NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ばけばけ』
2026年3月23日 〜 3月27日放送

あらすじ

『KUWAIDAN』

トキとヘブンが二人で力を合わせて書き上げた『KUWAIDAN』が出版され、アメリカから届きました。

トキとヘブンは出版された『KUWAIDAN』を手に喜びを噛み締めました。

ヘブンの死

『KUWAIDAN』が届いた数日後、ヘブンの体調が急変。

ヘブンはそのまま帰らぬ人となってしまいました。

イライザ来日

トキたちがヘブンの死を悲しむ中、アメリカからイライザがやって来ました。

トキがきっかけとなりヘブンが『KUWAIDAN』を書き上げたことを知ったイライザは、トキにヘブンのことを書いてほしいと依頼するのでした。

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今週の展開

121: 3/23(月)
122: 3/24(火)
123: 3/25(水)
124: 3/26(木)
125: 3/27(金)

予習レビューと史実のリアルエピソード

今週、ヘブンさんが亡くなります。

いつだったか髙石あかりさんが『ばけばけ』最終週の脚本を初めて読んだとき、涙が止まらなかったとおっしゃっていたインタビュー記事を読みました。

涙が止まらない。

きっとヘブンさんの最期がドラマの中で描かれるのであろうとブログ主は予想していましたが、やはり最終週はヘブンさんが最期を迎えるようです。

そんなわけで最終週の本欄では史実での小泉八雲の最期の日々をご紹介します。

小泉八雲の最期の日々

最初の発作から数日後。

小泉八雲の書斎の庭に、不思議な光景が広がりました。

いつも小泉八雲が愛した桜が、一枝だけ返り咲きをしていたのです。

季節外れの花を見て、セツは「八雲がこの世を去る前に暇乞いをしに咲いたのだろう」と感じたといいます。

同じ頃、大切に飼っていた松虫の声が弱くなり、鳴きやむことも増えました。

小泉八雲は気づかうように「暖かい日に草むらへ放してやろう」とセツに話し、虫の命を思いやっていました。

9月26日の朝、小泉八雲は「西洋でも東洋でもない、とても遠いところへ旅した夢を見た」と話しました。

そして、「旅をしたのが本当なのか、今煙草をふかしているのが本当なのか」とも言いました。

現実と夢の境界があいまいになるような、どこか不思議な言葉でした。

そんなある日の朝、一雄が小泉八雲に朝の挨拶をしました。

本来なら「グッド・モーニング」と交わすはずのところ、この日だけは違っていました。

小泉八雲は静かに「プレザント・ドリーム(おやすみ、良い夢を)」と声をかけたのです。

驚いた一雄は「イム・トゥー(パパも)」と返しました。

このやり取りは、まるで別れの前触れのようでした。

その日の夜、夕食を終えた小泉八雲は書斎へ向かいました。

すると再び強い胸の痛みに襲われ、「先日の病気、また帰りました」とセツに伝えました。

セツはすぐに横になるよう促し、小泉八雲は寝床に入りました。

その後、小泉八雲が目を開くことはありませんでした。

静かに息を引き取り、その顔は苦痛の跡を見せることなく、わずかに微笑んでいたといいます。

生涯を通じて多くの物語を紡ぎ、異文化の橋渡しをしてきた小泉八雲。

その最期は実に穏やかでした。

早稲田大学での再出発からわずか1年。

その短い時間の中で、家族と過ごす静かな日常、病の影、不思議な夢、そして家族への最後の言葉が重なり合い、小泉八雲の人生は静かに幕を閉じました。

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