2022/12/28(水)第13週「向かい風の中で」
あらすじ
浩太の退院後、舞は人員整理をした製品の梱包の仕事の手伝いをすることになりました。そして舞が、昼休みに疲れを癒すために肩をほぐしていると、事務担当の社員・山田に嫌味を言われてしまいました。
ある日、浩太は会議の席で従業員たちに協力を求めました。コストを下げて利益を上げ経営状態を改善するアイデアを出してほしいと。しかし会議室の集まった面々は、それぞれの部署の言い分ばかりを主張し、険悪な空気に包まれてしまいました。
一方、結城の様子がおかしいことを笠巻は察していました。結城は他の会社からより良い処遇で誘われていたのです。そんな結城に笠巻は言いました。結城はもう一人前だ。どうするかは自分で決めろと。
そのころ、浩太は相変わらず体調が悪いことを隠しながら仕事を続けていました。そんな中で浩太は新規の大口の仕事を獲得することに成功。同じころ悠人は、浩太の工場を売却することを考え始めていました。
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感想
浩太さんの体調と予告映像の気になるカット
浩太さんの体調がますます悪化している様子です。
前回と前々回も、まだまだ体調が万全でないことを示す小さな描写がありましたが、今回の浩太さんはかなり苦しそう。
そして予告映像の中に、とっても気になるカットが。
それは予告映像の最後の数カット。
夜の会社の中で「お父ちゃん」と呼ぶ舞ちゃんの声。
舞ちゃんとめぐみさんは夜の会社の事務所にお父ちゃんを探しに来たのでしょうか。
その舞ちゃんの声に続いて、めぐみさんが夜の会社の中で何かを見つけたようなカット。
今回描かれた憔悴しきった浩太さんの描写が回収されるのではないかという悪い予感しかしません。
悠人くんがついに動き出す
前週の金曜日に放送された予告映像。
金髪の悠人くんが何かを見上げるカットが挿入されていましたが、ここで使われるとは。
悠人くん、工場を買い取りそうな企業を見つけたのかな?
工場を買い取る企業を見つけ、そこに売れる工場を持って行けば利益を取れる。
その売れる工場の候補が父親の工場ということなのでしょうか。
それとも、浩太さんの工場を売ることで、浩太さんの会社のピンチを切り抜けさせるという悠人くんなりの正義が、悠人くんの行動の動機なのか。
自分の利益のためか。
はたまた浩太さんの会社を窮地から救い出すための息子なりの父親への愛情表現なのか。
予告映像の中では、浩太さんと悠人くんが激しく口論するカットが挿入されていましたが、これまで出番の少なかった悠人くんが波乱を起こす模様。
年明けの放送の中での悠人くんに期待大です。
来年もよろしくお願いいたします
本年もお世話になりました。
本年は、前年からの『カムカム』。
そして『ちむどんどん』を経て本作『舞いあがれ!』。
『カムカム』の前の『おかえりモネ』も含めるとオリジナルストーリーがこれまで4作品続いています。
来年の春は久しぶりに実在モチーフが存在するストーリー『らんまん』。
そして秋からは実在モチーフが存在する『ヴギウギ』。
「歴史もの」が続きます。
ブログ主はどちらも好きですが、オリジナルストーリーが続いた後なので、来年の2作品はとても新鮮。
久しぶりの「歴史もの」が続く来年も、当ブログをよろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。
予習レビュー
舞ちゃんが浩太さんの工場の手伝いを始めました。
年明けの放送では、舞ちゃんは航空会社への就職を断念し、浩太さんの会社の立て直しをすることになるので、そのフラグが年内最後の放送で立つことになります。
しかし舞ちゃんが手伝い始めたころの会社の中の空気は最悪です。
浩太さんがコスト削減と利益確保のアイデアを求めても、会社の経営という視座に立ってアイデアを出せる社員は皆無。
それぞれが自分の部署の立場ばかりを主張するのだとか。
社長の苦労を理解する者はいないか、いても町工場時代からのお二人くらいしか社長の苦労を理解してくれる人はいないのかもしれません。
病み上がりの浩太さんには、あまりにもつら過ぎる状況です。
一方、舞ちゃんも仕事を真面目にやっているにもかかわらず、事務員から嫌味を言われてしまうのだとか。
思えば本作には、これまでいわゆる感じの悪い人はいませんでした。
強いて言えば、祥子ばんばがポカをしたときに激怒させてしまった釣り客の一人が感じが悪かったですが、しかしあの状況では止むを得ません。
会議室で自分のことばかり主張する社員たち。
嫌味を言う事務員。
これまで本作に登場しなかった人種が次々に登場。
これも、波乱含みの年明けのストーリー展開へのフラグなのかもしれません。
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舞ちゃんが工場を引き継ぎ再建するという展開に批判的なコメントが多いですが、私はそう思いません
工場をたためば従業員の方々の雇用はどうなりますか?この時代、再就職もままなりません、ましてや退職金は?
その意味では当面だけかもしりませんが、悠人兄ちゃんの売却という提案も正義ですし、パイロットの夢を捨ててでも父親が愛した町工場を守りたいという舞ちゃんの決断も正義です、これで破談になるなら柏木くんもその程度の男だったということ、ストーリーは決して破綻などしていません
航空学校の期間やそこで得たパイロットの資格がムダになったりするということに関してですが、例としてカムカムで桃太郎くんは甲子園にも行けませんでしたしプロにもなれませんでしたがその三年間がムダだとは私は思いません、桃太郎くんは監督として甲子園に行きましたし舞ちゃんが航空学校で得た知識や経験は最終的には五島の空を舞う電気飛行機の分野で生かされるはず
パイロットになる展開にしか納得いかない方は堀北真希さんが主演したドラマ「ミスパイロット」のDVDでも見たらいいと思います
オペラ座の怪人様
ご返信ありがとうございます
ご丁寧な思い綴ったコメントを受け止めさせて頂きました
貴殿の思いを察することなく単純に自身の考えをコメントしたことをまずはお詫び申し上げます
加えて、誤解を与えないよう追記としてですが、1月1日の当方のコメントで長文コメントに対する批判をしていますが、今回のようなご丁寧な長文のことではなく過去のドラマの時にあった実例ですがブログ主さんがチェックする大変さを考慮せずだらだらとドラマに対して独自の思い入れを毎日連投していた方を批判したものですのであしからず
さて、私自身も役者さんからの「ひと事」があったのではと思いたいですね、実際にヒロインだった黒島ちゃんが結婚式のシーンに異を唱えたそうですね
ただ、現場のトップが却下した時点で撮影はそのまま継続されますし、上記の結婚シーンはそのまま放映されたみたいです
ヒロインとは言えど若手の役者さんゆえ現場では「弱者」というべき立場ですので寛容的な視点を持って頂ければというのが私の本意です
最後に以前に私がコメントしましたが、ちむどんにあった変なパワーはこのような負のパワーが画面から溢れていたのかも知れませんね、あくまでも個人感ですが
新年になったら…それどころではなくなったよね(笑)…
名乗る程の者ではございません様
ご指名でのご返信、ありがとうございます。
誠に僭越ながら、私からも返信いたします。
前提1:NHKの誰が、脚本のセリフに異議を唱えるか?
現場にいるとは言え、照明さんや大道具さん・小道具さんには無理でしょう。
演出家や、台詞をいう張本人である役者であれば異議を唱えられるでしょう。
とは言え、役者でも、新人、ぺ~ぺ~にはできないことかも。
大物俳優や、主演級でも中堅以上でなければ、無理でしょう。
とは言え(と再度、書いてしまいますが)、に~に~に異議は唱えられないのか?
前提2:どんなセリフなら、異議を唱えられるのか?
差別用語で、昔ならOKだったけど、今では、絶対無理なセリフ、って、
あると思います。
そういうセリフ(に限りませんが)を、
年配の脚本家が書いてしまったとして、
年配の演出家も、疑問を持たなかったとして、
しかし、若い役者が「え!? これ、言っていいの?」と疑問を持ったならば、
演出家に相談する、ということもありうるでしょう?
前提3:いじめっぽいセリフ
差別用語では「ない」ことは確かだが、いじめっぽいセリフ、
例えば、今回、私が問題視している、年長のタクシー運転手に対する「お前」呼ばわり、
これは、現場の誰かが問題視するべきだと思うのです。
実際の現場で、演出家が、あるいは、に~に~役の何とか君が、
問題視して、話し合ったのかもしれない、
あるいは、誰も、問題視せず、脚本のままに進行したのかもしれない。
実際のところ、「お前(もやれ~)」というセリフが放送されているのは事実です。
事実:私事だし、以下に書くことが事実であると証明することもできないけど、
私の父親は(短期間だけど)タクシー運転手だったけど、
ひどいことをいう酔っ払い客とか、
シラフなのに絡んでくる客とかに、耐えられず、タクシー運転手を辞めました。
私は、既に中年だった父親が、若い客から「お前(もやれ~)」と命じられたら、
と思ったら、とても堪えられず、今回、抗議の意味を込めて、書き込んだ次第です。
おしまい
航空学校編が面白くないという声をきくけれど、それは脚本家のせいではなく、
航空学校自体に興味が無いからではないでしょうか。学園ドラマで、大きな事件もなく
毎回授業風景ばかりだったら誰も見なくなるのでは。しかし、地味な勉強と訓練を
リアルに描かないとドラマ自体が大嘘になります。現実にドラマになるような
出来事など起こるはずもない。それだけの話であって、脚本とは無関係。
そのために、少しでもドラマにするために、5人の仲間のそれぞれにストーリーを
作ったわけで、フィクションとしてぎりぎり許せる範囲ではなかったでしょうか。
むしろ、この先、主人公が工場再建に取り組んだりしたら、航空学校編の意味が
あったのかどうか、物語の本質がぶれることになりかねません。某ドラマの
二の舞だけにはなってほしくない。
オペラ座の怪人様
還暦のたつお様
お二人のコメント拝見させて頂きました
オペラ座の怪人様のちむどんに対するコメントでひとつだけ
演技が下手等を除けば役者さんは演出が望む演技をするしかないんですので責められるのは少し酷かなと、演出に意見できるのはある程度大御所になられてからだと
竜星くんのあの演出にはあまり良い印象はありませんが、ドラマ「激熱!ヤンキーサッカー」での演出には良い印象しかないので、ましてやその後に全国大会の常連高校になったことやモデルになった岡野さんはW杯予選で初出場の決勝点をあげ現在はガイナーレ鳥取のGMとしてドラマで先輩のモデルになった方がスポンサーになり一緒に山陰サッカーを盛り上げています
まあ、ちむどんに出演して得をした方って飯豊さんぐらいだったかなと
還暦のたつお様のリレー脚本方式はむりがあるというコメントには同意です、せめてスカーレットでやったみたいにスピンオフ的内容をせいぜい一週間程度ですね、個人的には航空学校編はおもしろくなかったですしひと月は長かったです
まあ、年明け早々から田宮版「白い巨塔」の終盤のような展開になりそうですが桑原脚本で継続してほしいかなと
めぐみさんには既に告知している設定にしてほしいな、本当に胃潰瘍と診断していたら告訴レベルのとんでもない誤診になりますからね(まあそうであれ終末療法ぐらいしか手の施し様がないと思われるのですが)
長々とすいませんでした
良いお年を
桑原脚本は、短い時間で人間の裏表を描くのが巧いですね。ここ二回だと解雇されたパートのおばちゃんの舞さんへの初対面の時の嫌味と別れの言葉の落差、会議室で好き勝手言い放題だった社員の皆さんが、食堂では和気あいあいと章君の第三子誕生予定を祝福したりと。航空学校編も面白かったけど、人物の描き方が浅く物足りなかった。(大河内教官役の吉川晃司さんは脚本の書き込み不足を、役作りと演技力で補っていた 。)前作よりもこのドラマの方が優れていると思うけど、違った脚本家がリレー形式でストーリーを作るという手法はやはり無理があると思う。
私も勝手ながら、
今年の朝ドラの総括をさせていただくと、
カムカムは女性3代100年を半年で描くので、
実にスピーディーで、あっという間の展開だったのが
良かったですな~。
2つ、超感動エピソードを書くならば、
どちらも安子編だけど、
安子のお店の店頭で、安子・きぬ・稔の3人がいて、
きぬ「安子ちゃ~ん、あたし、お祭り、行かれんようになっちゃった~。」
安子「ええ~~~! 行こうよ~、毎年行ってたじゃない~!」
きぬ「ごめんな~。」
稔「僕が行こうか!?」
きぬちゃん「にんまり」
いやあ、良かった、良かった。
濱田岳さんが復員して、
何だか、嫌なことを言って、部屋に戻ろうと廊下に出たら、
YOUさんが廊下で通せんぼ。
私は、ほんと、嫌みの1つも言うのかと思ったら、
YOUさんは濱田さんをハグして、
「さみしいんじゃろ。お父さん、お母さんに会いたくて、たまらんのじゃろ。」
(ここで、戦地での回想で、濱田さんのお母様との会話、これがまたいいのよ。)
濱田さん「わしは、もう、何もやる気がせんのじゃ。」
YOUさん「アホじゃなあ。」
「お父さん、お母さんは、あんたが生きているだけで、うれしいのよ。」
チムドンは何度も言うように、最悪で、象徴的なのは最終回。
に~に~はタクシー料金踏み倒し、それも2回。
追っかけてきた運転手さんを「お前」呼ばわり。
家族(妹)の病気が気になって、料金を支払い忘れる妹思いのに~に~、
と脚本家は、そういう「かわいいに~に~」のつもりで書いているんだろうけど、
タクシー運転手という弱者に対する、単なるいじめだ。
そういう脚本を通してしまうNHK(演出家、役者)はどうかしている。
おしまい
舞ちゃん、強烈なジャブをかまされましたね。
でも、めげない。
めげている暇はない。
でも最初はイジワル後輩いびりかと思われたパートのおばちゃんズが実は高いプロ意識の持ち主だったように、山田さんも何かを持っている人なのかもしれない。
あの言葉の裏にも、何か事情があるのではと思わされます。
本来はあんな意地悪な人ではないのかもしれない。
やっぱり業績の悪さが、ギスギスさせているのでしょうか。
「パイロットはリレーのアンカー」
柏木くんも、そのことに気が付いたのかもしれません。
それまでもしかしたら「機長は一番偉い」と思っていたのかもと思いました。
尊敬するお父さんは機長で、一番偉い。
その思いが舞ちゃんと出会い、他のチームのメンバーに助けられ、共に訓練を受けるうちに「みんなの協力があって初めてパイロットは飛べる」と気づいたのかもしれません。
お父さんもそうなのだ、と。
それで雰囲気が、柔らかくなったのでしょうか。
悠人くんの言っていることは、至極まっとう。
でも、正しい理屈や真っ当な意見だけで割り切れないのが、社会です。
新年はその、正しい理屈と思いや気持ちとのぶつかり合いになるのでしょうか。
その結末が、不安です。
浩太「新規の仕事や・・・・・・・・・。」
悠人「この工場・・・・・・・なんぼになるやろか・・・・・・・・・。」
次回は父子のガチンコから始まるのか・・・・・・・・・。
「パイロットも納品前検査もリレーのアンカー」
なるほど新鮮な視点で納得でもあり、何か温かい気持ちになりました
朝ドラに限らず、ドラマには時々心に残る台詞が、あります
ストーリーにドキドキワクワクハラハラするのはもちろんですが、そういう心に残る台詞に出会えるのもドラマ好きの楽しみです
パイロットになりたいと夢を持って、資格も取り、就職も内定して、
残り3ヶ月、どうするのだろうと思っていたら、またまた途中下車。
どうやら空を飛べるようになるのはずっと先になりそうな。
過去の物語は震災を乗り越えたり、嵐を乗り越えたりとあったが、
今回はリーマンショックを乗り越える話ですか。まあ工場の町が
中心なんだからそうなるのかな。池井戸ドラマにはまったく興味も
関心も無いので、思い入れがないから、ちょっと個人的には
しんどい展開になりそうかな。面白くなさそうになりそうなので、
見るの、やめようかな。
今日の最後、営業努力が実って、
大口の契約が取れ「そう」!?
と思ったら、息子ちゃん(お兄様)が、
どうやら、工場売却→現金化、を企んでいるらしい、
と思ったら、次週予告、
最後の最後、お母様が見たのは、
床に倒れている(?)お父様?
( ̄▽ ̄;) ( ̄~ ̄;) ( ̄□ ̄;)!!
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
PS/朝蔵様
今年1年、お世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。
うーん浩太さんは経営者としては、問題有りだな。所詮職人の親方レベル。あれだけの数の社員を抱えていたら、各部門の責任者で、定期的に会議を開いて、各々の問題点、従業員の不満、意見を洗い出しておくべきだった。今回の受注半減でも営業担当がちゃんと情報収集していたらその前兆を掴めれていたかもしれない。悠人さんからみれば親父何やってんだと思っているだろうな。
200個注文なら203個梱包する。誤差分を見越して。社内雰囲気悪いのう。業績の悪化が影響しとるな。章君ヘッドハンティング。多分イワクラより好条件。笠巻さんの愛のあるアドバイス。どうする章君。仕事を離れるとみんないい人なんだけど生活かかるとね。舞さんの雑炊。浩太さんの胃を考えての事だね。太陽光発電のネジの受注。BGMが「料理の鉄人」風(「バックドラフト」)。
「この工場売ったらなんぼになんねん。」出た。ブラック悠人降臨。
間違ってもホワイトナイツではない。
年末なので・・・
今年の朝ドラの総括として
カムカムは期待通りの面白さだったんですがね、ラスト2週あたりの展開と演出がどうもだったのが残念だったかな(高齢者追いかけっことかどうしても還暦に見えないカップル等)
ちむどんはね~振り返れば途中脱落が多い私が最後まで見てしまったのはドラマ自体に妙なパワーはあったからでしょうね、反省会があんなに盛り上がったのもパワーがあったからかな?
舞いあがれは桑原脚本と大女優・高畑淳子さんが素晴らしいのひと事に尽きます、あと長濱ねるちゃんが想像していた以上に可愛い過ぎる役ということですね
来年はどうかな?
らんまんは脱落しちゃいそうかな?
あまり興味ある題材じゃないし(浜辺さんは私的にはシン仮面ライダーのヒロインというイメージですし)、ブギウギは絶対見るけど
あくまでも個人観だから異論は認めません、おっさんの単なる吐き出しです🤣
ではでは、よいお年を