2022/12/27(火)第13週「向かい風の中で」
あらすじ
浩太が無事に退院しました。職場に復帰した浩太は、会社の朝礼で従業員たちに対して心配をかけたことを謝罪。従業員たちとともにラジオ体操をし自分の席に座ると、浩太はいつも通りに働けることを喜びました。
そんな浩太のもとへ経理の古川がやって来ました。古川は浩太に告げました。受注が激減する中で経費削減が必要であり、そのために人員整理をしてほしい。人員整理をしなければ、借金の返済期限の延期を銀行に認めてもらえないのだと。
浩太とめぐみが話し合う様子を見て、舞は会社の仕事を手伝いたいと申し出ました。舞の申し出を浩太は受け入れ、舞は工場の仕事を教わりながら手伝いを開始。一方で信用金庫の担当者はさらなる経費削減を浩太に求めてきました。
経費削減を信用金庫から強く求められていることを浩太は笠巻に相談。笠巻は、かつて小さい工場だったときにも大きな夢があったと言って浩太を励ましました。ほどなくして浩太は、苦渋の決断を下し人員整理を始めました。
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感想
体調がまだ万全ではない浩太さんの描写
浩太さんは無事に退院できたものの、まだまだ心配です。
従業員のおばちゃんたちから「社長やせたな〜」と言われたり、信用金庫の担当者との話し合いの席で再び胃痛に顔をゆがめたり。
前回、病室で元気そうだった浩太さんでしたが、病室でも一度だけ胃痛に顔をゆがめる場面がありました。
これら体調がまだ万全ではないことを表す小さな描写。
退院できてもそう簡単には復調しないことを表現するためのリアルを追求した演出なのか。
それとも、体調が再び悪化してしまうことのフラグなのか。
ブログ主は後者の「フラグ」ではなかろうかと推測しています。
たしか悠人くんを演じる横山裕さんだったと思いますが、インタビュー記事の中で次のように語っていました。
本作の脚本は誰も気づかないような小さなエピソードが後半になって回収されると。
横山裕さんのこの言葉から、浩太さんの体調がまだ万全ではないことを示す描写は、年明けになって回収されるような気がしています。
その回収のされ方がブログ主は怖くてなりません。
人員整理の対象になってしまったおばちゃん
真っ先に人員整理の対象になってしまったおばちゃんたち3人。
これまで誇りを持って続けてきた仕事を社長令嬢に奪われ、舞ちゃんに対して嫌味の一言や二言も言うのではなかろうかと心配していたら・・・
人員整理の対象になってしまったことへの私情は心の奥にしまい、最後まで仕事に対するストイックな姿勢を貫きとおしました。
「商品梱包の仕事は最後の砦や」
おばちゃんのこの姿勢が胸に響きました。
少しネタバレになりますが、来年の1月下旬ころには舞ちゃんは浩太さんの会社の社員になっています。
しかもエースの営業社員。
そのころには浩太さんの会社の業績も回復しています。
人員整理の対象となって去って行ったおばちゃんたちが、そのときには復活できますように。
笠巻さん
浩太さんの会社が小さな町工場のころからだけでなく、先代のころから工場を支えてきた職人の笠巻さんの言葉もまた心に沁みます。
「ちっちゃい工場にかて、でっかい夢があったんやから」
笠巻さんはおそらく浩太さん以上に長きにわたって工場の浮き沈みを見続けてきたはずです。
そんな笠巻さんだからこそ、言葉が重く深い。
後半で舞ちゃんがエースの営業社員になっているころ、笠巻さんは今よりも重要な役どころを担うことになるのかも。
否、そうなってほしいもの。
今回の笠巻さんの言葉で、ブログ主はすっかり笠巻さんのファンになってしまいました。
予習レビュー
浩太さんが無事に退院することができました。
業績悪化による心労から胃潰瘍を患い病院に担ぎ込まれた浩太さんの体調は回復するものの、会社の業績は相変わらずの状況のようです。
会社の経理を担当する古川さんという社員は、人員整理を浩太さんに提案。
しかし、その提案を浩太さんが受け入れるとは考えられません。
航空学校を卒業した舞ちゃんが東大阪の実家に帰って来たときのこと。
賞与支給の準備をしながら浩太さんが言ってました。
賞与を支給されたときの従業員の嬉しそうな笑顔を見るのが、社長としての一番の喜びだ、みたいなことを。
そんな従業員思いの浩太さんが人員整理を受け入れられるわけがない。
そして実際に、浩太さんは人員整理の提案をかたくなに拒むのだとか。
しかし・・・
年明けの放送のどこかのタイミングで、人員整理を行う場面が用意されています。
ただし、人員整理を行うのはめぐみさんと舞ちゃんです。
人員整理を行う場面に浩太さんの名前は登場していません。
今回、人員整理を拒む浩太さんの描写は、年明けのストーリーの何らかのフラグなのかもしれません。
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胃潰瘍(?)で腹部が相変わらず痛い浩太さん、そう言えば中の人である高橋克典さんって市販の胃酸中和薬CMに出ていたなあ、CM曲込みで
失礼ながら高橋さんの曲って「君のキスしかほしくないのさ」しか知らない、昔カラオケで何度か歌ったので
というかフーミンのエステCM曲だったから、フーミンこと細川ふみえさん、キュートだったなあ、「ギルガメッシュナイト」よく見てたし写真集も買ったなあ
なんとなく細川ふみえさんと福原遥さんは似てると思うんだ、童顔なとこや舌足らずなとことか
前作「ちむどんどん」が
私「脚本家! ふざけてんのか~!?」って言いたくなるほど、
いい加減な脚本だった、
という、負の遺産(?)を引き継いでの「舞いあがれ」は、
前作に比べれば、遥かにまともだとは思うのですが、
しかし「舞いあがれ」もダッチロール(って言いましたっけ?)
迷走しているような気がします。
舞ちゃんの、五島行き、と思ったら、
五島から帰って、五島とはご無沙汰、
大学に入って、バードマン、
と思ったら、大学を中退!
航空大学校で修業して、卒業して、
就職して、と思ったら、採用延期。
家業の町工場が大変なことになっちって、家業を手伝う?
と思ったら「え!? パイロットにならないの!?」
実際の人生が、思うようにならないのは、当たり前だけど、
作り物である「お話」の中で、何をやっても中途半端だと、
何だか、応援のし甲斐がない、ような気がしてしまうのは、
私だけなのかしら?
隣家青年も、中途半端にプラプラしているし、
(色々と思い悩んでいるのは分かりますが)
親友くるみちゃんは看護師としてがんばっていますが、
そのお父様は職が長続きしなくって、これも中途半端。
年内の放送は明日が最後。
来年の放送は、どうなる? どうする?
((( ̄へ ̄井) Σ( ̄皿 ̄;; ( ̄ヘ ̄メ)
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
学校教師をしていて、3学年30クラス近い学校から3学年10クラスの学校に
転勤したとき、教師数は3分の1近くになっても、授業以外の校務はほとんど
変わらない。それでもなんとかやりくりしていたものですが、規模の縮小と
なると、仕事内容以外の人員整理という厄介毎がついてまわる。予測できなかった
ことはしかたがないけれど。で、一番弱いところにしわ寄せが出て来る。
誰にでも出来る楽な部署なんてないんだけれど。
今年中になんとかおさまるのだろうか。
今日は見るのがつらかったですな~。
私は、自分から会社を辞めたこともあれば、
辞めさせられたこともあって、
辞めさせられた時はつらかったですな~。
(/_\;) (/_\;) (/_\;)
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
経理担当、古川役の中村靖日さん。いかにも気が弱そうな感じと育ちの良さそうな感じが同居した役者さん。あちこちのドラマで良く見かけます。時々前述のキャラを裏切るような役も演じます。個人的には原田真人監督の「日本のいちばん長い日」での侍従役が印象に残っています。今回は果たして?始業前の訓示とラジオ体操。浩太さん、典型的昭和の町工場の社長。良くも悪くも。中村靖日さん今回はリアリスト。悠人さんも同じ結論だと思う。浩太さんと「下町ロケット」の佃社長の違い。
商品開発能力のあるエンジニアと職人の違い。パートのおばちゃんも生活が懸かっているから、舞さんへの目も厳しい。銀行との交渉。「晴れた日には傘を貸し、雨が降れば取り上げる。」半沢直樹だな。あれ、去って行くおばちゃん、意外にいい人だった。浩太さんと佃社長の共通点、人が良すぎる事。佳晴さん久々の登場だが相変わらずやさぐれている。
なんだか舞えあがれとあまちやんと木尾痛点がありますよね舞えちゃん子供期のめぐみさんと五島に
連れてきて番場と言い争いになりそうになったところまた秋ちゃんがアイドルになる手言っていましたけれどもいまだにアイドルになっていませんでしたね舞えちゃんもパイロットになる手航空学校お卒業
したけれども現実になっていませんしねまあ舞えちゃんわリーマンショクかもしれませんけれどもね
この先岩倉家の進む道がどうなるかわ不明で舞えちゃんを無事にテイクオフなるんですかね