あんぱん

嵩と健太郎が雑貨を売る / あんぱん 第67回

2025/7/1(火)第14週「幸福よ、どこにいる」

あらすじ

高知新報が夕刊発行の申請を行い、同社は朝刊だけでなく夕刊も発行することになりました。

夕刊発行を機に、のぶは夕刊を担当することになりました。

また、のぶが記者として採用されるきっかけを作った東海林は夕刊の編集長を任され、のぶの先輩記者の岩清水も夕刊の担当になりました。

そのころ、嵩は健太郎とともに進駐軍の兵舎で廃品回収を行い、回収した廃品を雑貨として再生。

その雑貨を売って生活をしていました。

そんなある日、嵩は回収した廃品の中にアメリカの雑誌を見つけました。

その雑誌に掲載されていた斬新なデザインを見た嵩は、久しぶりに心が踊るのを感じました。

参考:地デジ番組表

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鑑賞後の感想

感想欄は放送後に追記します。

予習レビューと史実のリアルエピソード

のぶちゃんが高知新報で働き始める

高知新報にとっては戦後初となる女性記者として入社したのぶちゃんの、新聞記者としての新しい生活が始まります。

ところで前週、高知新報への就職が決まったのぶちゃんに対して蘭子ちゃんがこんなことを言いました。

「お姉ちゃんが記者、大丈夫?」

羽多子さんとメイコちゃんも、蘭子ちゃんのこの問いかけを受けて「なんか要らんことしそう」と懸念を表明。

一方、のぶちゃんの採用を決めた理由を高知新報の東海林さんは次のように語りました。

「人手不足で猫の手も借りたい(中略)猫の手として採用する」

のぶちゃんはあくまでも猫の手です。

どうやら即戦力としては期待されてはいないらしい。

にもかかわらずのぶちゃんは、入社初日から取材現場に放り込まれてしまいます。

猫の手が要らんことをしてしまうのか?

色々と混乱が起こることが予想されます。

【史実】リアルのぶちゃんが新聞社に就職するまで

今週から描かれるのぶちゃんのエピソードは史実をモチーフにした展開となります。

そこで、史実の中でリアルのぶちゃんが新聞社に入社するまでの間にどのような人生を歩んできたのか。

簡単にまとめてみます。

リアルのぶちゃんは女学校を卒業後、師範学校には進学していません。

リアルのぶちゃんは、女学校卒業後は上京して東京の会社に就職。

しばらくその会社で働いた後に結婚しました。

この結婚相手が次郎さんの実在モデルです。

結婚相手はのぶちゃんよりも6歳年上で高知県生まれの男性です。

次郎さんの年齢はドラマの中では明らかにされていませんでしが、のぶちゃんより大人の落ち着きがあったので6歳ぐらい年上の設定なのでしょう。

さて、リアル次郎さんは日本郵船に勤務していました。

戦争が始まって海軍に召集。

そしてリアル次郎さんは、終戦直後に病死しました。

終戦直後の死別の史実はドラマの中でも再現されました。

夫を亡くしたリアルのぶちゃん。

自力で生活する必要が生じる中、たまたま女性記者を募集していた高知新聞社に応募。

女性記者の採用条件は

・高等女学校卒業以上の学力があること
・20歳から30歳まで

リアルのぶちゃんは高等女学校卒。

そして1924年生まれで応募時の1946年は24歳でした。

【史実】リアルのぶちゃんが新聞社に就職

昭和21年(1946年)4月、リアルのぶちゃんは高知新聞社の戦後初の女性記者として入社しました。

このとき、女性記者の募集枠2名に対して応募総数は31名。

15倍の競争率を勝ち抜いての入社でした。

リアルのぶちゃんは入社後、最初に配属されたのが社会部でした。

しかし、高知新聞社で『月刊高知』という雑誌を創刊することが決まり、リアルのぶちゃんは『月刊高知』編集部に移動。

新聞記者として入社したはずが編集者として働くことになりました。

なお、リアルのぶちゃんが高知新聞社に入社した二ヶ月後の昭和21年(1946年)6月。

リアル嵩くんが高知新聞社に入社しました。

リアル嵩くんの高知新聞社への入社が、記念すべきリアルのぶちゃんとリアル嵩くんの出会いの瞬間です。

ただし、ドラマの中でのぶちゃんと嵩くんが同僚として再会するのは次週以降になりそうです。

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