舞いあがれ!

会社の再生に挑むめぐみ / 舞いあがれ! 第72回

2023/1/16(月)第16週「母と私の挑戦」

あらすじ

めぐみは、不良在庫の処理、経費削減、そしてリストラを敢行。その仕事ぶりが信用金庫から認められ、融資の返済期限の延長を取り付けることに成功しました。その朗報を、めぐみは社員たちに報告しました。

続けてめぐみは発表しました。営業に全力を注ぐことにする。そして営業のメンバーには舞が加わることになると。舞は内定していた航空会社への内定を辞退し、IWAKURAの正社員として働くことにしたのです。

そんな近況を、舞は祥子に報告しました。祥子は思い切った決心をした舞を励まし、続けて祥子は、朝陽が今では友達を家に連れてくるようになり、学校にも行く気持ちを固めはじめていることを舞に知らせました。

舞が電話でのアポ取りを開始。しかし連絡したすべての取引先からアポを断られてしまいました。そこで舞は、飛び込み営業に挑むことに。飛び込み営業でも断られ続けた舞でしたが、舞はあきらめることなくネジの勉強を始めるのでした。

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感想

安心して見られる一週間

年明け最初の週は、窮地におちいったIWAKURAと浩太さんの急死まで。

その次の週は、浩太さんの葬儀に始まり、IWAKURAをたたむかどうかをめぐみさんが迷いに迷う日々。

苦しい週を経て、ようやく月曜日から前を向いて走るようなエピソードが描かれる週を迎えました。

まだまだ苦しいことは続きそうですが・・・

電話のアポ取りで全滅しても、それに懲りずに断られた先への飛び込み営業に挑む。

飛び込み営業では、あからさま過ぎる居留守を使われても、それで落ち込むこともなく、次の一手を打つべくネジの勉強を開始。

社内では、そんな舞ちゃんを冷めた目で見る社員が少なくない。

しかし、そんな冷たい目は舞ちゃんの眼中にはない。

前週まで、あまりにつらい日々が続いたので、今回の舞ちゃんの「天然」とも言える猪突猛進ぶりが実にさわやか。

やっと安心して見られる一週間になりそうです。

田中さん(?)

舞ちゃんがIWAKURAの手伝いを始めたころから、何かとトゲのある言葉を次々に口に出す割に仕事へのやる気が感じられない女性。

たしか田中さんという名前だったかな?

ブログ主は不思議でなりません。

前週、実直な働きぶりがよその会社の社長から評価されるほどの小森くんが退職勧奨の対象となり、田中さんがいつまでも会社に居続けられるのか。

どう考えても会社には必要なさそうな田中さん。(笑)

でも、作劇上では何らかの必要があるのかな。

ヒロインの敵がほぼほぼいない本作の中にあって、田中さんは極めて希少なヒロインに敵対するポジションのキャラ。

柏木くんも初登場時はそんなポジションにいましたが、男性イケメンキャラがそうしたポジションに立つのは、その後の逆転劇のため。

だから柏木くんの初登場時の舞ちゃんへの敵対的な言動は恋バナのフラグにしか見えませんでした。

一方、田中さんは今のところ先が見えない。

しかし、田中さんに対する舞ちゃんの態度が微妙に変化しつつあります。

田中さんの初登場時、彼女が口にした嫌味は、明らかに舞ちゃんの心にトゲのように刺さりました。

でも今回、田中さんの言葉や冷ややかな目は、舞ちゃんの眼中にはない。

舞ちゃん、田中さんがまったく気にならなくなるくらいに成長したらしい。

今週中のどこかのタイミングで、舞ちゃんは仕事上の手柄を立てます。

そのとき、田中さんはどんな反応を示すのか。

また、田中さんの反応に対して舞ちゃんはどう応じるのか。

舞ちゃんと田中さんの関係が、ブログ主のひそかな楽しみになっています。

次週

一週間後の月曜日は今回から4年の月日がスキップ。

その頃、IWAKURAは経営危機を脱し、業績は右肩上がりに推移し、めぐみ社長は新たな設備投資を視野に入れるほどに。

一方の舞ちゃんはIWAKURAの営業のエースになっています。

そんな4年後への第一歩を踏み出す日々が描かれるのが今週です。

今週もまだまだ困難なことが続くかと思いますが、次週を楽しみに、困難を乗り越えるドラマを楽しんでまいりましょう。

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予習レビュー

経理の古川さんから、めぐみさんには社長はつとまらないと言い切られ、信用金庫の支店長からも信頼されていなかっためぐみさん。

そのめぐみさんがまさかの働きぶりを見せます。

不良在庫の処理というのは、浩太さんが急死する間際に見切り発車で大量に製造してしまった売り先のないネジのことでしょうか。

また、浩太さんがずっと拒んでいたリストラもめぐみさんは大胆に行うようです。

そして、会社を身軽にした上で、次にめぐみさんが注力したのは営業へのリソースの集中です。

めぐみさん、いつこれほどのまでの経営の勉強をしていたんでしょうか。

さて、営業に注力すると決めためぐみさん、営業のチームメンバーに舞ちゃんを加えることになりました。

ネタバレになりますが、今週から次週にかけて数年間の時間がスキップします。

次週、めぐみさんはIWAKURAの再建を成功させ、業績も右肩上がり。

そんな中、舞ちゃんはIWAKURAの営業のエースとして活躍するのだとか。

パイロットの道は断念することが確定ですが、営業のエースとして会社の再生に尽力した経験は、きっとなんらかの形で回収されるものと思われます。

なんらかの形の回収、すなわち舞ちゃんのゴールはどこになるのか。

あっという間に『舞いあがれ!』は残り2ヶ月です。

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POSTED COMMENT

  1. 和子 より:

    柏木さんとの別れはむしろ舞ちゃんが主導しましたね。 柏木さんは多分、まいちゃんの心の中に自分が入る余地を認めなかったのでしょう。舞ちゃんは何事も一途ですから。一つのことしか考えられない性格です。 柏木さんもまだ若いし、そんな舞ちゃんを支える余裕がなかったのかも知れないです。 でも、私はこのドラマでは柏木さんの印象が強いので、これ以上の人が現れるとは思えません。おそらく、後に、柏木さんがもう一度まいちゃんに会いに来る絵か、あるいは舞ちゃんの恋人は無しで終わるかどちらでしょう。 もう少し仕事が落ち着いたら、まいちゃんも自分のことを考える余地が生まれることを望みます。 また、くるみちゃんが幸せになって、まいちゃんの後押しをしてくれる気もします。 恋愛は、当人同士ですが、周りの助けも時に大切なのです まいちゃんが幸せになる姿もどうぞ見せてください。柏木さんのさいとうじょうを期待しています。

  2. ちぃたん より:

    朝蔵さん、あの女性事務員さんは田中さんではなく山田さんです。

  3. 丹善人 より:

    全日本プロスを建て直したのは、やっぱり魔王デストロイヤーでしょう。
    悪役だったのが180°変わって日本チーム入り。そしてイメージ払拭と
    ばかりに、和田アキ子の「噂のチャンネル」でひょうきんな姿を見せて、
    すっかり人気者に。
    その後、ミルマスカラスなどの、日本びいき外国人レスラーが日本人に
    受け入れやすくなる下地を作ったことが大きな要因でしょう。

  4. 丹善人 より:

    パイロットになる夢を諦めた舞ちゃんと一緒に、見ている方も、その展開を
    断ち切りました。
    山田さんが何を思うのかが見所ですね。
    方針を転換しました、はい、みんなが協力的で、すんなり難局を切り抜けました、
    とならないところが現実。わかったかな。

  5. よるは去った より:

    舞「ねじの転造と切削について・・・・・・・・・・。」

     ええっ?今から?と言いたくなるのは職人だけではないでしょうね。
     しかし、亡くなった浩太父さんもここから始まったんですよね。
     

  6. オペラ座の怪人 より:

    あ、そうそう、
    随分前の予告で、
    お母様と舞ちゃんがスーツ着ている予告があって、

    金策か?
    会社を畳んで、2人して、保険の外交か?
    と思ったら、
    信金対応と営業、でした。

    ヾ(・◇・)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ(・∀・)ノ

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  7. オペラ座の怪人 より:

    営業は大変です、、、

    ( ̄▽ ̄;)  ( ̄~ ̄;)  ( ̄□ ̄;)!!

    (-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ

    おしまい

  8. 還暦のたつお より:

     舞さん、「正直不動産」の時と同じ格好になった。営業なので同じような服装。おかあさんとおばあさんの「およ」久々に聞いたな。祥子さんって絶妙なタイミングで助け舟入れるね。朝陽君も久々の登場。順調で幸い。「無駄に張り切ってはるわ。」山田さん諦めムード、皮肉にもいつもの切れがない。「そんだけ素直やったらモテるやろにな。」山田さん嫉妬してたの?

  9. 還暦のたつお より:

    ご報告致します。皆さまには心配をお掛けしましたが。私のコロナ、後遺症を含めて治りました。本当にありがとうございました。療養中はすることがないので、いつも以上に映像作品を見てしまいましたその中で面白かった物を。「レグナント凶悪な悪夢」(ホラー映画、残酷なのがきらいな人は駄目)「ガンニバル」(要するに現代版「八つ墓村」キャストがやたら豪華。これも残酷なのがきらいな人は駄目、ディズニープラスで配信)「柳生武芸帳 片目の忍者」(時代劇だがクライマックスがほぼ戦争映画)「どうする家康」(史実は無視して古沢良太劇場として楽しむと良いでしょう。ただ二話目のラストで武田信玄(阿部寛)が、九死に一生を得て生還した元康(松本潤)の事を部下に調べさせるのは三方ヶ原への伏線ですね。)まあ暴力的なのばかり見てたな。

  10. 舞いあがれ近鉄 より:

    舞いあがれの主題歌バックナンバーのアイラブユーが今年の第95回選抜高校野球記念大会の入場行進曲に決定。これを期にドラマの方も舞いあがれるか?ちなみに選抜大会にはバックナンバーと舞役の福原遥さんもゲストに招待されるのでは母親役の永作博美さんもゲストに招待されて甲子園球場に来てくれたら最高。私は昔リボンの頃永作博美さん大好きでした。

  11. 名乗る程の者ではございません より:

    金曜日のコメントの続きみたいなもんだけどね、航空学校編の設定変更により却って柏木がちむどんの和彦くん並みの存在感がどんどん薄くなっていくキャラ(おまけに最後は噛ませ犬という役割だったし)に変更されたこと、メリーさんとジャニーさん姉弟が存命ならば大激怒したんじゃないかな?ましてや同時期に放送されていたsilentが好評だったから尚更

  12. 落合明人 より:

    ああついに舞えちゃん柏木君と破局ですかお別れですかねでも舞えちゃんをパイロット道夫捨てて
    家業次ぐんですかでもと航空学校の同期の水島君も家業次いでるんだからいいん痔ありませんかね
    めぐみさん舞えちゃん女の経営者になつたのわととねいちゃんつげ古さん本の経営者ちむどんどん銀座レストラン大城房子経営者あまちゃんの春子さんプロダクション経営者出も春子さんは無事に娘秋ちゃん御
    俳優としてましたねなどなどと成功していますからねところで舞えちゃんの結婚相手を柏木君は無くなりましたからだれでしょうねやつぱり貴志君かそれともバートマンだれかなてね
    でも舞えちゃん過去に結婚してな方の輪あまちゃんの秋ちゃんととねいちゃんのつげ古さんぐらいかなでも結婚まで行きかけたのおかえりモネモネちゃん

  13. 名乗る程の者ではございません より:

    今週予告より
    全く伝わらないコメントだと思いますが

    90年代初頭にあった全日本プロレスのお家騒動を思いだすんだよね
    馬場さんの後継者と思われた天龍さんを皮切りに続いた選手大量離脱、若手選手の底上げが必要の中で指導係だった鶴田さんが病魔に倒れる
    この状況で若手選手を鍛えたのは外国人スタンハンセンさん、リング上で激しさ満載の攻めで最後は自身を越えさせ若手選手の底上げを成し結果日本武道館の連続超満員記録達成に貢献した最高の外国人レスラー

    なんかねネジ講習をしている笠間さんにハンセンさんが、熱心に聞いている舞ちゃんと土屋さんに若手だった三沢さんや小橋さんが重なるんだよね

    その後2000年代になり三沢さん達が全日本プロレスを離脱しお家の一大事に天龍さんが戻ってくるのは別な話

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