舞いあがれ!

祥子が東大阪に移住する / 舞いあがれ! 第116回

2023/3/17(金)第24週「ばんばの歩み」

あらすじ

祥子は舞とめぐみに付き添われながら、住み慣れた五島を去り東大阪の岩倉家に迎えられました。岩倉家では、祥子の生活に支障がないよう室内の段差をなくすなどのリフォームを済ませていました。

祥子が岩倉家にやってきたその日の夜、祥子はなかなか眠ることができませんでした。その翌日も、祥子の表情は晴れませんでした。そんな祥子を元気づけようと、舞は祥子を食事やデラシネに誘いました。

そんな中、祥子が船上で使い続け壊れてしまったラジオが直りました。IWAKURAの職人がラジオを修理したのです。それがきっかけになり祥子は明るさを取り戻し、一人で散歩に出るようにもなりました。

一方、仕事中の舞に刈谷から連絡がありました。東大阪で倉庫を探してもらいたいというのが刈谷からの依頼でした。その数日、刈谷は「こんねくと」に来訪。空飛ぶクルマを開発中であることを刈谷は舞に告げました。

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感想

ラジオ

住み慣れた五島の家を立ち去るときから、浮かない顔の祥子さんが心配でした。

東大阪の岩倉家に着いたその日の夜も、長旅で疲れているはずなのに新しい環境の中ですぐに寝付くことができない。

その翌日も雪乃さんを心配させるほど終始晴れない表情を浮かべている。

そんな祥子さんに明るさを取り戻させたのは、亡きご主人が使っていたあのラジオでした。

技術屋集団のIWAKURAなら、壊れたラジオを修理できる人の一人や二人はいてもおかしくない。

木戸さんには修理できなかったラジオ。

ラジオが完全に壊れたことが、五島を離れるかどうか迷いに迷っていた祥子さんの背中を押す要因の一つに。

そして今度は、そのラジオが直ったことで、祥子さんが明るさを取り戻すきっかけに。

見事な小道具の使い方でした。

このラジオを製造した向島電機の乙女たちも、さぞかし喜んでいるかと。

未来の空を夢見る翼

最終回に向けたストーリーがついにスタート。

「こんねくと」にやって来た刈谷先輩が舞ちゃんに言いました。

【未来の空を夢見る翼】

これから舞ちゃんが未来の空を夢見る翼と関わる中で、舞ちゃんの中で眠り続けていた空の夢が覚醒するのでしょう。

夢の覚醒は翌週になるのか、翌々週になるのか。

いつになるのかは分かりませんが舞ちゃんが原点に戻ってきます。

次週予告:苦悩する貴司くん

短歌を詠めなくなったと北条氏に訴え、どこかに行ってしまうらしい貴司くんの後ろ姿。

まるで家出でもするような姿でしたが、もしかするとこの場面は貴司くんがパリに旅立つ場面かもしれません。

翌々週、または翌週。

貴司くんはパリに旅立ちます。

パリには、デラシネの前の店主・八木さんがいるのだとか。

八木さんがパリで何をしているのかはまだ不明ですが、貴司くんは八木さんに何らかの救いを求めて旅立つようです。

貴司くんはパリの八木さんと再会することで何を得るのか。

また北条氏が貴司くんに対して「梅津先生は苦しんでこそいい歌が詠める人だ」と言いました。

次週以降、苦しみ抜いた末に、歌人としての貴司くんがさらにバージョンアップを果たすのでしょう。

次週予告:空飛ぶクルマ

「いい加減に現実を見てくれや」

空飛ぶクルマの開発中らしき場面で、何者かが叫びました。

これはブログ主の推測ですが、夢追い人の刈谷先輩は空飛ぶクルマの開発に没頭するあまり、資金がショートするかもしれないというピンチに遭遇。

そんな刈谷先輩に対して玉本くんが抗議する。

そんな場面かと思われます。

今回の最後は夢見る刈谷先輩と夢見る舞ちゃんの表情で終わりましたが、その夢の実現は困難を極めるのでしょう。

最終週の直前週の次週は、ヘビーな週になるのかもしれません。

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予習レビュー

ついに祥子ばんばが五島を去り、東大阪に移住することになりました。

ストーリーの最後は、祥子ばんばが暮らしている五島の島々を結ぶ小型飛行機の製造に舞ちゃんが携わる。

なのでストーリーのクライマックスの舞台は五島。

そんな展開をブログ主は予想していたのですが、祥子ばんばが東大阪に移住したことで、五島でクライマックスを迎える展開はなくなったかもしれません。

しかし祥子ばんばが最後まで登場することはほぼ確定。

最終週直前になって祥子ばんばとの別れなどという悲しい展開にはならなかったことは救いとなりました。

というわけで祥子ばんばの東大阪での新しい生活がスタート。

そして、チビ舞ちゃんが五島に滞在していたころにも登場したラジオが再登場。

たしかこのラジオはご主人の形見で、チビ舞ちゃんが五島に滞在中に故障し、木戸さんが修理してくれたと記憶しています。

祥子ばんばのラジオがどのような形で回収されるのでしょうか。

なお、祥子ばんばのラジオのメーカーは『ひよっこ』の乙女たちが勤めていた会社です。

クライマックス近くになって回収されるような重要な小道具ということもあり、ただのラジオではなく『ひよっこ』の乙女たちが作った特別なラジオを小道具に選んだのでしょうか。

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POSTED COMMENT

  1. 還暦のたつお より:

    訂正です。祥子さんの読んでいた沢村貞子さんの本は「私の献立日記」ではなく「私の台所」でした。謹んでお詫びいたします。

  2. ずんこ より:

    みんなばんばを思っての事なんだけど、出来そうなことまでばんばから取り上げてしまっているようで、見ていて辛かったです。
    私も脳梗塞を経験しましたが、入院中から毎日リハビリがあり、空き時間には自主練をしていました。
    早期のリハビリは、大事。
    動いて動かして、少しでも機能回復してほしいものです。

    そうやってすることが見つからず梅津で舞ちゃんと並んで座っているばんばが、あのハツラツとしたばんばではなく普通のお婆さんのように、一回り小さく見えました。
    「することがないことが何より辛い」身につまされる言葉だったでしょう。

    そんな中でも少しずつ、することを見つけていくばんば。
    今まであまりしてこなかった読書にも、夢中のようですね。
    貴司くんのチョイスが良かったのでしょう。
    そして、笠巻さんのリンゴでのジャム作り。
    ようやく元気なばんばが戻ってきました。
    あのリンゴは実は笠巻さん自身からなのでは?というツイートを見ましたが、そうなのかもしれませんね。
    ばんばの世界が、ひろがっていきますように。

  3. 還暦のたつお より:

    他のサイトで書いてあったけど、祥子さんが貴司さんに勧められて読んでいた本は、沢村貞子さんの「私の献立日記」でした。見落してました。沢村さんは日本を代表する大女優で、朝ドラ「おていちゃん」のヒロインのモデルになった人で、料理に深い造詣を持った人でした。沢村さんの残したレシピを井川遥さんが、BSNHKの番組で再現していました。井川さんと言えば、佳晴さん役の松尾諭さんが無名時代に彼女の運転手を務めていました。なんか繋がるなあ。

  4. 名乗る程の者ではございません より:

    「ウルトラセブンの正体は私たちのダンだったのよ!」「おれのタイガーがキザ兄ちゃんだったなんて」

    前者は「ウルトラセブン」より、後者はアニメ「タイガーマスク」より、最終回に正体が発覚しウルトラ警備隊員ならびにちびっこハウスの方々(ルリ子さん除く)驚くシーン
    というワケで知っている方が正体だったというシチュエーションでないとサプライズは成立しない
    正体不明のむっちゃん、長いこと引きずり結果が「誰?」というのはなんじゃこれという感想しかないわ
    「おひさま」最終回の徹子さんや「カムカム」最終回の夫の田中さんがサプライズだったのは視聴者が知っている方々だから
    サプライズは知名度の上に成り立つ演出、大事なことだから二度コメントしますた

    • 名乗る程の者ではございません より:

      追記

      ラストのシンバルキックは十分サプライズだわ、吉川のアニキ流石っす👍️

  5. 名乗る程の者ではございません より:

    次週予告より

    空飛ぶ車って関西万博に向けて開発中のモノ含めて基本的にはドローンタイプになるのね
    最近気づいたのですが、空飛ぶ車って「マジンガーZ」のパイルダーに何か似てんだよね、50年近く前に永井豪先生ってスゲーことに加えて「ぜぇ~っと!」と長年叫び続けた水木のアニキを讃えたいかと

  6. 丹善人 より:

    どこかのタイミングで五島出身の川口春菜を出したかったというのは、
    ばんばの送別会が一番ふさわしかったのでグッジョブでしょう。
    むっちゃんも、さくらの旦那として素朴な雰囲気の人で良かった。
    某超有名人なんか出したら、主役のばんばの影が薄くなってしまって
    本末転倒。NHKのナイス判断です。

    刈谷先輩も起業ですか。悠人君と似た雰囲気あって、枠には収まらない
    ところがあるからね。

    次週はついに貴司君が長期の旅に出るようですが、デラシネはばんばに
    まかせるのかな。
    そろそろ久留美ちゃんのその後が知りたいけれどね。

  7. 還暦のたつお より:

    もう二週だから有り得ないとは思うけど祥子さんと笠巻さん仲良くなりそうな気が。それも親密な感じで。ただここ二週間で沢山出来事が起こりそうなのでまあそれは無いか。

  8. 還暦のたつお より:

    「行こうか。」、「およ。」長年住み慣れた村を離れ、娘の元へ。すき焼き美味しそう。やはり関西風かな?「これ直せる人知らん。」東大阪なら何とかなる?祥子さん寂しそうだったけど梅津夫妻、笠巻さん、のお陰で笑顔が見えた。笠巻さんからジャム用林檎の差し入れ。船は操船できなくても、祥子さんジャム作りもプロだったもんな。ラジオ誰が直したんだろう。てっきり笠巻さんかと。いきなり刈谷さん、ガンニバルでは助清みたいになってた。遂に「空飛ぶ車」始動?

  9. 落合明人 より:

    またかいなですよね舞えあがれにちむの良子ちゃんが出演するとわ思いませんでした
    ちむの常盤先生でしたけれども今度を舞えあがれ和船船長役ですからね
    確かちむの中で暢子ちゃんお店の御客のなかで岩倉製作場元社員が出ていましたからね

    • 朝ドラファンの一人 より:

      失礼を承知で申しますが、誤字などが多く読みにくく思います。
      一度落ち着いて読み返し、直してから改めて投稿されてはいかがでしょうか。
      せっかくお書きになったコメントですし、、、

      この場ですみません。

  10. 落合明人 より:

    めぐみさん舞えちゃん梅図家の皆様馬場件なんですけれど介護福祉士お頼んでみて和同でしょうね
    東大阪市の福祉事務所に相談してみて和同でしょうかねまた貴志君舞えちゃん義理のお父さんのい言った話が考えさせられました現在羽少子高齢化社会時代になりつつありますからね

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