あんぱん

あんぱん 第6週「くるしむのか愛するのか」予習レビューとあらすじ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あんぱん』
2024年5月5日 〜 5月9日放送

あらすじ

嵩が東京高等芸術学校図案科に入学

昭和12年(1937年)4月。嵩は東京高等芸術学校図案科に入学。嵩は同級生となった辛島健太郎と一緒に大森で下宿することになりました。

嵩は「柳井嵩子」の名前でのぶに手紙を送り、自由を楽しんでいることを知らせるものの、日々軍国教育を受けているのぶには別の世界の出来事にしか映りませんでした。

豪に召集令状が届く

ある日、豪に召集令状が届きました。蘭子の気持ちを察していたのぶは蘭子の背中を押しました。そして蘭子は、豪に自分の気持ちを初めて打ち明けました。

豪は蘭子の気持ちを受け止めた豪は言いました。戻ってきたら結婚してほしいと。その日の夜、羽多子のはからいで蘭子と豪は二人きりで過ごしました。

のぶの活動が新聞に掲載される

のぶが戦地の兵隊に慰問袋を送る活動が新聞に掲載されました。その知らせを聞いた嵩は、東京から電話でのぶを祝福しました。

しかし嵩が東京での「自由」の話をするとのぶは激怒。国のために働く兵隊のことを考えたことがあるのかと言い捨て、電話を切ってしまいました。

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今週の展開

26: 5/5(月)
27: 5/6(火)
28: 5/7(水)
29: 5/8(木)
30: 5/9(金)

予習レビューと史実のリアルエピソード

リアル嵩くんの学生時代

昭和12年(1937年)4月、リアル嵩くんは東京高等工芸学校図案科への入学が決まり上京。

東京での生活が始まりました。

高知の旧制中学が質実剛健を重んじる校則が厳しい学校だったのに対して、東京高等工芸学校は自由な校風で知られる学校でした。

また、現在の田町にあった同校は銀座にも近く、華やかな銀座の街並みはデザインを学ぶリアル嵩くんにとってはもう一つの学校のような存在でした。

リアル嵩くんが東京高等工芸学校に入学した翌年4月に国家総動員法が制定。

リアル嵩くんも戦意高揚のためのポスターを描かされたり、軍事教練への参加を強いられるなどしたものの、リアル嵩くんの東京での生活に大きな影響はありませんでした。

しかしリアル嵩くんが卒業した昭和15年(1940)からは、東京高等工芸学校も自由な服装から詰襟の学生服に変更。

自由な校風は失われてしまいました。

リアル嵩くんの作詞家としての才能の芽生え

高知県で過ごした中学生時代、リアル嵩くんは雑誌の漫画コンクールへの応募を繰り返していましたが、応募していたのは漫画だけではありませんでした。

リアル嵩くんは詩や作文のコンクールにも応募していました。

そして漫画と同様、作文のコンクールにおいても何度も入選を経験しました。

しかし、詩だけは何回応募しても入選には至りませんでした。

後年、リアル嵩くんは作詞家としても活躍することになるのですが、中学時代のリアル嵩くんに作詞家としての才能はまだ芽が出ていなかったようです。

リアル嵩くんの作詞家としての才能の芽生えは上京し東京高等工芸学校図案科に入学してからでした。

リアル嵩くんは東京の古本屋で井伏鱒二の著書と出会い、井伏鱒二の詩に触れる機会もありました。

そして井伏鱒二の口語のようなわかりやすい詩に新鮮な感動を覚え、それ以来、そのような詩作に取り組み、後の作詞家としての活動につながったと考えられています。

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