2024/5/27(火)第9週「絶望の隣は希望」
あらすじ
寛が亡くなり柳井家の人々は悲しみに沈みました。
のぶは羽多子とともに柳井家に弔問に訪れ、千代子に誘われ献杯しました。
そして、家に戻ったのぶは、嵩に届けるようにと草吉からあんパンを渡されました。
そのころ嵩は、空き地のシーソーで一人で座り、これまでの寛の言葉を思い出しながら嵩は涙を流していました。
そんな嵩に、のぶはあんパンを差し出しました。
そして、寛を「お父さん」と呼ぶことが出来なかった後悔を口にする嵩に、のぶは寄り添い続けました。
参考:地デジ番組表
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
のぶちゃんの祝言の準備が進む
前週の終わりごろ、のぶちゃんと次郎さんの結婚が決定。
朝田家は祝福ムードに包まれました。
そして今週は昭和15年(1940年)1月。
のぶちゃんと次郎さんの祝言の準備が進んでいるところから始まります。
次郎さんは船乗りです。
そのため、次郎さんの時間は船上にいることがほとんどです。
なので、次郎さんが航海に旅立つ前のわずかに陸の上にいるタイミングに、祝言をあげることが決まりました。
ところで、のぶちゃんの祝言を、本当は派手に祝ってやりたいのが朝田家の人々の気持ちです。
特にカマジイの性格を考えると、可愛い孫娘の祝言を全力で祝ってあげたいところかと。
しかし今のご時世ではそれも無理。
贅沢は敵だ、という時代ですから。
そこで、家族だけのささやかな祝言にすることに。
そんな状況から今週のストーリーが始まります。
のぶちゃんの結婚
実は今週、寛先生が亡くなります。
寛先生の最期については次の項でお伝えします。
さて、寛先生が亡くなった翌月。
のぶちゃんと次郎さんの祝言の日を迎えます。
上にも述べたように家族だけのささやかな祝言です。
朝田家と若松家、両家の家族たちがのぶちゃんと次郎さんを囲んで記念撮影。
記念撮影にはヤムおじさんも加わります。
撮影するのはカメラが趣味の次郎さん。
しかし新郎が写真に入らないのは困る。
そこで、ヤムおじさんと撮影交代。
この記念写真だけがのぶちゃんと次郎さんの祝言の思い出です。
ところで、記念撮影にあたりのぶちゃんは結太郎さんの遺品のソフトハットを膝に乗せて。
蘭子ちゃんは豪くんの遺品の袢纏を膝に乗せて記念撮影に挑みます。
その際、蘭子ちゃんは豪くんの遺品の袢纏をカマジイの肩にかける気遣いを見せます。
悲しみを共有する蘭子ちゃんとカマジイ。
切なく美しい場面ですが、こんな気遣いを見せられるようになったのは、蘭子ちゃんの心が癒され始めていることを示しているのかな?とブログ主は期待しています。
のぶちゃんと次郎さんの新婚生活
今週、祝言をあげるのぶちゃんと次郎さんの新婚生活が始まります。
のぶちゃんと次郎さんは、高知市内に新居を構えます。
女子師範学校の寮に入るために一度は朝田家を出たのぶちゃん。
御免与尋常小学校の先生になってからは朝田家で暮らしていましたが、再び朝田家を出ていくことになります。
なお、のぶちゃんは結婚後も教師を続けます。
そこでのぶちゃんは高知の自宅から御免与尋常小学校まで汽車で通勤を開始。
以上が今週ののぶちゃんの変化です。
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