おむすび

おむすび 第7週「おむすび、恋をする」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『おむすび』
2024年11月11日 〜 11月15日放送

あらすじ

結が翔也に恋をする

結はハギャレンの活動を再開。また過労で倒れた時に助けてもらったお礼のために、結は翔也のために手作り弁当を作りました。

そんな中、結は翔也への恋心を自覚し告白しようとしました。しかし、翔也は結の告白を静止し、結に告げました。

自分が甲子園に行けたとき、自分から結に告白するつもりだ。今、気持ちを打ち明けてしまうと甲子園への決意が揺らいでしまいそうなのだと。

翔也は甲子園の夢を果たせず

翔也が甲子園に行けないまま、結と翔也は高校三年の夏を迎えました。翔也は甲子園出場の最後のチャンスの試合に挑み、ハギャレンは翔也の応援に駆けつけました。

しかし翔也が所属する福岡西高校野球部は、決勝戦で敗退。翔也は甲子園の夢を叶えることはできなかったものの、すぐに前を向きました。

翔也は社会人野球を経てプロになると宣言。プロになったら、今度こそ結に告白すると翔也は結に約束しました。

結が高校卒業後の進路を決める

一方、高校卒業後の進路を決められずにいた結は、ようやく進路を決めました。結が選んだ進路は栄養士になるために神戸の専門学校に進学するという道でした。

同じころ、聖人も神戸で理髪店を再開するかどうか考え続けていました。そして佳代に背中を押される形で神戸に戻ることを決意しました。

永吉は、聖人一家が神戸に戻ることに反対しました。しかし、結に説得されついに永吉は聖人の決意を受け入れるのでした。

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今週の展開

31: 11/11(月) ハギャレンに復帰する結
32: 11/12(火) 結の弁当にクレーム入る
33: 11/13(水) 結が栄養の勉強を始める
34: 11/14(木) 福岡大会の優勝誓う翔也
35: 11/15(金) 高校三年、進路に迷う結

予習レビュー

今週のサブタイトルは「おむすび、恋をする」。

タイトルどおり主人公の恋が始まる週ですが、今週はまた主人公の人生が動き出す週でもあります。

主人公の恋

結ちゃんが翔也くんに恋をします。

結ちゃんが翔也くんに恋をしたきっかけは、翔也くんが結ちゃんの震災の思い出話を聞いて泣いてくれたことにあるらしい。

震災後、糸島に引っ越してきた結ちゃんは「神戸の子」という目で見られ疎外感を感じていたらしい。

さらに震災に遭った子として気の毒がられはするものの、どこか他人ごと。

そんな気持ちも持っていたらしい。

だから、栃木から野球留学のために糸島に来ている「よそ者」の翔也くんは、糸島の人ではないという点で安心できたのかも。

それに加えて、震災の心に傷に寄り添い泣いてまでくれた。

神戸から引っ越してきてから結ちゃんが感じていた疎外感や孤独を思えば、翔也くんに心を動かされるのも無理はありません。

そして結ちゃんは翔也くんに告白しようとするものの、翔也くんはそれを制止。

翔也くんは高校球児です。

しかもプロを目指し、甲子園も目指している真剣な高校球児です。

翔也くんは結ちゃんに約束します。

甲子園に行けたら自分のほうから告白したいと。

自分の目標を達成するまでは、目標だけを見つめていたいと考える翔也くん、なかなかの男前。

ところで、この翔也くんと結ちゃんの約束は、後になって思わぬ形で回収されます。

回収される頃の感動を倍増させるためにも、今週のエピソードは記憶に留めておくのが良さそうです。

結ちゃんの進路決定

本作品のギャルと並ぶ重要なテーマの一つ「栄養士」が登場します。

結ちゃんは高校卒業後は専門学校に通って栄養士の資格を取得すると決意。

栄養士を目指すきっかけは翔也くんの存在です。

翔也くんのために手作り弁当を作ったものの、そのせいで翔也くんの体重が増えて身体のキレが悪くなる事態に。

そこで栄養を考慮した料理を作るうちに栄養学に興味を持つ。

そして、翔也くんのためにアスリートのための献立を作れるようになりたいという願いを叶えるために栄養士が目標に。

ストーリーが発表される前、ブログ主は結ちゃんが栄養士を目指す原点は避難所にあるものと予想していました。

避難所で食べたおむすびに力をもらったチビ結ちゃんが、大人になって食べ物で人々に勇気を与える。

そんな高尚なストーリーを予想していました。

しかし実際は、彼氏のために栄養士を目指すという極めて現実的な動機でした。

そんな結ちゃんの「動機」も、この先の展開の中で危機に立たされることもあります。

結ちゃんの「動機」も、翔也くんの「約束」と同様にしっかりと記憶に留めておくことで、後々になって感動が倍増するものと思われます。

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