舞いあがれ!

フライト運航実施の条件 / 舞いあがれ! 第123回

2023/3/28(火)最終週/第26週「私たちの翼」

あらすじ

刈谷たちは試作2号機による屋外での有人飛行を目指す段階に入っていました。それには屋外の飛行試験の申請が必要でした。しかしその申請よりもハードルが高いのが、フライト運航に必要な型式証明の取得でした。

そんな中、舞がある人物を刈谷たちのもとに連れてきました。その人物とは荒金でした。舞は型式証明の取得の協力を荒金に要請。荒金は舞の頼みを快諾し、型式証明の取得に力を貸してくれることになりました。

一方、休暇をとって勤務地の長崎から帰ってきた久留美は、夜の公園で悠人と会いました。その場で悠人は久留美にプロポーズし、久留美はそれを受け入れました。そして悠人と久留美は「ノーサイド」に足を運び、佳晴に結婚の許しを求めました。

その翌日に悠人と久留美は岩倉家を訪問し結婚を家族に報告。悠人はまた、今の仕事が落ち着いたら久留美と長崎で暮らすつもりであることを告げました。一方、2020年3月にパリがロックダウンされ舞は貴司のことが心配でした。

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最終週/第26週
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感想

【祝】悠人くんと久留美ちゃん

悠人くんと久留美ちゃんの結婚がついに確定。

この日が来るまで、悠人くんも久留美ちゃんもいろいろなことがありました。

「いろいろなこと」の中でもブログ主が忘れられないのは挫折を経験し失意の悠人くんが雨の中で倒れたときのこと。

落ちるところまで落ち、雨の中で倒れる姿は朝ドラらしからぬ場面でした。

しかし、雨の中で倒れたことが、悠人くんと久留美ちゃんの関係に変化が生じるきっかけになったことも確か。

悠人くんの挫折以外のあらゆる「いろいろなこと」が、悠人くんと久留美ちゃんを結びつけたのでしょう。

一方、悠人くんや久留美ちゃん以上に「いろいろなこと」を経験しているはずの佳晴さんが娘の結婚を涙ながらに喜ぶ姿に涙腺をやられました。

奥さまと別れた後、娘を一人で育て上げた父親としては、これ以上の喜びはないかも。

また、かつて自分の店で働いてくれていた久留美ちゃんの存在は、当時独身だった道子さんにとっては娘みたいなもののはず。

久留美ちゃんを抱擁しながら祝福する道子さんの姿にも泣かされました。

荒金さん

話が前後しますが、荒金さんが再登場。

大物俳優を起用したにもかかわらず、あっという間に荒金さんという人物がドラマから姿を消したのがどうにも解せませんでした。

大物俳優を起用したことに加えて、荒金さんという人物は昔の浩太さんをよく知る重要な人物でもあります。

そんな人物がなぜあっという間にドラマから姿を消す展開が解さなかったわけです。

しかしクライマックに活躍する場面が用意されていたとは・・・

とても嬉しい再登場でした。

ロックダウン

ついに「ロックダウン」という言葉が登場しました。

2020年3月、パリがロックダウン。

しかし、おそらくはフランス語ができないと思われる貴司くんが、パリの状況を把握できているのか不明。

掃除のおじさんから「大統領の演説を聞かなかったのか?」と言われていましたが、演説を聞いても意味はわからないでしょう。

掃除のおじさんの言葉に従ったように見えたのも、部屋の中に押し戻されたからに過ぎないかと。

部屋の外で何が起きているのかわからない。

八木さんがいればなんとかなったとは思いますが、その八木さんもどこかへ行ってしまった。

狭い屋根裏部屋に閉じ込められたまま、何が起こったのかを理解できない状況。

これはつらい。

しかし、創作に行き詰まる貴司くんは、困難な状況を必要としていたことも確か。

八木さんと再会した際、結婚して幸せになったことで短歌が詠めなくなったみたいなことまで口にしていたので。

外の世界から遮断され帰国もままならない状況の中、貴司くんは東大阪での当たり前の暮らしの尊さを思い出す。

そして、そこに詩作のヒントを見出す。

そんな展開によって、歌人としての貴司くんが再び立ち上がりますように。

一方で舞ちゃんの夫、歩ちゃんの父親としての貴司くんが、無事に帰国できるのか。

貴司くんが心配です。

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予習レビュー

空飛ぶクルマは、有人フライト試験のフェーズに入り、そのために試作2号機の開発が急ピッチで進められる、というのが最終週のお題であることが判明。

しかし時は2020年。

人の移動が制限されたり、人が集まることが難しくなったり、それらの壁が空飛ぶクルマ・試作2号機開発に立ちはだかるようです。

最終週のメインテーマh空飛ぶクルマ。

そのはずですが、ブログ主が最も注目しているのはそこではなくて久留美ちゃんと悠人くんの関係です。

二人の結婚場面までは求めないまでも、二人の関係が今後も進展してゆくであろうことがはっきりとわかるようにしてもらいたいもの。

また、悠人くんと久留美ちゃんの交際が始まる前後から、ドーベルマン望月の出番がなくなってしまいました。

悠人くんと佳晴さんの息のあった凸凹コンビの関係に何か変化は生じていないのか。

そのあたりのことも描かれないままなので、最終週のどこかでしっかりと見せてほしいもの。

最終週の5回の放送のうち金曜日の回は2027年にスキップ。

よって2020年の場面の放送は4回だけ。

この4回の中で、悠人くんと佳晴さんの凸凹コンビのその後が見れますように。

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POSTED COMMENT

  1. ふみりん より:

    悠人君、久留美ちゃんに
    直球のプロポーズ、
    そして、久留美ちゃんのお父さんと道子さんに
    「望月さん、道子さん、
    娘さんと結婚させて下さい」と頭を下げる悠人は、
    真摯で素敵でした。
    佳晴さんの涙、道子さんの
    久留美ちゃんへの抱擁、 
    このシーン全てに泣けました。

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    愛、それは甘く~、愛、それは強く~♪

    ドラマがケツカッチンになっているのかメキシコ戦の最終回に一気にホームに突っ込んだ周東なみの速さで雑にストーリーが進むのでイマイチ話が入ってこない、フランスと聞いたら頭の中にベルバラのオスカルが出てきますた

    千の誓いが必要か?万の誓いが欲しいのか?命をかけた誓いをもう一度言えというのか?
    こんなセリフだっけ?
    今の貴司くんに必要なのは千や万の言葉ではなく命をかけた思いを伝える魂の言葉なんじゃないかな?知らんけど

    しかし、アンドレって今から思えばかなり男らしくイイ奴だよね

    • 名乗る程の者ではございません より:

      追記

      因みに上記のフレーズって宝塚ベルバラ劇中の「愛あればこそ」という曲からなんだけど23回も愛という単語が歌われるという「北斗の拳」のサウザーさんならぶちギレそうな歌詞なんだよね
      アンドレ役だった天海祐希さん、どんなこと思いながら歌っていたのだろう?
      「超人バロム1」主題歌とこの曲って個人的には二大ブッ飛んだ歌詞ですね

  3. 丹善人 より:

    舞ちゃんのこれまでの経験で確実に生きているのは、豊富な人脈。
    すべての出会いが集約されている。

    悠人君、久留美ちゃん、おめでとう。佳晴さんも嬉しい限り。
    住む場所に関係ない仕事だから自由が利く。
    しかし、朝ドラの歴史をくつがえす、最高のお兄ちゃんになりましたね。

    余談ながら気になったのが、
    昨日、ネジを回していたけれど、右ネジなのか左ねじなのか。
    プロペラはたぶん右回りだから、左ねじでないといけないはず。

    貴司君、ロックダウンで強制的に海の底に投げ出された。
    まあ、予告の五島での場面に、貴司君も笑顔でいたから、最終回では
    無事みたいだけれど。

  4. よるは去った より:

    舞「パリはロックダウンしたって・・・・・・・・・・。」

    世界的に新たな試練を迎える時に来てしまったわけですね。

  5. 還暦のたつお より:

     やはり「シン・ゴジラ」で自衛隊の幹部を演じていた人でしたか。冷静な判断されてたのが印象的でした。前線指揮官を演じてた電機グルーブさんはまだまだ朝ドラに復帰できないな。悠人さんらしい愛の言葉。プロポーズ。ズバッと大谷並のストレートできたな。道子さんさすが。佳晴さんちょっと鈍感。やっぱりあの医者より断然いいよな。両家に挨拶。二人が長崎に住むのは祥子さんにとっても良い事。アパルトマンの屋根裏部屋。ロックダウンで外に出れない貴司さん。嫌でも自分と向き合わないといけない。食料の配給はあっても、さすがに嗜好品の珈琲までは。果たしてこの体験が彼の創作、人生にどんな影響を及ぼすのか?

  6. 落合明人 より:

    なんだか五島に東京から長期心病で馬場の家に滞在しいた少年が刈谷先輩プロジクトに参加するみたいですね刈谷先輩から舞えちゃんに誰かすぐれている人物紹介してくれていゅてでもその少年は今話
    確か大学生がエンジニアとして就職か活動しているのお来てもら他みたいですねまた
    確か貴志君も初め就職していたのははITエンジニアだったはずですならば短歌お中断して刈谷先輩の
    ブロジクトに協力する場いいじゃないの七て思いましたね

  7. 通りすがりのハチワレ猫 より:

    型式証明の取得に向けて舞ちゃんが連れてくる人物??
    最初は、テストパイロットにまさか、まさか、あの人がーーー!
    と思ったのですが、いくらなんでもそうじゃないですよね。
    なんといっても国交省という役所がらみの申請には経験値がモノを言う!
    というわけで、やっぱり飛行機製造で先行しているメーカーの、あの方ですよね。
    絶対、そうだと思います。
    翌日の3月29日には鶴見辰吾さんがクレジットされていますもん。

    • 名乗る程の者ではございません より:

      実は私の息子の名前も歩でね
      中学の恩師が名付け親で
      そうかお兄さんは東大なんだ
      私の義兄が東大目指していたんだけど
      いや~失敬

      なんてセリフがあるわけないか

  8. ABEQ より:

    予告で見た菱崎重工のあの人が、
    おそらく年齢的に菱崎を退職して
    アビキルに加わってくれるのでは?!

  9. けーえす より:

    舞が連れてくる人物が気になる…
    型式証明に関連しそうなのは航空機部品を製造している会社の人物か
    国土交通省の関連機関で指導している(年月の経過を考えれば退官済?)人物ではと予想。
    どちらが再登場しても個人的に嬉しいけど前者の可能性が高そう。
    でもSNS盛り上がりそうなのは後者の方。

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