2023/2/9(木)第19週「告白」
あらすじ
2014年6月。舞が貴司と話し込んでいると、秋月史子という名の見知らぬ女性客が訪ねて来ました。原稿用紙の束を抱えて「デラシネ」にやって来た史子は、貴司の短歌のファンであることを告げると自作の短歌を読んでもらえないかと貴司に頼みました。
貴司は史子の短歌を読み、高く評価すると、史子は突然涙を流しはじめ、貴司に告げました。これまで短歌を作り続けてきたが、怖くて誰にも見せることができなかった。しかし、貴司の短歌と出会い、貴司になら自分の短歌を見せることができると思ったと。
史子はまた短歌を読んでほしいと言い残してデラシネを去って行きました。その一部始終を舞から報告を受けた久留美は舞に警告。貴司と史子はこれからさらに仲良くなるだろう。それで大丈夫なのかと。
そんな中、五島の人々が物産展参加のために東大阪にやってきました。舞とめぐみは、面々をうめづで迎えました。その日の夜、酔いつぶれたさくらが岩倉家に宿泊。さくらを岩倉家に連れてきた一太と舞は恋愛談義に花を咲かせました。
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感想
史子ちゃんの存在がトリガーとなって、舞ちゃんの恋バナ第二弾が始まるようです。
史子ちゃんの存在がトリガー
今週に入り、舞ちゃんが貴司くんに言いました。
貴司くんにはいつも助けてもらっている、みたいなことを。
舞ちゃんにとって貴司くんが大切な存在なのはわかりきったことですが、わざわざそれを言葉に出して言ったのは、舞ちゃんの中で気持ちの変化が生じはじめたものと思われます。
しかし舞ちゃんは、気持ちの変化の正体が何なのか、まだわかっていない様子です。
舞ちゃんが自分の気持ちの変化の正体に気づくトリガーになるのが、どうやら前回に初登場した史子ちゃん。
そんな朝ドラ定番の展開が見えてきました。
久留美ちゃんの警告
久留美ちゃんが舞ちゃんの危機的状況を一瞬にして見抜きました。
さすがです。(笑)
男と女の接触頻度が増えれば、それが恋仲に発展する可能性は極めて高い。
久留美ちゃんと八神先生の恋の始まりも、かつての舞ちゃんと柏木学生の恋の始まりも、はじまりは「接触頻度の増加」でした。
しかし、一目惚れとは異なり「接触頻度の増加」から始まる恋は、本人は気づきにくい。
と同時に、久留美ちゃんは舞ちゃんの中の貴司くんへの気持ちの変化も洞察しているものと思われます。
舞ちゃんの中で貴司くんが「特別な存在」になっていなければ、わざわざ警告するよことなどしないでしょうから。
そのあたりをしっかりとフォローしてくれる久留美ちゃん、心強い存在です。
フラグとしての一太くん
数回前の、恋の病に悩む一太くんの姿は、これから始まる恋バナのフラグだったようです。
今回も一太くんは恋バナのフラグとして役割を果たしました。
自分の恋の悩みを舞ちゃんに打ち明けたその後に、舞ちゃんの恋の悩みの相談に乗ろうと切り出す一太くん。
その一太くんの言葉によってはっきりしました。
口では好きな人などいないと語る舞ちゃんの気持ちの中には、恋愛感情が決して皆無なわけではない。
しかし、まだその感情に舞ちゃんは気がついていないことを。
一方の貴司くん
一方の貴司くんは、幼少のころから舞ちゃんに対して特別な感情を抱いていたような気がします。
小学生時代、舞ちゃんが五島から送った絵葉書をその後十年近く大切にしていたことからも、貴司くんの気持ちが見るような気がします。
また柏木学生が岩倉家に来たときのこと。
柏木学生は貴司くんに対して敵意をむき出しにしていましたが、柏木学生が貴司くんの中にある舞ちゃんへの感情を敏感に感じ取ったものと思われます・・・
と、言いたいところですが、空気を読む力がない柏木学生にそんな芸当ができるかな?という疑問も。(笑)
柏木学生はともかく、貴司くんが長年胸に秘めていた舞ちゃんへの感情を、史子ちゃんが呼び覚ます。
そんな展開が見えてきました。
予習レビュー
新キャラクターが登場します。
新キャラの中は「秋月史子」、演じるのは八木莉可子さん。
史子ちゃんのキャラ設定は次のとおりです。
史子ちゃんも短歌を詠み、貴司くんの短歌に心を打たれる。
そして、貴司くんがデラシネの店番をしていることを何かで知り、貴司くんに会いに来る。
史子ちゃんは苦労人。
見た目からは想像できないような短歌を詠む。
以上。
史子ちゃんがどのような苦労人なのかはまだ明らかにされていません。
そして、見た目から想像できないような短歌とは、どのような短歌なのかも不明。
しかし、貴司くんの短歌に心を打たれるくらいなので、心の中に屈折したものを抱えているものと思われます。
ところで柏木学生が去った今、舞ちゃんの相手役の候補は貴司くんだけです。
そこに史子ちゃんというキャラが登場。
心の中に闇を抱えている史子ちゃんと、かつては(今も?)心の中に闇を抱えていた貴司くんの、心の闇がお互いに共鳴し合う。
なんてことになってしまうのでしょうか。
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デラシネの元店主が八木さんだったからキャスティングされた。
んなわけないか。
「奥様ですか?」
短歌女子の出現で、舞ちゃんが、
短歌青年への恋心に気づく、
ってな展開を予測し、希望していましたが、
撤回します、
私、短歌青年と短歌女子の恋を応援します!
2人にとって、
短歌は命!
短歌が命!
短歌で命を燃やす恋をするべし!
一太君と百貨店女子の恋はどうなる?
ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ ヽ( ̄▽ ̄)ノ
(-A-) (-A-) (-A-) ← ざっくぅ
おしまい
「あー、よかった」の言葉を聞き逃している舞ちゃん。
今日は平穏無事に1日が終えました。
自作の短歌を貴司さんに渡す秋月さん。それを複雑な表情で見守る舞さん。高評価。奥様ではない。聞いた所をみると秋月さん貴司さんに好意持ってるな。久留美さんの読みは正しい。五島オールスターズ大阪来襲(祥子さん以外)。うめずで宴会。さくらさん飲み過ぎ。一太君素直。舞さんの鈍感さとは好対照。舞さん何も無い訳ないでしょ。