が見えないとネット上で叩かれていた和彦くんが、房子さんを訪問。

房子さんに店のことを相談します。

房子さんはどんなアドバイスをしてくれるのか。

そもそもアドバイスをしてくれるのか。

その点が今回の注目ポイントです。

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POSTED COMMENT

  1. ひるたま より:

    本作を毎朝楽しんで御覧になっている方達には大変申し訳ないのですが…。
    今日の放送回は、つまらないを通り越して不快感さえ感じてしまったのが本音です。(脚本・演出その他諸々)

    先ず入口に「本日貸切」の掲示がされているのに、全く無視して店にドカドカと入り込んでいく“ニーニー”賢秀。そしていきなり料理の皿を取り上げてクンクンクンクン…以前「あまゆ」で並んでいた料理を無断で食べ始めた場面を思い出してしまいました。
    頭からスーパーバンドを外した場面で「これでやっと彼も大人になるのかな」と個人的には期待していたのに…残念です。

    そして、矢作さんに振舞われたポルケッタ…ネット等でも話題になった通り、通常ならばお客には出されない端っこの部分(副音声では「焦げている」とありました)でした。アッラ・フォンターナは一流店という設定の筈ですよね。従業員たちの心理も分からない訳ではないですが…あの“仕打ち”は酷過ぎるかと。(そういえば、上京したばかりの暢子たちが食事に行った時に(暢子の振舞いを差し引いても)「“まさかやー”御一行様」と、従業員がお客の陰口をたたいていましたからね…)

    些か唐突ですが、個人的には『ひよっこ』のすずふり亭が懐かしく感じられます。
    初めて入った実お父ちゃん(言い方悪くて申し訳ないですが…明らかに“地方から来ました”感丸出しで垢抜けなかった)に対しても決して見下す事無く、きちんと“おもてなし”の心で接客したすずふり亭の方が格段に“一流店”かと個人的には感じています。(そして言うまでもなく料理も美味しい)
    すずふり亭ならば何度でも通いたいお店ですが、アッラ・フォンターナは1度行けばもういいかな、という印象ですね。(あくまでも私見ですが)

    こちらのサイトの趣旨にそぐわないかとは思いますが、今日はとうとう我慢出来ずにコメントを書いてしまいました。(朝蔵さん、場所をお借りしてしまって本当にごめんなさい。長文失礼致しました)
    ドラマの制作関係者がこちらを見ているか否かは???ですが、大いに猛省して頂きたいと感ぜずにいられないのが偽らざる本音です。

  2. オペラ座の怪人 より:

    放送を見ていて、気がつかなかったけど、
    ネットのレビューを見て、知ったんだけど、
    矢作に出された料理は焦げた豚で、
    フォンターナ料理人による嫌がらせ、なんだって~!?

    おいおい料理人!
    っていうか、脚本家!
    っていうか、制作人!
    っていうか、NHK!

    一流レストランフォンターナが
    仮にも「客」に対して、
    そんな料理を出すかね!?

    ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ ι(`ロ´)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  3. オペラ座の怪人 より:

    今日は比較的平和な1日だったでしょうか?

    矢作さんがフォンターナの従業員たちに
    素直に謝っていたんだから、
    従業員さんたちも許してあげる、
    かと思ったら、
    そう簡単には行きまへんでした。

    ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  4. 還暦のたつお より:

    矢作君、古巣に来るには勇気がいったろうな。賢秀いつも人の物を食べようとする。投資会社なんて嘘をつかない方が話は早いのに。今日は料理ネタが珍しく多い。ハワイの豚のエピソードここで回収。今日は落ち着いている。前向き。賢秀いちいち嘘つかなくても。中原さんいい味出してる。
     矢作君、男気満載。

  5. 還暦のたつお より:

     名乗る程の者ではございません様。舞台になった頃のヒット曲が流れるとその時代に見る者をタイムスリップさせる効果がありますね。このドラマではそれが無い。料理人、料理の話なのに修行のプロセス、料理自体の描写が少ない、などなど。昔、日本映画の大監督が遠景で僅かしか映らない端役の持つ新聞を、わざわざその舞台となった日の物を用意させた事があります。まさに神は細部に宿るです。その細部を蔑ろにした挙句、どっかの政治家に悪口を言われる羽目になりました。私は政治屋よりもクリエイターの方が遥かに偉いと思っているにで正直悔しいです。

  6. 還暦のたつお より:

    名乗る程の者ではございません様。歌の事には触れないであげてください。(笑)「新宿純愛物語」話は面白かったけど早すぎました。ネットフリックスで大金かけてリメイクすれば受けそうな気がします。トオルさんはキムタク主演のドラマ「眠れる森」のあの役が印象的でした。この人こんな役もできるんだと驚かされました。

  7. 名乗る程の者ではございません より:

    一昨年度あたりからYouTube等を通じて世界的にリバイバルヒットした松原みきさんの「真夜中のドア」がリリースされたのがこのドラマでは現時点

    BGMで流れでもしたら老若問わずにこの時代というものを共有できるのに
    もったいない😞💨

  8. 名乗る程の者ではございません より:

    還暦のたつお様

    昨日のコメントに反応させて頂きます
    仲村トオルさん、イケメンで背も高く役者として華もありますが「歌が非常に下手」という玉にキズがありますね、ジローラモさんと共通するんですが

    ビーバップハイスクール大好きでシリーズ映画は全て見ましたが、挿入歌を宮崎ますみさんと清水宏次郎さんと歌っていた際にはあまり気にならなかったのですが(清水さん、非常に歌が上手くリードしていたという背景もあります)、映画「新宿純愛物語」主題歌をヒロインの女性とデュエットしていた際には二人とも非常に残念な歌唱力で、その上非常に良い曲でしたので残念の極みみたいでしたね

    因みに上記映画には当時新日本プロレスで現役だった頃の木村健吾さんが悪役で出演していて火炎放射器片手にやりたい放題で、プロレスファンだった知人と「おいおい、ケンゴ活躍してんじゃん!」と妙に盛り上がりましたね

  9. 落合明人 より:

    私に提案があります暢子ちゃん確か杉並の高円寺に沖縄県人会の方の会長さんに言葉おかけて
    ちむどんの宣伝してもらいに恭陸して貰い場いいですよ駄文さ三ぶろうさんにも相談押してね
    でもここまで来た東京編横浜鶴見偏がだめになりそうですか
    出も確かニー二―が自分の家で育てた豚がいましたのお賑通してのかもしれませんですね

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