結の二重生活がはじまる / おむすび 第6回

2024/10/7(月)第2週「ギャルって何なん？」

あらすじ

困っている人を放っておくことができない性格の結は、街中で目撃した体調を崩したギャルを助けました。それがきっかけとなり結は、姉の歩が結成した博多ギャル連合「ハギャレン」のギャルたちと交流を始めることになりました。

しかしギャルたちとの交流は家族には内緒でした。結は、平日の放課後は憧れている風見先輩がいる書道部で活動し、土日はギャルたちと過ごす二重生活を開始。一方、結の父の聖人は、帰宅が遅い結のことが心配でした。

そんな中、ハギャレンの集まりでルーリーが、糸島フェスティバルで書類審査に通ったことをギャルたちに報告。ハギャレンがそのイベントでパラパラを披露し、コンテストに挑むことが決まったのです。

ルーリーはパラパラへの参加を結にも求めました。しかしそのイベントがテレビでも放送されることを知った結は参加を拒否。するとルーリーは、結とギャルたちが一緒に撮ったプリ写を家に送りつけると結を脅しました。

感想

『おむすび』2週目。

ギャルたちが前のめり気味に結ちゃんとの距離を縮めて来ました。

しかし、ギャルたちも一枚岩ではないらしい。

一方で聖人さんの心配性が止まらない・・・

緊急招集

今回の前半、ギャルたちからのいきなりの緊急招集。

風見先輩のキレイな心にうっとりしているヒマもなく全速力で天神へ。

すると緊急招集というのは冗談。

緊急招集をかけたら結ちゃんが「ギャルの掟その１」を守るかどうか賭けただけ。

しかし、半分は冗談だったのでしょうが、半分は本気だったのでしょう。

結ちゃんがギャルたちと友達になると言ったのが本気かどうか試したものと思われます。

このギャルたちの試験に結ちゃんはうっかりパスしてしまいました。

今日は無理とキッパリ断っていればパラパラに引き込まれることもなかったのに。

タマッチ

緊急招集という試験にパスした結ちゃんを、3人のギャルが歓迎。

パラパラにも誘いました。

しかし、浮かない顔を浮かべているギャルが一人。

ダンサーを目指していることもあり、パラパラでは中心的な役割を担うはずのタマッチです。

3人のギャルが結ちゃんを囲んで喜んでいる中、タマッチだけは冷めた目で結ちゃんを見つめている。

ハギャレン、わずかメンバーながら一枚岩ではありません。

タマッチの冷めた目はおそらく来週あたりに回収されるものと思われます。

今週は、冷めた目をしたタマッチが他のギャルとは異なる言動を繰り返すはず。

しばし、タマッチに要注目です。

ルーリー

結ちゃんをハギャレンにスカウトすることになった経緯をクラスメイトの隠れギャル・リサポンが説明。

アユの妹を探せとルーリーは指令を出していたらしい。

そして、アユの妹がクラスメイトになったことを知ったリサポンは速攻で連絡。

きっとその日、緊急招集によってギャルたちは漁港に集められたのでしょう。

ギャルたちと結ちゃんのファーストコンタクトでは、結ちゃんのスカウトに失敗。

しかしスズリンの体調不良がきっかけとなり、ハギャレンへのスカウトは出来ないものの、友達になることで距離を縮めることには成功。

このことをルーリーはとても喜んでいたとリサポンは語りました。

結ちゃんと友達になれたことでルーリーが喜んでいたという事実。

さりげなく語られましたが、今週の後半にはこの喜びが重要な伏線として回収されるはずです。

ルーリーの喜びをしっかりと記憶に留めておきたいと思います。

心配性の聖人さん

一方、聖人さんは娘のことが心配でならない。

何故そこまで心配するのか。

その理由はこれからの展開の中で語られるはずなので詳細は伏せておきます。

しかし聖人さんが結ちゃんを心配する気持ちは、これからますます肥大するものと思われます。

米田家の家族の中で結ちゃんを除いて感情の振れ幅が一番大きいのが聖人さんです。

今後の展開を楽しむためにも聖人さんをしっかりと観察するのが良さそうです。

予習レビュー：今週の主なトピック

今週、描かれる主なトピックは次の3つです。

・結ちゃんがパラパラに強制参加
・ハギャレンが全会一致で結ちゃんを受け入れるまで
・結ちゃんを心配する聖人さん

結ちゃんがパラパラに強制参加

前週、結ちゃんはハギャレンにスカウトされました。

しかし、結ちゃんはハギャレンに入りたくはありません。

そんな中で、ハギャレンに入るとまでは言わないまでもギャルたちと友達になった理由はギャルの一人・鈴音ちゃんことスズリンを助けたことがきっかけです。

ところが、友達になるだけならと気を許したのがまずかった。

今週は要求がエスカレートし、糸島フェスティバルでのパラパラに参加しろとまで言われてしまう。

しかし、パラパラに参加するにはギャルにならなければならない。

しかも、その姿は会場で大勢の人に見られ、地元のテレビ局でも放送されてしまう。

聖人さんに内緒でギャルと交流している結ちゃんとしてはこれは困る。

そんな結ちゃんが、パラパラに強制的に参加させられかねない事態にどのように対処するのかが今週のヒロインのメインのストーリーです。

ハギャレンが全会一致で結ちゃんを受け入れるまで

一方で、ハギャレンにんメンバーも全員が結ちゃんを全面的に受け入れているわけではないことが明らかに。

結ちゃんをスカウトしようと決めたのは総代表の瑠梨ちゃんことルーリー。

スカウトするために結ちゃんの行動を最初に尾行した理沙ちゃんことリサポン。

そして、体調を壊したところを助けてもらった鈴音ちゃんことスズリン。

以上の3名は結ちゃんのハギャレン参加に前向きです。

しかし、ハギャレンの残りの1人、珠子ちゃんことタマッチだけは結ちゃんに対して懐疑的。

特にダンサーを目指しているタマッチは、やる気があるようには見えない結ちゃんをパラパラに参加させることに反対。

結ちゃんが参加するなら自分はやめるとまで言い出す。

そんなハギャレンの人間模様も今週のメインのストーリーの一つです。

結ちゃんを心配する聖人さん

結ちゃんは平日の放課後は書道部。

土日はギャルたちとの交流。

ところが聖人さんは結ちゃんがギャルたちと交流をしていることなど知りません。

しかも聖人さんはギャルが嫌い。

なぜなら長女の歩ちゃんが高校時代にギャルになったことを、聖人さんは「非行に走った」と考えているから。

しかも歩ちゃんをギャルにさせてしまったのは自分が悪いという後悔の念も深い。

だから、なおさらのこと結ちゃんとしてはギャルとの交流は聖人さんに知られては困る。

一方、帰りが遅くなりがちな結ちゃんのことが聖人さんは心配でならない。

そんな父と娘の気持ちのすれ違いが今週の3つ目のトピックです。