おむすび

愛子が糸島へ移住を希望 / おむすび 第117回

2025/3/18(火)第24週「家族って何なん?」

あらすじ

愛子が結と歩に、糸島に移住したいと考えていることを打ち明けました。愛子は聖人とともに糸島に移住することが希望でしたが、そのことを聖人に告げられずにいたのです。歩は、話を聖人に切り出すタイミングを愛子に助言しました。

歩の助言のとおりに、愛子はタイミングを見計らって聖人に話を切り出すものの、聖人は愛子の希望に耳を傾けようともしませんでした。聖人はあくまでも佳代を神戸に呼び寄せるつもりでいました。

一方、結が勤務している病院では詩が退院すると言い出し、結たちを困惑させました。結は、食べれば悲しいことを忘れられると詩を説得。しかし詩は、結の言葉を聞き入れようとはしませんでした。

そんな中、花がサッカーの練習中にケガをし、結が勤務する病院に連れてこられました。同じころ、詩は病院を脱走。苦しそうに歩く詩の姿を目撃した花は、詩の気持ちを察し、詩を助けようとしました。

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感想

前回に引き続き、最終回に向けての二つのストーリーが描かれました。

愛子さんの移住の願い

愛子さんが移住にこだわる理由は佳代さんのことが心配だから。

そのことが今回、愛子さんの口から語られました。

愛子さんが神戸に帰るとき、佳代さんはすごく寂しそうな顔をした。

愛子さんはそれがずっと気になっているらしい。

無理もありません。

一時はいつもにぎやかだった糸島の米田家。

永吉さんと聖人さんがケンカを繰り返したり。

歩ちゃんがギャルになって家族に心配をかけたり。

そして結ちゃんがギャルたちを連れてきたり。

いろいろとありましたが、佳代さんにとってみたらそれらもにぎやかな日々の思い出のはずです。

それが聖人さん一家が神戸に戻り、その後は老夫婦二人きり。

そしてついに永吉さんもいなくなってしまいました。

佳代さんの二人の娘が糸島に来ている気配はない。

佳代さん、一人ぼっちです。

そんな佳代さんの気持ちを思ったら愛子さんとしては居ても立ってもいられないのでしょう。

名古屋の実家を勘当されている愛子さんからしたら、佳代さんは血のつながった母親に等しい存在でもあるのでしょう。

そして愛子さんは自分が生まれ故郷を捨てたがゆえに、生まれ故郷を離れたくない佳代さんの気持ちを大事にしてあげたいのかもです。

一方、愛子さんは聖人さんの気持ちも深く理解していることは確実。

聖人さんの気持ちとは、余生を神戸の恩返しに費やしたいという気持ちです。

佳代さんの気持ちもわかる。

聖人さんの気持ちもわかる。

愛子さん、つらいところです。

どちらを取るのか愛子さん。

ところで愛子さんにはイチゴ栽培をするという夢があります。

この夢は神戸に住んでいては叶えられません。

でも糸島でならその夢を叶えられます。

佳代さんと聖人さんを天秤にはかけられない。

でも、イチゴ栽培の夢が愛子さんの気持ちをより強く糸島に向かわせているのかもです。

詩ちゃん

悲しいことも美味しいものを食べれば忘れられる。

この言葉はたしか、神戸から糸島に移住した直後の落ち込んでいる歩ちゃんに対して佳代さんが言った言葉だったと記憶しています。

記憶間違いだったらごめんなさい。

その佳代さんの言葉を結ちゃんが受け継ぎました。

米田家の第二の呪いみたいなものなのでしょうか。

呪いかどうかともかく、この呪文によって結ちゃんはこれまでいくつかのハードルを超えてきました。

しかし、ついに超えられないハードルが登場。

詩ちゃんのことです。

美味しいものを食べても悲しいことを忘れることなんて出来ないとキッパリ言い切る詩ちゃん。

結ちゃんにとって手強いラスボスが登場しました。

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予習レビュー

三年半経ての登場人物たちの変化

前週の最後が2020年5月。今週は2023年12月からスタート。三年半強がスキップして登場人物たちの状況は大きく変わっています。

以下に変化をまとめてみます。

結ちゃん
前週では、自分が医療従事者であることから花ちゃんが学校でいじめられたことに心を痛めた結ちゃん。

塚本さんからは転職を勧められもしました。

菜摘ちゃんが働くコンビニ本部から誘いが会ったこともあり、塚本さんはその会社への転職を勧めたわけです。

しかし結ちゃんは大阪新淀川記念病院に留まりました。

そして今年で9年目の管理栄養士として塚本科長の補佐という役職に就いています。

翔也くん
今週、翔也くんはすでに理容師の資格を取得しています。

資格を取得したのは二年前。

理容師として二年が経過し三年目。

今では指名が入るほどに腕を上げています。

歩ちゃん
前週、歩ちゃんはネット販売に力を入れることで会社の売上は好調というエピソードがありました。

今週も歩ちゃんの会社は引き続き好調。

それに加えてどうやらユーチューバーになったらしい。

ギャルマインドの伝道師という異名を持つユーチューバーです。

もちろんドラマの中ではユーチューバーだのユーチューブという言葉は出て来ません。

しかし動画の配信によってインフルエンサーになっているので、間違いなくユーチューバーにもなったのでしょう。

花ちゃん
花ちゃんは中学一年生で、相変わらずサッカーに夢中。

サッカーに夢中という点は前週以前と同様ですが、思春期を迎えオシャレに目覚めたというのが今週の花ちゃんの設定。

やはりママや叔母さんの血もひいているようです。

聖人さんと愛子さん
今週に入って、聖人さんと愛子さんは頻繁に糸島に行くようになっています。

一人になってしまった佳代さんの様子を見るためです。

そんな中で愛子さんが糸島への移住を希望し始めます。

そして糸島移住をめぐる聖人さんと愛子さんの気持ちのすれ違いが今週の大きなテーマの一つです。

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POSTED COMMENT

  1. ミノア より:

    そう言えば翔也くんを指名したお客さん、バンドやっててうだつが上がらす諦めるのを情けないと言って、そんなことはないと励まされたあの青年ですかね

  2. 名乗る程の者ではございません より:

    この頃はオリックスはすっかり大阪のチームになっていたんよね、神戸といえば世界最高峰のフットボーラーであるイニエスタが所属していたヴィッセルなんだよね

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