2025/11/20(木)第8週「クビノ、カワ、イチマイ。」
あらすじ
不慣れな女中の仕事でトキはヘブンを怒らせてしまいました。
その一方で武家の娘のたしなみとして身につけた茶の湯や生け花によって、ヘブンはトキを見直し始めました。
トキは茶の湯や生け花を改めて習い直そうと決めました。
そしてトキはタエのもとに足を運び、再び稽古をつけてほしいと頭を下げました。
そんなある日、トキがヘブンのシャツにアイロンがけをしているところに急な来客がありました。
ヘブンの仕事に邪魔にならぬよう気をつかいながらトキは来客を迎えました。
参考:Yahoo!テレビ
第13週
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鑑賞後の感想
感想欄は放送後に追記します。
予習レビューと史実のリアルエピソード
今週、ヘブンさんの大事な女性にスポットが当たります。
ヘブンさんの大事な女性とはイライザさんのことです。
今週の段階ではトキちゃんのことではありません。
ヘブンさんの大事な女性
イライザさんが最初の登場したのはアメリカの新聞社の場面です。
アメリカでのどん底の生活から抜け出し新聞社の編集長にまでなったヘブンさん。
特集記事のアイデアはないかとヘブンさんが部下たちに問いかけると、部下の一人の女性が日本はどうかと提案しました。
この女性がイライザさん。
その場面ではイライザさんがヘブンさんと一緒に日本に行きたいという思わせぶりなセリフを口にしました。
このセリフによって、ヘブンさんとイライザさんの関係が上司と部下の関係以上であることが暗示されました。
またヘビとカエルのナレーションが、ヘブンさんとイライザさんの二人を「いい感じ」と表現することで二人の関係が特別なものであることが強調されました。
次と、その次のイライザさんの登場場面は写真のみ。
松江に着いてすぐ、文机の上に置いたイライザさんの写真に向かって、日本滞在記を書き上げたら帰国すると呼びかける場面。
そして花田旅館の女将であるツルさんが、ヘブンさんが滞在している部屋の清掃中に、イライザさんの写真を見つけてきっと恋人であろうと口にする場面。
これら三つの場面によって、ヘブンさんとイライザさんの関係が印象づけられました。
ヘブンさんとトキちゃんの関係の変化
前々回の本欄でも記しましたが、今週はヘブンさんとトキちゃんの関係が変化する小さな一歩が描かれる記念すべき週です。
旅館を出て借家住まいを始めたヘブンさん。
自分の身の回りの世話をしてくれる女中が必要ということでヘブンさんは、トキちゃんを女中として招きました。
しかし・・・
妾を囲ったと誤解される。
雇った女中は英語がまったく分からない。
ヘブンさんの想定していなかったストレスが続々と発生。
しかし、そんなヘブンさんのストレスに対して真剣に向き合い気づかいを忘れないトキちゃん。
細やかな心づかいをしてくれるトキちゃんにヘブンさんは心を開いていくようです。
そんな中、将来のヘブンさんの伴侶であるトキちゃんの気づかいと、今現在のヘブンさん恋人であるイライザさんが写真を通して交錯します。
イライザさんの存在の大きさを察するトキちゃん
ある日、ヘブンさんの教え子の中学生たちがヘブンさんの家に集まります。
錦織くんも一緒に来るようです。
そして、ヘブンさんは集まった生徒たちと錦織くんにクイズを出す。
出題されたクイズはすべてヘブンさん自身に関すること。
おそらく生徒たちは授業中にヘブン先生から聞かされているので答えを知っているのでしょう。
ところが錦織くんだけが正解できない。
そこで、錦織くんは自分だけが知っているであろうカードを切ろうとします。
イライザさんの写真のことです。
この写真は何者なのか?
錦織くんはそんな問題を出そうとするらしい。
すると、錦織くんを制止するトキちゃん。
写真の主はヘブンさんにとって大事な人であろうと察するトキちゃんは、大事な人をクイズのネタにしようとする錦織くんを制止するわけです。
将来のヘブンさんの伴侶と今の時点でのヘブンさんの恋人が交錯する瞬間です。
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