舞いあがれ!

舞が久留美に弱音を吐く / 舞いあがれ! 第69回

2023/1/11(水)第15週「決断の時」

あらすじ

めぐみは悩み抜いた末に会社をたたむ決断を下し、そのことを従業員たちに伝えました。そして、会社の資産価値を査定するために信用金庫の担当者・大西たちが視察に来る際、いつも通り仕事をするよう、めぐみは社員たちに指示を出しました。

そんな中、祥子は五島に帰ることをめぐみに告げました。そして祥子は、夫が亡くなったときに船を引き継いだ理由をめぐみに語りました。あの船さえあれば、いつまでも夫と働いているような気持ちになれるからだと。

一方、舞は久しぶりに久留美と貴司に会い、パイロット断念を考えていると二人に告げました。翌日、舞は浩太の日誌を見つけ、工場を存続させたいという気持ちを強くしました。そして舞は悠人に投資を懇願。しかし悠人は舞の頼みを一蹴しました。

そして迎えた信用金庫の担当者たちが工場を視察する日。めぐみが工場に出社すると、社員たちが早朝から清掃を始めていました。社員たちの会社への愛情を知っためぐみは、会社を存続させる気持ちを固めるのでした。

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感想

転機

舞ちゃんにとっても、めぐみさんにとっても、大きな転機となる回でした。

そして舞ちゃんとめぐみさん、二人の気持ちの迷いと変化がとても丁寧に描かれた回でもありました。

柏木くんが舞ちゃんに言ったとか。

パイロットになることが父親孝行だと。

浩太さんもまた「歩みノート」に、舞ちゃんがパイロットに一歩一歩近づいてゆくのを心から楽しみにしていました。

しかしそれでもなお舞ちゃんはパイロットの道を断念すると決意。

その決意をした後に、最初に出た行動が悠人くんへの投資のお願い。

まずは資金を確保しようと動き出す舞ちゃんの姿に「経営者」の覚悟を見たような気がします。

ちょっとネタバレになりますが、次週、舞ちゃんが経営者の資質を見せるようなエピソードがあります。

資金確保に動く今回の行動と、次週の舞ちゃんの資質のあらわれ。

舞ちゃんの将来の姿へのフラグなのかもしれません。

一方のめぐみさんは祥子さんの言葉と社員たちの愛社精神と仕事へのプライドに心を動かされました。

めぐみさんの翻意に深く納得できる描写でした。

話が前後しますが、悠人くんから出資を断られた舞ちゃんが、悠人くんに対して放ったするどい一言。

「(工場を失ったら)喧嘩したまま二度と会われへんと同じ」

この一言、悠人くんにはかなりこたえたかと。

次週、悠人くんは工場のことでめぐみさんに「ある提案」をするのだとか。

その提案の中身はまだ伏せられたままですが、今回の舞ちゃんの強烈な一言が悠人くんにジワジワと効き、悠人くんに何らかの変化を生じさせる。

そして、悠人くんらしからぬ前向きな提案をめぐみさんにする。

そんな展開を期待せずにはいられません。

もしそんな展開になったとしたら、今回は舞ちゃんとめぐみさんに加えて悠人くんにとっても大きな転機。

岩倉家の大きな転機となる記念すべき回になるのかもしれません。

新着情報

本作『舞いあがれ!』の新着情報を入手したので本欄にまとめておきます。

最も注目すべき新着情報は、次週の月曜日のエピソード。

舞ちゃんが、内定をもらっていた航空会社への就職を辞退し、IWAKURAの正社員になる道を選択します。

舞ちゃんがIWAKURAを立て直すと決意することはすでにアナウンスされていました。

なので内定の辞退もわかっていたことではありましたが、いつの放送で内定の辞退が描かれるのか、これまで伏せられていました。

内定の辞退が描かれるのは次週の月曜日。

しかし、もしかすると今週の金曜日あたりに内定の辞退を舞ちゃんが決意するか、あるいはそのフラグが立つかもしれません。

また次週では、IWAKURAを辞めた結城くんが、舞ちゃんに力を貸してくれるという素敵なストーリーも用意されています。

また、舞ちゃんが航空学校を卒業した直後に五島に滞在した際、祥子さんの家にいた朝陽くんの成長も報告されるのだとか。

悲しいストーリーから年明けの放送が始まった本作ですが、次週でようやく「お正月気分」を味わえるような展開になりそうです。

なお、次週は再び悠人くんが登場し、工場のことで何やらめぐみさんに提案するのだとか。

心があたたかくなるようなエピソード満載の次週、悠人くんもそろそろ、悠人くんらしからぬ姿を見せてほしいものです。

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予習レビュー

1/4(水)現在、浩太さんがどうなってしまうのかは相変わらず伏せられたままですが、状況から考えるに浩太さんは亡くなるようです。

信用金庫が会社の存続か売却かの選択を迫る。

究極の二者択一を迫られるのは社長の浩太さんではなく、めぐみさんです。

また、これは次回以降の話ですが、舞ちゃんが悠人くんに出資を求めたり、舞ちゃんが経営の手伝いをすると決めたり・・・

本来であれば浩太さんが決めることが浩太さん不在の中で次々に決まってゆく。

これらの状況から、すでに浩太さんがこの世にいないからに違いありません。

今週以降のストーリーが発表された際、そこに浩太さんの名前がないので嫌な予感がしていました。

ブログ主の朝ドラに対する予感や予想は外れることの方が多いのですが、残念ながら今回は当たってしまったようです。

というわけで新年早々、つらい場面が続きそうです。

ただし、1月の下旬には時間が数年スキップして、舞ちゃんは会社の中で大活躍するのだとか。

また2月には舞ちゃんが何かの取材を受ける場面もあるらしい。

舞ちゃんはパイロットの道は断念するようですが、新しい道を見つけることができるようなので、その日を楽しみにつらい日々に耐えようと思います。

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POSTED COMMENT

  1. 和子 より:

    舞ちゃんは一つのことを思いつめたら自分を客観的に見ることができないようですね。 パイロットをやめるのはどう考えても納得できないけれど、お母さんの助けをしたいというのはわかります。 出も、柏木さんとまで別れる野は、どうでしょうか…お母さんはそこまで娘の未来を犠牲にすることは避けてほしいですね。 ずっと観ていて、ここの親は舞の恋愛に協力的ではありませんでした。 恋愛はもちろん二人のものだけれど、周りの支えも大切です。

  2. キャシー より:

    たかし君が相手役という意見がありますが、私はたかし君ではないと思いマウス。 これは直感で、確かな理由はないのですが。 好きにしたらいいよ、、というのは場合によってはよく聞こえますが、どうもあまり情熱が感じられない、、柏木君は一緒に頑張ってきたのだから、パイロットになれ、というのは当然す。 ただまだ若いので、人生の微妙なところはまだわからないと思いますけれど。 でも、若い時の情熱もたいせつ、、せっかくの二人のお互いのお互いへの思いを育てて欲しいです。 私は母親の年くらいなので、いっそ嘘のそのように願っています

  3. 丹善人 より:

    タイトルバックの折り紙。旅客機が最終ではなく、そこからさらに変形。
    最終形態はスペースシャトル、なんでしょうかね。
    当初の予定通りに物語は進んでいるんでしょうね。脚本家の交代とは
    無関係に。

  4. 藤田 より:

    初めてメールします
    今日の放送で舞が兄にIWAKURAへの投資をお願いして断られその後の兄とのやり取りのシーンあれって舞の夢の出来事ではなくて現実だったのでしょうか?
    その後すぐ恵に起こされるシーンあったので疑問に思ってました

  5. 和子 より:

    私はこのドラマの最初、幼い舞ちゃんが島で元気になっていく頃、珍しく良いドラマになるのではないかと思いました。 今思うことは、脚本家が三人というのはあまり良くないと思っています。pもしも1年間のドラマなら可能かもしれませんが、半年では短いです航空学校時代と大阪に帰ってからの繋がりが、プツンと切れていま明らかに別の人が書いていることがわかります。舞ちゃんがにパイロットへの強い思いがそう簡単に弱るとは思えませんが、大阪に帰ってから、突然家の仕事の方に心が向きました。p。もう少し心の葛藤を描いて欲しかったです結果としては家業を選ぶにしてもです。 めぐみさんの夫の遺志を大切にする気持ちはよくわかります。舞ちゃんの両親は一度も柏木さんとどうなっているのか、など聞きませんでした。全く無視したのか、それとも、全て脚本家の都合で省いたのか、、わかりませんが、、なんとなく不自然です。私はこの親の世代ですから、もう少し子供の気持ちをを大切にしたいです仕事と同じくらい、人との関係は大切です。柏木さんのことも、遠距離はダメ、、という結論にして欲しくありません困難を乗り越えるのは仕事だけでなく、恋人とのことも、困難を乗り越えさせてあげて欲しいです。柏木さんのことも、もどうか育ててくだださい。

  6. 名乗る程の者ではございません より:

    私は工場を引き継ぐ展開歓迎派です
    お父ちゃんの夢の継承という大義名分と従業員の生活保証もありますのでね
    人によってはぶれていると見えるかもしれませんがドラマって波乱万丈の方がおもしろいですから、個人的には

    水の中にいてもトビウオ
    トビウオって変わった進化したんだなとつくづく思います
    飛ぶことで大型魚からの捕食は減りましたが逆に鳥にとっては格好の獲物になり人間には光照らせば飛んでくるので非常に捕まえやすくなったという
    飛ぶという特殊能力身に付けて却って生存率下がるって珍しいケースですね

  7. 丹善人 より:

    あっさりと前言撤回。なんやねん。まあ、規模の縮小で続けるというのなら
    まだわかるけれど。人員も勝手に整理されたりして。辞めたい人は辞めれば良いし。

  8. オペラ座の怪人 より:

    人生色々、
    ドラマも色々、
    ストーリーも色々、
    とは分かっているが、

    舞ちゃんが大学を中退した時、
    私は猛烈に反対したが、

    今、お母様のために、
    航空会社への就職を辞退するのか!?
    私は反対です。

    まあ、航空会社も、経営が苦しくて、
    採用を延期しているから、
    「これ、幸い。」と思うのかもしれないが。

    ((( ̄へ ̄井) Σ( ̄皿 ̄;; ( ̄ヘ ̄メ)

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  9. 還暦のたつお より:

     「トビウオは水のなかにおってもトビウオや。」貴司君らしい励まし方。「ごめんなお父ちゃん。」覚悟決めたな。最後の舞さんの一言が悠人さんには応えたか?危機を脱した中小企業の経営者が最初に始めたのは掃除だった。社員のみんな思いは一緒。イワクラプライド。佃プライドを嫌でも思い出す。新しく登場する鶴見辰吾さんは「下町ロケット」の財前部長さん(大河内教官もとい吉川晃司さん)的存在なのかな?

  10. よるは去った より:

    景子「ええ機械なんです・・・・・・・・・・・。」

     「だんじり」が大好きで数十年後には有名デザイナーとなって行った役のあの娘が現在ここに・・・・・・・・・。
     あかりん・・・・・・糸ちゃんお帰り!!
     と今頃になって言っているのは私だけ・・・・・・・・・・?

  11. よるは去った より:

    悠人「俺もそれどころやないからな・・・・・・・・・・。」

     そう言いながらPCを見る目は何か動揺を押し殺しているようにも見えました。悠人兄ちゃんに何かが起きているのでしょうか。

  12. 落合明人 より:

    舞えあがれから前回から両親のうち父親亡くしたのをちむどんどんの暢子ちやん舞えちゃんの父親が先に無く名ていることおきずきました
    其れはスカレットも同じく母親よりも父親が先に無く名ていることが木尾痛点ですね3作新とも初めに父親が先に亡くなってってましたことお築きましたおまけにめぐみさんも初めは父親から逝きましたからね
    出もようやっと航空学校同期の柏木君が舞えちゃんことお御支えてくれそうですね

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