2022/10/18(火)第3週「がんばれ!お父ちゃん」
あらすじ
舞は日曜日に浩太と遊園地に行くことになりました。しかし、浩太の仕事の都合で遊園地行きは延期に。遊園地で飛行機に乗れることを楽しみにしていた舞は、凧の改造に挑戦。江戸時代の凧の絵を参考にしながら、ばらもん凧に翼をつけてみたのです。
そして完成した凧をあげてみるものの、翼が取れ凧は落下してしまいました。帰宅した舞は、そのことを浩太に報告。すると浩太は、自分が子供時代に模型飛行機を作っていた頃の写真を舞に見せました。
模型飛行機に興味を持った舞は、作り方を浩太に教えてもらうつもりでした。そこで舞は、模型飛行機の作り方が載っている本を探すために、貴司と「デラシネ」という古本屋に足を運び、模型飛行機づくりの本を手に入れました。
その頃、浩太の工場は取引先から取引を打ち切られるなどし、窮地におちいっていました。必死になって働く浩太の気持ちを察した舞は、ある決意を固めました。浩太を元気にするために、模型飛行機を自力で作ると決めたのです。
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感想
舞ちゃんと悠人くんの「反応の差」
舞ちゃんが五島でばんばと生活することで成長し、成長前の舞ちゃんには見えていなったお父ちゃんの苦労が見えてきたのでしょうか。
浩太さんの必死な働きぶりがはじめて描かれました。
急な納期の前倒し。
しかし、その要求をのまなければ、仕事は他の工場に取られてしまう。
従業員に頭を下げ、自らも休日も返上し、そして夜遅くまで働いて納期に間に合わせたにもかかわらず、取引は一方的に打ち切り。
見ているこちらまで胃が痛くなってくるような回でした。
ところで、浩太さんの今回描かれたような状態は、今にはじまったことではないかと思います。
これまでも繰り返されてきたはずです。
それが、第1回の悠人くんの言葉にあらわれています。
舞ちゃんが飛行機に乗った夢を見たと、浩太さんに報告。
いつか家族みんなで飛行機に乗って旅行しようと言う浩太さんに対して、悠人くんは言いました。
「期待しないで待っとくわ」
悠人くんの言葉からわかること。
悠人くんは、これまで何度も期待を裏切られてきたのでしょう。
一方、舞ちゃんも楽しみにしていた日曜日の遊園地行きの期待を裏切られる格好になりました。
しかし舞ちゃんは、期待を裏切られたとは認識せず、お父ちゃんを励まそうという気持ちになりました。
舞ちゃんと悠人くんの、お父ちゃんの状況に対する反応の差。
この差を生み出したのは、舞ちゃんの生まれつきの性質なのか、それとも五島でのばんばからの教えの影響なのか。
ふと気になったブログ主でした。
浩太さんの夢
浩太さんがどんな気持ちでお父上の工場を引き継いだのか、ブログ主はその点がずっと気になっていました。
朝ドラでは、父親の家業を継ぐことを拒んだり、いやいや家業を継ぐ男性キャラがよく登場します。
なので、浩太さんもそんな一人なのかと気になっていたわけです。
そんな中で今回、浩太さんがお父上の急逝によって工場を引き継いだときのころのことが描かれました。
浩太さんは、自ら進んでお父上の工場を引き継いだようです。
14年前。
めぐみさんは浩太さんのことを「岩倉さん」と呼んでいたので、結婚直前のタイミングかと思います。
浩太さんは、飛行機製造に携わる夢を叶えるために大学に入り、そして大企業に就職。
ところが、その大企業をやめると決断。
浩太さんの決断に、最初はめぐみさんは否定的な反応を示しました。
しかし、お父上の築いたものを受け継ぎながら夢もあきらめないと宣言する浩太さんの気持ちをめぐみさんは受け止めました。
浩太さんとしては苦渋の決断だったと思います。
しかし、お父上の工場を喜んで引き継ぎながらも夢もあきらめないと心に決めた浩太さん。
その浩太さんの決断を受け入れ、その後、安定した大企業の社員ではなく、不安定な零細企業の経営者との結婚を決めためぐみさん。
二人の心意気に打たれました。
予習レビュー
今週のサブタイトルは「がんばれ!お父ちゃん」。
仕事にはげむお父ちゃんがテーマです。
この頃、浩太さんが経営する工場は経営上のピンチに立たされています。
とれる仕事は何でもとらなければならない苦しい状況にあります。
そんな背景もあって、予定していた遊園地行きもキャンセルに。
ところで浩太さんが工場の経営のピンチを切り抜けるのは、来週になってからのこと。
少しばかりネタバレになりますが、舞ちゃんが大学生になるころには、浩太さんの工場はすっかり成長を遂げています。
今のところ、浩太さんの工場が成長を遂げ、さらなる飛躍を目指すところまでは判明。
その先、どうなるかは今のところ不明ですが・・・
ブログ主は危惧しています。
浩太さんの工場は2008年のリーマンショックの波にのまれてしまうのではないかと。
リーマンショックが起きるころ、浩太さんの工場は従業員数も今よりも増えています。
従業員が増えた分だけ工場の規模も拡大しています。
もし、リーマンショックの影響をもろに受けた浩太さんの工場の様子がドラマの中で描かれるとしたら、かなりシビアな描写になるはずです。
今週の経営のピンチすらも、その頃には懐かしい思い出になっているかもしれません。
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人間が文明の基本は火と車輪とネジ
惑星ウラトレスのラセンさんのセリフ
「銀河鉄道999」からはいっぱい学んだなあ
丹善人さま、調子に乗って余計な事を書いてしまいました。年寄りの戯言と思ってご容赦下さい。
丹善人様、池井戸作品は結局のところ、勧善懲悪の東映時代劇、任侠映画の企業版なので、特に興味なければ見る必要などありません。企業や日本社会への批評と言う点では山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」、「不毛地帯」、あと松本清張さん、清水一行さんの作品などの方が遥かに優れています。
Twitterではこのドラマは「下町ロケット」と「半沢直樹」の要素があると言われています。
物作りと商売としてのシビアなところが今日凝縮されていましたね。
先行き不安定なところで子どもとの約束を反故にしてしまう浩太さんの苦悩が伺えます。
舞がまたそこに気にして発熱しないことを祈ります。
中小企業経営は大変ですなあ。
予習をしないから、今後の展開を全く知らないけど、
舞ちゃんは、パイロットを目指すのかしら?
飛行機づくりを目指すのかしら?
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
他人を思いやる心を持ち、気を遣いすぎるほど気をつかったので熱が出てきた
舞ちゃんでしたが、今回は、自分で解決する道を見つけました。工作が得意という
設定が生きてくる。どこまでできるのか楽しみ。
古書店の又吉さん登場。もし芸人をやっていなかったら、と思われるおそらくは
当て書きでしょうか。
昔の朝ドラでも、バネを作っていた緒形直人さんが会社をつぶしてしまったことが
あったけれど、零細企業は大変ですね。
あいにくながら、池井戸ドラマは読んだこともなければ、ドラマを見たこともなく、
興味も関心もまったくないので、話が盛り上がっても読み飛ばしてます。
そう言えば、YS11の設計者の一人であり、零戦の設計者でもあった堀越二郎氏は宮崎駿監督のアニメ「風立ちぬ」の主人公のモデルでした。関係無いけど。
遊園地行き、ドラマ時間では一瞬で中止。翼取れるやろ。凧自体で揚力が発生するように出来ているから余分な翼付けても邪魔なだけ。浩太さんの経歴って「下町ロケット」の佃さん(阿部寛)みたい。芥川賞作家登場。貴司君才能の芽生え?やれやれ浩太さんには辛い展開。池井戸ドラマ的窮地。
生駒山上遊園地がトレンド入りしましたね、これは、何気にスゲーこと
大人・久留美役の山下さんが所属する乃木坂46の大先輩の生駒里奈さんが「生駒ちゃん」でトレンド入りすることは珍しくないんですが、初めて「生駒山上遊園地」が「生駒ちゃん」を上回りましたね
生駒山上遊園地が「生駒」としてトップになり、かつユニバやひらパーに話題で勝ったという記念すべき日ですね
もんばび様、規制緩和、新自由主義、グローバルスタンダードみんなろくなもんじゃなかったですね。結局中小企業いじめでした。もんばび様程ではないにせよ。うちの会社もゴーンに代替わりした日産グループのお陰でかなりのダメージを被りました。世界的犯罪者が社長なんて冗談じゃないよ。
遊園地
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはまだ開業前、当時大阪にあった遊園地はひらかたパークとみさき公園遊園地(旧大阪万博開催地にあったエキスポランドはもうなかったんじゃないかな?)
近隣には奈良県に奈良ドリームランド・あやめ池遊園地・生駒山上遊園地、兵庫県に阪神パーク・宝塚ファミリーランド・神戸ポートピアランド
ユニバが大阪の代表観光地になった2022年に現存するのはひらパー(企画力と面白い宣伝効果で今でも十分勝ち組遊園地)と生駒山上遊園地だけだもんなあ、2025年大阪万博開催地跡はどうなるのかな?
その視点で見たらカムカムの映画村が現存してるのはつくづくスゲーと思う
東大阪で自動車部品加工の会社をやってました。
リーマンショックで倒産しました。
私にとってのリーマンショックは、倒産した2009年です。カルロスゴーンを死ぬまで恨み続けることでしょう。
「血の滲むような」どうよく言いますが、小口零細企業にとっては、「滲む」どころか大量出血です。
舞ちゃんのパパのお気持ち、察するに余りまります。どうか努力が実を結んでほしいです。